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WTIはどこまで下がる?

こんにちはRIKANAです!

今回はWTIの下げ目途を予測しましたので投稿します。

ご存じの通り、3月の「OPECプラス」にて協調減産体制が崩壊し、サウジアラビアとロシアによる石油価格戦争が始まったとの観測で米国原油の指標であるWTIが大暴落しております。

現在は多くの投資家がどの水準で下げ止まるのか?と注目していることかと思いますので、前回の「トレンドラインの引き方(我流)」でご説明した方法でどの辺が底になるのかを予測していきたいと思います。

まずWTIの2014年~の週足チャートをご覧ください。

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2014年6月に107.22ドルを付けていたWTIは2016年1月に27.70ドルと30ドル割れの水準まで下がり、2018年9月に76.77ドルまで戻り、現在再び30ドル割れの水準で推移しております。

2016年からの動きが下記の通りです。

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2016年1月に付けた27.70ドルを起点に、「水色四角1」の18°上昇ラインで推移しておりました。しかし2018年11月に「水色丸5」にて18°ラインを下にブレイクし、「水色四角2」の18°下降ラインが形成されたことにより、「水色丸6」で再度下に打ち返され下落している最中に「OPECプラス」の協議決裂が起き、「水色四角2」の18°下降ラインをさらに割り込み、「緑色四角1」の54°下降ラインに突入しました。

従ってこの「緑色四角1」54°下降ラインの下限が、一旦の「下げ目途」となります。

水準で言いますと「緑色丸2」にあります「18~16ドル」がその水準です。

実は以前もWITは激しい下落局面でこの54°下降ラインの下限で下げ止まる動きを見せております。

下のグラフは2014年~16年のWITの週足です。

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2014年8月に「水色丸1」で水色18°上昇ラインを下にブレイクした後、2015年1月の44.55ドルで一旦下げ止まっているのがご確認いただけるかと思います。

俯瞰してみますとこの「緑色の54°ライン」の中で推移しており、このチャネルラインをブレイクするまでは下降基調が続くと思います。

もし「安いから」という理由でWTIの商品先物トレードを検討されている方であれば、ご参考にしていただければと思います。

ただし!この予測はあくまで私の私見ですので、ご投資の際は「自己責任」でのご投資を宜しくお願いします。

それではまた!

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