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どくだみのティンクチャー


どくだみのティンクチャー

効果効能
消炎鎮痛、鎮痒効果、殺菌作用など、
(炎症や痒みを鎮める)

どくだみティンクチャーの作り方

綺麗なドクダミの花を摘んで紙に広げ、虫やごみを取り除く。清潔な乾いたガラス瓶に詰める。

ウォッカ(またはホワイトリカー、焼酎など)を、ひたひたになるまで注ぎ、しっかりふたをしめて室内の日の当たらないところに保存する。(お酒はアルコール度数30~40度のもの)

2週間ほどで花を濾す。琥珀色のティンクチャーの出来上がり。

ティンクチャーを使って化粧水を作る
分量 100ml

どくだみのティンクチャー 5mlに、精製水 95ml(ドクダミティンクチャーが全体量の5%から8%程度)を加えて混ぜる。

保湿性を高めるために、お好みでグリセリンやホホバオイル、スウィートアーモンドオイルなどを数滴加える。※この場合は、先にティンクチャーにオイルを垂らして良く混ぜ、次に精製水を注ぐと混ざりやすい。

うがい薬
コップ1/3の水にドクダミティンクチャーを5、6滴たらしてうがいをする。小さいお子さんには、2、3滴を垂らして。

入浴剤
お風呂に垂らし、ゆっくりと浸かる。夏場の汗疹対策や、汗の臭いが気になる方にもおすすめ。


においの効能効果
ドクダミは強烈な匂いで摂食動物を寄せ付けないようにして身を守る。その成分、デカノイルアセトアルデヒドやラウリルアルデヒドが非常に強い抗菌作用を持つ。その効果により、病気を引き起こす菌類やカビなどを防ぐ。冷蔵庫の中にドクダミの葉を入れておくと、庫内のカビ退治ができたり、細菌が作用して出る冷蔵庫臭を消すことができる。お手洗いに生けておくなどもおすすめ。


火にあぶった葉は化膿傷の貼り薬として、もんだ葉は虫刺されや蓄膿症などに効く。

ドクダミ茶
葉や茎を干したものを煮出して作る。
解熱、解毒、抗菌、利尿作用などがある。また動脈硬化や高血圧予防によいとされる。
※摂取のときの注意
ドクダミにはカリウムが多く含まれており、腎臓の機能が低下している人は摂取を控える。緩下作用もあるため飲みすぎると下痢になる場合も。とても強い薬草なので摂取量については少量から様子をみてご自分にあった量を。

Rika Taniguchi


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