見出し画像

日本の心を紡ぐ夢

Wellbeingのあり方を追求するイメージコンサルタントの あべりかです。
今日はこちらのイベントに参加させていただきます。

叶えたい夢

『セルフケアの一環として和の文化の紹介』
『和の心を伝えていくこと』
『文化を柔軟に楽しむための知識共有』

先人から伝えられた日本文化という知識を、Wellbeingの視点から出版したい。

【私のWellbeing】
・身体的にも、精神的にも、社会的にも「よい状態」であること
・「個でありながら共」という日本的なwellbeingを基本とする


不機嫌をご機嫌に

「自分の機嫌を自分で取れたらもっと楽に生きられる」

私はいつもそのことを意識しています。



不機嫌そうな人・・・あ、私だ。ショーウインドーに写った私だった。

日常で笑っていない自分に気づいた。
失礼のないようにしているつもり。
でも、もしかしたら「ありがとう」を出し惜しみしているのかもしれない。
いつの間に、感情面での省エネを覚えてしまったのだろう。

ラベリングで、心地よい選択について書いた。

常に心地よい選択は、大人になるといろんな環境や条件で、先送りしなければいけないこともある。
心地よい選択を見送るのも、それも選択だからそれでいい。
それはそれで、ある意味コミュニケーションにおける省エネにつながる。

でも、ちょっと心がササくれたり、ザワザワっとする。
それが、いつどんなふうに出てくるのかわからないのが、人間という動物の面白さ、奥深さでもある。

私は不機嫌になりそうな時、一人の時は鼻歌を歌うようにしている。
帰り道、辺りを見回し、誰もいないのを確認してからスキップなんてしたりしている。

そして、日常のケアとして、時にスペシャルなケアとして、文化の力や食べ物、五感の力を借りる。

そう。この知恵を共有したいのだ。
Wellbeingを身近な言葉で表現するなら、ご機嫌さんな状態だと気づいた。
ご機嫌さんな人を増やしたい。

コミュニケーションの中で自分が最後になってしまいがちな人は多い。
人をサポートする人は、なぜか自分を助けるのが苦手なことも知っている。
だからこそ、自分を癒す術として、和の文化を楽しんでほしい。知ってほしい。


心のセンサーを働かせる『和の心』

日本の文化は、そっと心に寄り添ってくれたり、時に自然の摂理を教えてくれます。またコミュニケーションのあり方を見つめさせてくれたりもします。
私は日々の暮らしの中で『日本の文化』を楽しむことをお勧めしています。

ちょっとした和の文化に心を寄せる時間が、自分を癒す時間にもつながります。
例えば、急須でお茶を淹れている時間。私は急須に蓋をせず、湯の中で解ける葉を眺め、一緒に私も緩みます。
すると、その日あった嬉しかったことが心をもっと満たしてくれたり、落ち込んでいたことが急に小さいことに見えたり、知らない間に心に作用してくれるのです。


ライフスタイルにあわせる柔軟性は創造性


連綿と続く歴史の中で、日本文化は時に昇華し、時に柔軟に対応してきました。
雅な世界、侘び寂びに見る世界観、江戸の粋の感覚など、先人たちの生きた鼓動が聞こえます。

例えば、江戸時代の粋でいうなら、四十八茶百鼠。これは、茶色と鼠色の膨大なバリエーションを表現したものです。

四十八茶百鼠
江戸時代後期、幕府は豊かになった町人や商人に贅沢はしちゃダメ!という「奢侈禁止令」を出し、庶民の着物の色・柄・生地・値段に、規制をかけました。庶民が着られる着物の色は「茶」「鼠」「藍」のみ。そんな中でもお洒落をあきらめないのが町人の意地です。許可された色の範疇で、「海老茶(えびちゃ)」「団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)」「梅鼠(うめねず)」「利休鼠(りきゅうねず)」など、微妙な染め分けをした新色を続々登場させました。改めて見ると、これ茶色?これ灰色?なんて色はたくさんありますが、落ち着いた色調を基本として「人とは違う着物」「粋な着物」を追求したわけです。

お寿司や天ぷらだって、江戸時代はファストフード的な存在。グルメの街だった東京は食のガイド本まで出ていたそう。
お煎茶だって、茶道の作法に嫌気がさした文人達が始めたものです。

だから、和の文化を、身構えず、楽しんでほしいのです。
ご自身なりのアレンジで十分。
アレンジする時、その文化の背景を知っておくと、アレンジに柔軟性と創造性が出ますし、お子さんの知識を深めながら会話も楽しめます。

例えば、もうすぐ迎える子供の日
その背景を知っていれば、こんな可愛らしいこどもの日もありですよね。

画像1

マカロンの色合いは、飾られる菖蒲の代わりに、この時期のかきつばた(杜若)の彩りかな。かきつばた(杜若)の花言葉は「幸運は必ず訪れる」だから、このケーキでプチハッピー♪

四季とともに発展した日本文化は、その折々に、日々の穢れを祓い、八百万の神様やご先祖様に感謝しながら、健康や収穫を願う年中行事としても、たくさん生活の中に根付いています。

少しでも、和の文化を通じて、Wellbeingなご機嫌さんな日が増えることを期待しつつ、本にするという夢に一歩ずつ向かってみようかなと思います。

皆さんの夢もたくさん応援しています。


「軽やかに、しなやかに、微笑みとともに」

イメージコンサルティングのスキルを通して、あなたのWellbeingにつながりますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?