見出し画像

【カミーノ1日目】縁あった人とのひととき、そしてボンカミーニョ

ポルトからヴィラニーニョ、予定通り終了
16時着だが、予約のおかげでスムーズにアルベルケに入れました。

初・カミーノ道順の黄色矢印発見
初・巡礼者メニュー体感
初・ポルトガル式コーヒー
人生初に満ちていて、体感的に長く感じられた1日でした。

本日の一番は、やはり人生は、ご縁のあった人と、ひとときを共有できる悦びに尽きるということを再認識したこと

この道であっているかな?と地図やアプリを広げている時、通りすがりの方が何度も、言語も通じないのに、教えてくれました。遠くで立ち止まって心配そうに見守り、最後には笑顔で大きく手を振り合えた人もいました。

中学生の集団が、すれ違いざまに、「ボンカミーニョ」と何気なく声をかけてくれました。彼らがその日常で、自然に人を幸せにする振る舞いができていることに、感動しました。

話が全然通じないおじいちゃんと、とうもろこし畑の真ん中で大笑いしました。おじいちゃんはご機嫌で、お前ハッピー?俺もハッピー。自分は90歳でこんなに元気だぜ?さあもう行った行った、よい巡礼をな、と身振り手振りで話してくれました(リカ意訳)

アルベルゲ(巡礼宿)では、日焼けした各国のなかまと、ポルトワイン飲んで談笑しました。談笑?半分しかわからんかったけど、同行友人おのPさんのおかげ。時間リッチな夕暮れでした。

まだ1日目が終わったところなのに、私達大丈夫だわって思えてるし、もう終わるのが惜しくなっています。
本日のアルベルゲは、奥さんの名にちなんだ名前がつけられてました。ポルトワインのおつまみは、奥さん手作りのココナッツ入りけーきでした。
ご主人によると明日のルートは、さらにビューティフルらしいです。

よい巡礼を、という挨拶は「ブエン・カミーノ」というとばかり思い込んでいました。巡礼者用アプリのひとつの名前もこれ。
でも実際ポルトガルの道を歩きはじめて聞かれるのは、当たり前だけど「ボン」の音

ポルトガル語で「ボン・カミーニョ」
一期一会の出会いをお祝いしつつ、笑顔で交される言葉
また一歩この国に近づけた気持ちです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?