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#2 業務スーパー奨学金 選考段階別突破のコツ


2023.09~イギリスリーズ大学に交換留学するtenです☀️

今回は私が合格をいただいた業務スーパージャパンドリーム財団による給付型奨学金について書こうと思います。

欧米諸国への留学であれば、渡航費25万、月20万円支給の太っ腹な奨学金🫶🏻✨
(財団公式HP:https://www.kobebussan.or.jp/overseas.php

今回の記事では、書類と面接それぞれを突破するためのコツをまとめてみました!選考対策にご活用いただけると嬉しいです♪

選考フローとスケジュール

選考フロー

1次 書類 
2次 対面面接

選考スケジュール

全ての申請が所属大学を通して行われるため、学内締め切りは財団が発表する締め切りよりも前倒しになりました。実際、大体のスケジュールは下記の通りでした。

12月    募集要項発表
1月10日頃 書類学内締め切り
3月中旬 書類審査結果通知
4月1週目 対面面接(@神戸)
4月3週目 審査結果通知

各選考の概要と意識したこと

1次書類

私の時には、提出書類は以下の7種類がありました。とにかく準備する書類が多いので、計画的に進めることをおすすめします🙆‍♀️

・申請書
・誓約書
・語学能力を証明する資料の写し
・在学証明書
・学業成績証明書
・指導教員推薦書
・現在履修中の科目が分かる書類

ここでは、1から自分で作成する必要がある「申請書」について書きます!

まず、前半には、諸情報の入力(基本情報、海外経験、留学先大学のアカデミックカレンダー、履修予定科目、語学証明など)があります。特に、履修予定科目については、留学先大学のシラバスを見て、早めに検討しておくことをおすすめします!

そして、後半には以下の質問が用意されていました。

①留学先を選択した理由
②留学先で学びたいこと、経験したいこと
③留学先で学んだことを将来にどう活かすのか
④将来の夢
⑤大学卒業後海外に行く予定の有無。有る場合、何をするのか。
⑥自己PR (A42枚自由記述、提出自体任意)

書類で意識したことは、過去や現在のエピソードを記載することです。留学中やその先の将来のことを答える時でも、過去の経験や学びと紐づけることで、熱意や能力が伝わりやすくなると考えていました🙆‍♀️

例)私の場合は、留学先で挑戦したいことの1つに、現地の人に書道に親しんでもらう機会を作ることがありました。この目標を書く際に、過去のエピソードとして、幼少期から10年以上書道を続けていて技術や知識を持っていること、大学時代には書道家アシスタントとして書道教室の運営に携わり、書道の魅力を人に伝える経験をしてきたことなどを添えました🙆‍♀️

(⑥自己PRは提出していません、、、私の場合は①~⑤の内容の繰り返しになってしまうと考えたので💦)

2次面接

2次の面接概要は以下の通りです

時期:4月1週目
場所:兵庫県三宮駅近く貸出会議室
形式:面接官2名(大学教授)×学生10名
所要時間:1時間
質問内容:①留学先で挑戦したいこと
②①が自身の将来と社会にどのように影響するか
③自分の専攻、学術的な興味関心を詳しく説明

質問①②において意識したことは、「自分は将来、社会にどのような価値を生み出したいのか、そのためになぜ今回の留学が必要なのか」を伝えることです。

具体的に説明すると、単に「○○に興味があります、留学先で○○したいです!」と留学先での経験を一時的、自己完結のものとして伝えるのではなく、「留学先で○○な能力や△△の知識をつけることで、社会に××という形で還元できます!」という具合で、長期的かつ社会とのつながりまで伝える必要があると感じました。実際に面接官の方も、「社会にどのように貢献してくれるのかが見えなければ、財団としてお金を出すことはできない」と明言されていました

また、質問③では、自分の興味関心のある分野についてかなり深く説明する必要があります。私は、4年次にこの面接を受けたので専攻が明確でしたが、特に、1,2年生の方でまだ研究内容が明確でない方は、これが説明できるように準備してゆく必要がありそうです。

例えば、経営学を学んでいる学生は、「そもそもあなたが考える経営とは?」という質問から聞かれていました(難しい、、💦)

最後に

今回は奨学金の内定をもらうために意識したことをあげてみました!個人的には、「自分は将来、社会にどのような価値を生み出したいのか、そのためになぜ今回の留学が必要なのか」を伝える部分が最重要だと感じました。

このnoteが、留学の奨学金選考にチャレンジしたい人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです♪ 最後まで読んで下さってありがとうございました☺


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