#38 視点を変えると、悪いことも良いことに変えていける
世の中って上手くできていて、良いことが
あればそうでないこともあります。
自分にとっては良いことが、ほかの人にとっては
悪いことだったり。
プラスとマイナス、陰と陽、地球の地軸のS極とN極、
みたいな感じで、どちらの側面もあるものです。
出来ればよいことばかり起こってほしいと思うのが
人の常ですが、そうはいかないもの。
良いこととそうではないこと、両方があってバランスが
取れているんです。
例えば、最初は休日に何も予定がなかったとします。
退屈な日になるなぁ、と思うかもしれません。
しかし、何か予定が入ったとします。
そうなると、こう思うんです。
「○○の予定があるから、ゆっくり出来ないなぁ・・・」
本当に人は勝手なものですね(笑)
休日にゆっくり出来ればそれはそれでつまらないとか
退屈だとか言い、予定が入れば忙しいだの自由がない
だの、ゆっくり出来ないだの、不平不満を言います。
こういうことって、けっこう日常に溢れかえっているように
思うのですが、皆さん一度書き出してみてください。本当に
笑えます。
どちらにしても良い面とそうではない面があって、物事は
それぞれで成り立っているということ。
物事は片面しか存在しないのではなく、表と裏があるものです。
表と裏だけでなく、多面的に見えることもあります。
人の数だけ見え方はある、と思っていてよいかもしれません。
何かが起こった時に、片側だけを見て決めてしまわないで、
その反対の面も見てみる、というふうに、決めつけないで
色んな方向から見て判断できると、けっこういい判断が出来たり
します。精神的にも楽になれたり、メリットはありあます。
ただし、多角的に見過ぎて色んな可能性を考えてしまって
立ち止まってしまっては意味がないので、そこは注意が必要です。
日常にこれを取り入れるなら、例えばプライベートな部分で
自分ととても近い関係の人との間で、ちょっとしたイザコザ
が起こったとします。
お互いに近しい間柄だこそ「甘え」があって言葉が足りない
とか、つい雑な態度をとってしまったりとか、そういった
失敗をやってしまいがちです。
そんな時に「もう知らない」とそっぽを向いてしまうのでは
なく、こう考えてみてください。
「もしかしたら、何か問題をかかえているのかもしれない。」
「体調が悪かったのかな?」
「仕事で心配事があるのかも」
「たまたま機嫌が悪かったのかも」
と、いろんな可能性が出てきます。
その可能性に思いを巡らせていたら、結局は自分ではどうにも
出来ないことだから、「ま、いっか」と、思えるようになって
きます。
いわゆる「視点を変えてみる」ことをすると、起こった出来事
がどうにでも捉えられるようになるのです。
明らかに自分が原因・非があり、相手との関係がおかしくなっ
たのであれば、時間を置いて自分自身を落ち着かせて内省し
真摯に相手に謝ること。これが大切です。
もう少しライトなところであれば、例えば雨が降ったと
します。多くの人が「雨は嫌だな、濡れたりするし・・・」
とネガティブなイメージを持つのですが、これを逆に捉えて
見ると「恵みの雨だ」とか「お気に入りの傘が使える」とか
「ちょっぴり涼しくて嬉しいな」など、どうにでも捉えられ
ます。
要するに「いつも自分がいい気分でいられるように、意識を
もっていく」ということが大切なんです。
自分が心地よいと感じられるように、自分の機嫌をとって
あげる癖をつけると楽になってきます。
視点を変えると思考の幅も広がり、自分の世界や可能性が
広がります。
今までなぜこんなことで悩んだり躓いていたんだろう?と
思うくらい、変わっていきます。
良いことがたくさんあるので、「視点を変えてみること」
ぜひ取り入れてみてください。
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