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韓国語学習、2年目のはなし

さてさて!韓国語の勉強を始めて2年とちょっとが経ちました。昨年は結構色んな勉強法を試して、なかなかおもしろかったので感想等残しておこうと思います。前回note書いてからも1年ちょいだし

早速ですけど、↑の記事書いてからの勉強の記録、時系列で残しておきたいと思います~。

1.ハン検3級を受ける

前回の記事はtopik1の受験直前に書いて、あんまりなんも考えず「ちょっと背伸びしてハン検は3級受けよう!」みたいなノリで終わっていますが、結論から言うと大変でした、ハン検3級…。

何が大変だったかというと、まず第一にシンプルにtopik1よりハン検3級の方がレベルが高かった。
加えて、ハン検は日本の試験なので、意味が取れれば割と解けるtopikとは違って単語(組み合わせやイディオム含む)や文法をしっかり覚えていないと解けない問題が多いように感じました…。

ハン検の問題自体は、topik1が終わってから勉強を始めたので、これらの事実に気づいた時点でもう試験まで2か月ないくらい!必死で文法事項やイディオムを覚えました…。母と姉と1泊旅行した時も朝とか夜とかに赤シートで勉強してて「受験生?」って軽く引かれたね…。まあある意味受験生だったんですけど

めちゃ頑張ってた記録

あとは使ったほうが覚えるな~ということで、毎日1ツイート韓国語でツイートする等していた。このころはほとんどpapago頼りでしたが、一度自分のツイートにでてきた単語・文法はやっぱり頭に残りやすいです。

そんなこんなで受験日を迎え、60点以上で合格のところ78点で合格でした!いや頑張ったね!ハン検は東京の受験会場のうちの一つが神保町らへんなので、帰りにカレー食べたりおっきな本屋さんに寄ったりできるのが私的にはポイント高いです(そか)

2.停滞期

そんなこんなでハン検をがんばった私、おわったら完全につかれていました笑
当初は秋のtopik受けようかなとかも考えて本も買ったんですけど、しばらくペースを落とそう、ということで、一応単語解いたりtopikの問題集の文章書き写してみたり毎日韓国語に触れることは続けながらもあんまり勉強しない日々が続きましたね。

問題集の文章書き写し、topik2の本でやってたんですけど、意味わかってないまま、覚えようともしないまま書き写しても、別に文法事項記憶に定着したりもしなかったし、マジで意味なかったな~と今は思っています。一応続けてるぞ!っていう自己満足だったね。

3.教室に通う+オンライン韓国語

そんなところに夏ごろ自身の転職が決まりました笑
有休消化期間に韓国にいこうかなあとぼんやり考えていたこと、無駄に語学学習への支援が手厚かった前職の制度をやめるまでに使い倒したろ!とおもったことから、これまで完全独学だった韓国語学習に、プロの手を入れてみることにしました。

①教室に通う

まず第一に、某E○Cに渡韓挟んで2か月くらいかな?通いました。ちょっと手続き的に時間がなかったので他の教室との比較とかは全くせず笑、場所とクラスの時間だけで決めました。

topik2級とハン検3級を持っていること、あとはちょ~簡易なペーパーテストを受けて、私は準中級だったかな?真ん中くらいのクラスに入ることになりました。
先生は日本在住の韓国人の方。日本語はペラペラ。私ふくめて5人クラスで、私以外の方はもう2-3年教室に通ってますよ、みたいな感じでした。確か週1回80分。
授業はスキットを読んで、それに含まれる文法事項2つを2週かけて学びます。問題解いたりもする。毎週テーマ決めて作文書いてきて発表してその場で先生に直してもらうみたいなのもあった(今思えばtopik対策なんでしょうね、これ)

よくも悪くも先生が日本語ペラペラだったので特に困ることはなかったけど、自分は確かに文法や単語はよく(というかハン検で言えば3級とれる程度には)知っているが、聞き取れないし話せないし書けないな!と実感できたのが良かったです。
作文の宿題もpapago使わないと書けね~って感じだったし、その場でこの文法つかって1文作って!と言われたときに単語が出てこないな~とかそういう…。知っていることと使えることの差をめっちゃ感じた体験でした。
また、クラスにめっちゃギャルな高校生(韓国の大学に行く予定)とか、仕事やめて韓国に留学する予定の人とか、もちろんKPOPオタクとかそれはもういろんな理由で韓国語を学んでいる人がいたのも面白かったな~。

