そうだ、アイドルやろう②
アイドルやろう、
なんて意気込んでみたものはいいけれど、お客さんとしても行ったことがないアイドルの世界。何から始めていいのか全くわからない。
ただずっと、こんなアイドルになりたいというイメージだけはあった。形にする方法・道具があればすぐにできるだろうという漠然とした自信を、その時の私は持て余していた。
だめだ、このままじゃまたやりたいをやりたいのまま終わらせてしまう。
ただ今回、今までの私と違ったのは、どう思われてもいいから夢を口にすること、絶対実現すると言いまくることだった。
実際その時私は突然「アイドルになる」と周りの人に言いまくっていた。半分以上はふざけて言っていると思ってただろう。
しかしこの夢を言い始めて数ヶ月経った頃、担当してもらっている美容師さんの知り合いに、アイドルをプロデュースしている人がいると紹介してもらえる機会が訪れた。
美容師さんの知り合いの集まりで会わせてもらい、その場でライブをする機会をもらった。2021年最後の日、大晦日の出来事だった。
今までだったら笑われるのが怖くてノートの端っこか鍵アカのツイートで書いていた夢を、恥ずかしげもなく声に出してみると、なんだチャンスってやってくるんじゃん、、
これが引き寄せの法則ってやつの実態かもな、と思った。