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2週間お留守番だった猫の話

長期の旅に出かけるに当たって、一番の心配は「猫の世話をどうするか」でした。これまで最高で3日家を開けたことがありましたが、さすがに2週間は未知の領域です。
準備の過程と、結果的にどうだったかをまとめます。これ、ほんとにねこ自身の気質による部分が大きいと思うので、一例のご参考程度で。

第1案「猫好きの友人に預ける」
多頭飼いしている友人がいます。以前お願いした時には、ケージで数日慣らして→1部屋解放と、理想的な環境にしてくれました。
今回もお願いする予定だったのですか、本人の体調不良で預けるのが難しくなり、この時点でどうしよう、と、かなり焦りました。

第2案「娘の部屋に預ける」@ペット可能のシェアハウス
利点・様子をみられる
欠点・東京までの新幹線移動と、2週間ケージ生活というストレスがある
  ・数年間は一緒に暮らしていたのに、離れてからは慣れるのに数日かかっている。負担が大きすぎる?
  ・ほかの猫の匂いがストレスか?

第3案「自宅のまま、友人に水とトイレの世話を頼む」
利点・環境をかえずに過ごせる
欠点・野良気質で他人に慣れない。つまり他者との接触が一切なくなる

2案と3案で悩み、かかりつけ獣医に相談し、FB上で意見を募りました。
すると全員一致で第3案。幸い「お役に立てれば嬉しいです🎶」とお世話を引き受けてくれる友人もいて、鍵を預けることにしました。

環境 ・窓を細く開けた状態でロックし、風通しを確保
   ・エサは自動給餌器で一日2回
   ・こぼした時を考えて水を2か所に配置
   ・小さな照明と、テレビは小音量でつけっぱなし

さて結果です。
友人は1日から2日おきに通って、水の交換とトイレ掃除を引き受けてくれました(猛烈感謝)。案の定、猫は一度も姿を現さなかったそうです(本当申し訳ない。汗)。絨毯がぐしゃぐしゃになってたり、吐いた跡やトイレで生存確認。
後半は抜け毛もあり。

2週間ぶりに私が戻った際も、1時間ぐらい姿を現しませんでした。
そのうち、とっ、と音がして押し入れの上段から降りてくるがして、その後はやたらニャーニャーニャーニャー鳴いて、頭をゴツゴツぶつけてきました。
甘えてくることが多いので、やはり寂しかったんでしょうな。
それと、うちのはごく普通の野良なんですが、ブラッシングを怠るとこうなるもんかね、と驚くほど抜け毛がひどい。無心でブラッシングすると、洗面器いっぱい取れました(笑)翌日もまた無心で梳かして、洗面器いっぱい。
でも元気でよかった。

ちなみに帰宅2日後、数時間外出して戻った時にもニャーニャー鳴いて、ゴツゴツしてきました。また置いてけぼり食ったかと思ったんでしょうか、申し訳なかったです。
変わった様子がないか、しばらくは注意してみようと思っています。

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