まあただ教材含めお値段がけっこうするので、そのあたり考えるとまた通うかと言われると正直…って感じ。

②オンライン韓国語

教室に通うのと並行でちょこっとやったのがオンライン韓国語。
韓国語と同じ理由(制度使い倒したろ!)でDM○英会話に当時は登録していたのですが、プレミアム会員だと韓国語(と中国語)のクラスも予約できる仕様になってました。確か1回25分。

教室に通っているうちにしゃべれないな~!と思ったので、こちらも計5回くらいかな?利用しました。DM○英会話で英語教師としても働いている韓国人の方が講師になるので、英語での意思疎通は取れるが日本語は基本的にNGって感じ。
オンラインで提供されている教材使ってもいいし、フリートークでも良い。フリートークはあんまり間が持たなかったので笑、割と教材を選択して受けていました。

オンラインだと1対1なので、しゃべる機会は教室より全然ある。細かく正しい文法事項を習いたい!とかだと適さないかもしれないけど、場数を踏みたいなら全然アリ!という感想。ただ、韓国人の講師の方はあんまりいらっしゃらないので予約取るのがまあまあ大変でしたね。

韓国に行くんだ~という話を結構したので、こっちはもう寒いよ~とか大邱なんもないよ~とかそういう話聞けたのも面白かったです。釜山のオススメクラブを教えてくれたお兄さんもいました笑

またやっても良いかなと思わんでもないですが、どうしても英会話メインで韓国語はプラスアルファの位置づけになるんで、料金形態、授業の質含めもうちょっと他サービスと比較しないとなって感じ。簡単に言うと韓国語のためだけにDM○のプレミアム会員になる気にはならん、という笑

4.ソウルで語学学校に行った

有休消化中の渡韓は一人旅だったので、やることないんちゃう!?という謎の危機感から語学学校に1週間だけ行きました。
「韓国語 短期留学」で調べると結構出てきます。私は日本の某韓国語教室?を介して手配しました。私が行ったのは11月とオフシーズンだったので、受け入れてくれる学校が1か所しか(調べた限りでは)なかったけど、夏休み期間とかだと大学付属の語学堂の短期留学とかもあるみたいね。
普通は(?)最低でも2-3週間は通うというのもあって、学生寮みたいな宿泊先とセットで手配するっぽかったけど、私は1週間(ていうか平日だけなので5日間)だし旅行メインだしと思って普通にホテル取って、学校だけ手配しました。

この学校の手配で微妙に面倒(?)だったのが、締め切りがクラス開始の1か月前だったこと。ていうかそれはいいんですけど、その時点で(当時はビザなし渡航OKかまだ決まってなかったので)ビザ申請の事実が必要だったこと。絶対私が行くころビザいらねえだろ~と思いながらせっせとビザ申請の準備をする羽目になりました。やっぱり行くころにはビザなし渡航になってたしね。まあビザ申請もいい経験になったんで良いですが…。

申し込み時点で学習歴と方法、持っている資格を聞かれて、プラスでクラス分けのためのペーパーテストと簡単な面談がありました。ペーパーテストはメールで送られてきたのを印刷して解いたのを写メで送った。面談はラインのテレビ通話だったはず。

で、渡航の3日前くらいに担当の先生からラインで前の1週間のプリントをPDFでもらう、みたいな感じでした。
ペーパーテストの出来がひどかった(らしい、後から聞いた笑)ので、下から3番目くらいのクラス。プリントもらったとき、え!こんな初歩的なとこやんの!?とその時点では思いました。

で、初日を迎えました~。授業は毎日9~12時の3時間。微妙に人数変動あったけど8人くらいのクラス。日本人は私入れて3人で最多。他は中国人、ドイツ人、フランス人…等。KPOPオタクは私以外いなかった。
文法事項3つくらいと単語50個くらい?を1週間で徹底的に学ぶ感じでした。韓国語で文法の説明を聞く、スキット読む、ロールプレイする、ゲームする、作文する…みたいなありとあらゆる方法で。

全部知ってるよ~と最初は思ったけど。ここまでやると忘れないし結果的に良かったな、と思います。そんなに韓国語学習歴の高くない(語彙も少ない)生徒たちに韓国語で分かるように説明する先生の話術にも感動しましたね…。いや、韓国語を3時間くらいずーっと聞いてて、でも特段分からない!という思いが生じないという状況はね、すごく自信につながります。でも街に出ると全然わかんないからwやっぱりあれは先生がすごいんだと思う笑。
後は、基本の変格活用のプリントとかもらってその辺も結構勉強したので、それまでなあなあにしていた基礎が身に着いた気がします。最初はこんな下のクラスかよ~と思ってたけど笑、さすがプロですね、ちゃんと私に合ったクラスでした。

