風の時代、これからの人間関係・ネットコミュニケーションに必要なこと

私達は今、時代の転換期を迎えています。

占星術ではいよいよ12月22日より星の配置が変わり、これまでおよそ200年ほど続いた「土の時代」から「風の時代」へと移り変わっていくと言われています。

占星術関係なしに、コロナウイルスに気候危機など、今年は私達の生活様式を見直すべきだということを突き付けられたような1年だったと思います。

「風の時代」については、様々な占星術の先生による見解が各所にて確認できると思うので、ここでは横の繋がりが広がっていくとされる「風の時代」においての人間関係やコミュニケーションについて、これからどう変わっていくのか？、具体的にどんな心構えが必要となってきそうなのか？、各SNSで日々発信する中で私が今感じていることをお伝えしていきます。

これまでの「土の時代」では物質的（お金や土地）な豊かさに価値基準があり、権力や階級のようなタテの繋がりによる社会でした。でも、このままこの価値観で進むのはそれこそ自ら人類滅亡を選ぶようなものではないかと私は感じています。足るを知る、ことが今の私達には必要ではないかと思っています。

さて、ではこれからの「風の時代」ではどうなっていくのか？

個々それぞれの自分にとっての幸せや自分らしい生き方が多様化していき、自由や個性を尊重する流れになると言われています。更に情報化社会も進むため、これまでとは違う人脈の広げ方が可能となり、情報と人脈が価値を持つ時代になっていくのではないかというのが占星術での見解の一部です。

実際にコロナウイルスにより私達の暮らしにオンラインでのコミュニケーションやリモートワークが一気に浸透しました。

SNSを利用する人が増え、そこから人脈や世界観の広がりを手軽に得られるようになってきました。
更には集客や広告収入などこれまでとは違う働き方もSNSを通して可能になりました。

色んな業種の人と繋がることが可能になったことで、お金の流れや価値も変わるかもしれません。

大手企業や有名店で食材や生活必需品などを買うことが多くなりましたが、これからは近所の方との農作物の分け合いや街の商店街で全ての買い物が済んでいたように、自分と繋がりのある人から買いたい、お金を使うならこの人や企業に使いたい、もしくは供給できるものをシェアし合う、というような個人それぞれの信頼できるコミュニティー内で循環していくようになるかもしれません。

これからはネットやテクノロジーを駆使して、よりそれぞれの価値観で自由な生き方や暮らし方が一般的になっていくのではないでしょうか。それはこれまでのような模範ルートや決まった安定はないということにもなります。

そこで、これからのコミュニケーションにおいて

・自分軸をもつこと　・依存や執着はしない
・尊重し合う　　　　・柔軟性

この４つの心構えが特に必要になってくると感じています。

・自分軸を持つ

より個人の個性や自分らしさといったものが尊重されるということは、裏を返せば、しっかりと「自分」というものを持っていないといけないとも言えます。

自分には人と違う才能や個性なんてない、特別なものなんてない、と感じる人も多いと思います。私も若かりし頃から、自分には何の特徴もなく普通であること、何者でもないことに憤りを感じてきました。

しかし、人は十人十色、本当はみんなそれぞれに良いところもあるし、もちろん良くないところもあります。得意、不得意、好きなこと、苦手なこと、幸せの基準やこれまでの経験、それぞれの個性をしっかり持っています。

私の思う自分軸を持つとは、そんな自分をありのまま受け入れて肯定すること、自分の基準を持つこと、他人と比べないということです。何事も常に自分の心に聞く。ブレない。
他人と自分との境界線を自分で決めて常に意識しておく。
ただ、誤解して欲しくないのは自分勝手に振る舞うのとは違います。そこはこのあとの尊重し合うについてで触れたいと思います。

・尊重し合う

先に述べてきたように、これからはネットでのコミュニケーションも個人の人間関係の一部となりそうですが、手軽に様々な人と繋がれる分、人それぞれに多様な価値観や考えがあるということを、改めて肝に銘じておかなければならないと感じています。

自分の発言が誰かを傷付けてしまうかもしれないこと、言葉の受け取り方や物事の捉え方の違いにより双方に誤解が生じてしまうかもしれないこと、騙されたり利用されるようなこともあり得るということ。

自分の身を守る知識や対応を知っておくことがまず大切だと強く感じます。

そして、違いを認め受け入れることが重要だと思います。
受け入れるとは、無理に共感することではありません。否定でも肯定でもなく、ただ受け入れる姿勢。

違いを受け入れた上でどういう関係性でいることがお互いにとって最善なのか。

自由や個性が尊重される、それはお互いにその気持ちがあってこそ成り立つものです。
単に自分勝手に振る舞うことが個人の尊重ではないということです。

自分と考えが合わないからと攻撃的に否定したり、自分の価値観を周りの人に強要したり、そういう人は今後孤立していくことになってしまうのではないかと思います。

合わなければ離れるだけ。ある意味ドライな付き合い方がSNSでのコミュニケーションを円滑にするのではないかと感じます。

・依存や執着はしない

これは人間関係やコミュニケーションに限らず言えそうですが、自分の思うようにならないことに対して執着し過ぎないことと、自分以外の誰かや組織、グループなどに頼りきったり、決定権を委ねたり、依存し過ぎないことがこれからはより大切になるように思います。

それぞれがそれぞれの世界観を持ち自立していてこそ、対等に手をつなげるのではないかと思います。
全て一人で背負うというわけではなく、足りない部分は補い合うこと、助けを求めることも大切です。そして、同じように自分も誰かの助けになれるようにしておくことが大切だと思います。

・柔軟性

ここまで「自分」をしっかり持つことについて書いてきましたが、その自分の考えに縛られ過ぎないこともまた必要であると思います。

「風の時代」とは自由で革新的かつ軽やかな時代とのこと。

何事にも柔軟に、人生をスキップするように軽やかに楽しむことが何よりもこれからの時代に必要な心構えなのかもしれません。

というわけで、この事を意識しながら新しい時代を楽しみに迎えたいと思います。
私達次第でこれからの時代は作られていくのだから、地球上のみんなが幸せに暮らせる世の中にしていきたい！
そんな広い視野で過ごすこともきっとこれからますます大事な価値観のひとつになっていくのではないかと思います。

ただ、あくまでこれは私の感じているひとつの考え方に過ぎません。捉え方も読んでいただいた方それぞれご自由に♫

最後までお読み頂きありがとうございました！
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