19の煌きオフレポ

 オフレポ初めてだけど折角なので書きたい!というとりあえずやってみよう精神。なんてったってオンリーに同人誌なるものを出してしまった以上書かないわけにはいかない。

・前日以前

 文庫本を完全手づくりしたことについてはめちゃめちゃ長くなるため別記事を参照。その他やったこととしてはどこで何するかを決めつつ(インクスタンド)、予約が必要なところについては予約しつつ(インクスタンド)、楽しみなことに想いを馳せる(インクスタンド)などしていた。おい19どこいった。

・19の煌き前日(2/22)

 日が変わってからトランクをパンパンにして寝て、9時前には家を出て上京。目指すは一路インクスタンド。東京駅1430→インクスタンド予約が1530かつ昼食をとっていなかったためにめちゃめちゃ急いでいた。インクスタンドへの道すがらカキモリの位置も確認し(かなり混んでた)、トランクが重いなあと愚痴りながらもなんとか間に合った。
 インクスタンドは普段なら入れないタイプの見た目のお店で、うっわあと思いながらも自分の席へ着座。すると待ち受けていたのは21個の小瓶とガラスペン。小瓶に入っているのは17色のインクに3色の濃いインク、そしてうすめ液だ。待っているとすぐに説明がはじまり(意訳:3色使って45分で好きなだけ色を作れ!)、なんとなくの最終形を決めていた私はおっかなびっくり色を混ぜ始めた。
 時間は一瞬だった。私が今回作りたかったのは緑青色で、色の強弱でどちらとも取れそうな色、というふわっとしたイメージだったため、細かい比率に非常に悩むことになった。最初はできたら二色持って帰りたいなあと思っていたが、砂糖菓子より甘かった。

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完成したインクで書いた文字

 最終的にはこんな感じの色が出来上がった。一応ちゃんと緑のような青色が出来上がったと思う。満足。
 完成後インクの調合に時間がかかるとのことで、終わった足でカキモリへ。インクスタンドの方のトランクは預かってくれるとの言葉に甘えてしまった。ありがたい。で、カキモリでは色々な紙を試し万年筆を試し、東京などしばらく来ねえ!とばかりに勢いでノートを作ることにした。

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購入したノート。桜色が素敵

 B6サイズのノートには4冊分フルで紙を挟んでもらい、角も補強。リングも赤金色にして暖系色で統一してみた。お値段は張るがまあ体験代としては悪くない。この3点一セットで1万円なら十分だろう。
 今度はノートを作ってもらう間にインクを取りに行き、ホテルにチェックイン、そしてカキモリへとんぼ返りしてノートを受け取る。そうこうしていると約束の時間が近づいていたので急いで0次会カラオケへ。ちなみに幹事だったが運営はガバガバだった。ごめんなさい!常連さんたちとの0次会も楽しかったが(サプライズも成功したし)、こういった体験にお金を使う楽しさを知ってしまった感があるのは収穫だと思っている。

・19の煌き当日(2/23)

 当日はなぜかやたらと早く目が覚めた。5時前。委託とはいえ、精神的に追い詰められる何かがあったのかもしれない。もしくはただの遠足前の子供。でもみんな6時くらいから活動開始してたっぽくて笑っていた。持ち込んだモンエナ二本目を飲みつつマックで朝を済ませるとネタを仕込むためにウェルチを購入。見つけたのはスーパー三軒目。疲れた。
 11時に突撃するとそれなりの人出で、開場時には40から50人くらいは並んだだろうか。委託本のあとがたりでも述べているが、ゆうりさんが最初の一冊を買ってくださったようで一人でもだもだしていた。開場と同時にうたたね書店へ並び、開始と同時に一式を購入。ついで隣のミレイちゃんねる(本当にお世話になりました!)へ行って既刊とアクキーを購入。この記事を読む程度にバーチャルオーディションを知っている人でまだ買ってない人はぜひ読んでみて欲しい。多分そのうち通販で物理本が手に入るはず。

 あとはひたすら知り合いを声で判別する作業をしていた。そして現場にいながらもついったーで会話する陰キャムーブをかまし、時折一周会場を回ってはおっさんの顔が描かれた紙の代わりに本を持って帰ってくるみたいなことを繰り返していた。そんなこんなでいい時間になったのでお昼離脱をし、Slumber完売事件をTLで眺めながらハンバーグを食べた。
 会場に戻ると、折角仕込んだネタをミレイちゃんにお願いすることに。ウェルチブドウ味を注いだアクリル製の割れないワイングラスでぽーにぽにぽにぽにと高笑いしながらペットの虚無を撫でるミレイちゃんに爆笑した。あとは最後のほうまで元気にバーチャル売り子をするゆうりさんにエネルギッシュだなあと感心しながらアフターのプレゼント大会へ。こちらは2/3くらいしかいられなかったが、なんと九条家四人のステッカーをゲット。大事にしようと思う。
 打ち上げではご飯とアナログゲームを楽しんだ。一押しはツギハギだらけの物語。あれはとても楽しかった。みんな前の人が読み終わった瞬間に手をあげる超瞬発型与太話作製ゲームになっていた。

・19の煌き翌日(2/24)

 直前に次の日も遊ぶことになったので、20日くらいに急いで23日の宿をとった記憶がある。当初は漫画喫茶で夜を明かして朝帰るつもりだった。この日も5時間ぐらいでボドゲを3つ4つしてとても楽しい時間を過ごすことができた。なんなら3日間連続で会った人もいるし3食ほど共にした人もいた。なんだそれ。夕食まで食べて帰ってきたので家についたのは夜10時過ぎ。そしてそこから始まる推しの19の煌き感想配信。寝たのが日が変わってからと、本当に充実した3日間になった。

・まとめ

 本当に今回は楽しかったし色々な人にお世話になった。そしてインクづくりや同人誌の作製、沢山のボドゲと濃い体験をすることができた。一緒に過ごして楽しいっていいね。本当にありがとうございました。

 出会ってたったの一年、されど一年。ここでみんなと一緒に紡ぎ結んだこの縁というものが、千年でも続けばいいと願ってやまない。

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