休み時間にクラスメイトとちょこっと話をしたりするのも良い経験になりました。英語以外で他の国の人とコミュニケーション取ることってなかなかないじゃないですか、しかもお互い母国語じゃないって。私の中で韓国語って「検定試験を受けるもの」「歌詞に使われているもの」みたいな位置づけになりがちでしたが、生きている言語なんだな~とようやく腹落ちした感じでしたね。あとは少ない語彙の中でなんとか伝えようとするのってやっぱり良い練習になりますよね。どうしても作文とかだとすぐpapagoに頼っちゃうから良い練習になりました。

あとは先生がめちゃくちゃ良い人で笑、教材を買わされた(言い方)けど当たり前に1週間分しか使ってないので日本に帰ってから自分で解いてわかんなかったとことかLINEすると、めっちゃ丁寧な解説付きで返してくれたり。普通に感動しました。

基本文法いろいろやりました

5.topik2受験


で、帰国して韓国語のモチベも上がっていたので、秋の受験を諦めたtopik2を春に受けることにして勉強を開始しました。
結論から言うとキツかったね~。topikは問題が1と2しかないので、2で結構難しい文法も多いんですよ。だから覚えることがめっちゃ多い。

最早「キツかった」以外の記憶があんまりないんだけど笑、問題集を解くのと、文法事項、ことわざ等を覚えるのを日々せっせとやってましたね。

あとは有名ですけどこの本がよかったです!文法事項ごとに章立てになってて、それぞれスキット、音声、注意事項、類似文法との比較、練習問題までついてる。いまゆっくり二周目やってます。語学教室の代わりになると思う、普通に。

きっと初級も良い本と思います。これから韓国語始める方はぜひ。

そしてtopikの最難関の作文対策として、韓国語ツイートを再開。なるべくpapagoに頼らない、覚えた文法事項をなるべく使う、を意識して~と思ってたけど全然papagoに頼ってました。何よりツイートのネタがないのがきつかった。朝ツイートしてたので朝ドラのはなしばかりしていた(そうだね)
でもですね、作文問題って当たり前だけど型があって。あと書き言葉だと使っちゃダメなものがあることとかもあまり気にせずツイートしていたので、結果的に試験対策として意味があったかは微妙w。韓国語に慣れるという意味ではよかったと思いますが。
最終的に試験3日前くらいに、作文問題の型だったりよく使われる表現とかを覚え始めて、計画性なさすぎ!と自分にツッコむ羽目になりました…。

試験は4月に終わりましたが、感触は何とも言えず…。とりあえず時間が足りない試験なんだなということはよくわかった。リスニングの選択肢もサクサク読めないとだめだし、読解の方は普通に時間が足りなかったです。でも、3時間の試験を受けきったこと、曲がりなりにも600字の韓国語作文を書ききったこと(内容は知らないw)ことは自信になったと思います。目標の4級受かっているといいな~。

6.ハン検を受ける


んで、topik2終わって2週間くらい韓国語お休みしてて、もう良いかな~とも思ってたんです。中国語を軽く始めたのもある。でも、中国語を軽く始めたことによって、最初ってこんなにわからないんだ!ということを思い出した結果、韓国語もったいなくない!?と思って、6月のハン検に申し込みました。準2級です。本当に懲りない。
全然時間ないのに全然必死さが今のところなくて笑、なんか落ちてもいいや~と正直思ったりもしているんですが、せっかく受けるんでもう少し頑張りたいですね。でもハン検って本当に暗記ゲーだからつらいんだよ~~。

7.所感等


そんなこんなで色々雑食した2年目の韓国語学習でした。
感じたこととしては
①基礎を怠ってはいけない…語学学校で感じたこと。基本の変格活用が身に着くと動詞の見分けが一気にできるようになる。文法事項には合理的な意味がある(当たり前体操)
②韓国語って暗記ゲー:よく言われるように、韓国語は日本語と文法体型等がかなり似ているので、勉強しやすい一方、結構序盤で暗記ゲーになる。初級文法終えたあたりから、あとはいくら語彙や文法事項を覚えるかになってくるな~と思った。

で、topik2の勉強を通して、単語や文法事項をせっせと覚えてから、KPOPの歌詞や韓ドラのセリフの聞き取れる率(完璧ではないが、なんとなくわかる)が増えた気がします。あと一息でグッとわかるようになるのかなあ…。
こういう小さな達成感をモチベにして、細々とでも続けたいですね。ここまでせっかくやったしね!

おしまい。

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