色の情(読み切り短編小説)
彼は言った。
君は病気だ。狂っている。
そんな事言うあなたの方がよっぽど狂っているわ。
僕が君に会うのを我慢した日に、君は別の男の腕の中にいたんだろう?
私だってあなたに会うのを我慢したから別の男の腕の中にいたのよ。
なぜ我慢する必要があったんだ?会えばいいじゃないか。
会いたくても会ってはいけない時があるのよ。
それをあなたは分かっていないだけ。
それを感じ取れないのに恋愛なんて作り上げれないわ。その時の色を読み取るのよ。情を拾い上げるの。
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画像は私の小説のイメージに合ったピンタレスト内のhttps://pin.it/3xhsaspuhfndbcより引用させて頂きました。
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