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そうだ!中国に行こう④~上海ディズニー編~

今回中国にいくきっかけになったもの、ボイプラで中華の推しができたこと以外にもう一つありました。
そう、上海ディズニーランドへ行くこと!
てことで、無事行ってきた感想など。私にとっては中学生の時?にカリフォルニアに行った以来の海外ディズニーですね。あ、私はややディズニーオタク(というのはおこがましいくらいのレベル感)であります。
ちょこちょこ前回書き忘れたこととかもまぜようかな


①上海ディズニー、マネーゲームすぎる

とにかくね~高い!ほんとにほんとにすべてを金で解決する世界です笑
最近日本のディズニーでも導入された有料ファストパスや繁閑差によるパスポート料金の変動制は、元は上海みたいです。さすが商魂たくましい…!笑

私は土曜日に行ったのでたぶんベースのパスポートは1万円ちょっとくらいの値段。でもそこからの課金メニューが死ぬほどある笑
まず、私たちは早起きが無理だったので使用しませんでしたが、3000円程度課金すると1時間早く入園できます。
有料FPも10種類以上のアトラクションにあり…(無料FPはないです)。値段もアトラクションの人気に合わせて変動していて、2000~3000円/アトラクションって感じ。大して並ばないじゃん!みたいなものにも有料FPが割と設定されてる感じがしましたね。なので、何に課金すべきかの選定にメチャ頭を使う…。
ショーについても同じく有料エリアの設定あり。一番大きな会場でやっているショー1つを除いて、無料の予約制度はないので、基本的に並ばず見るには課金するしかないという…笑

課金メニューが多すぎるのでセット販売も充実しています。我々も、何に課金すべきか?を考えることに疲れたのでこちらを利用しました。上海ディズニーさんの思うつぼな気がしますが、まあ良いとしましょう…。
買ったのは、パスポートと有料FP6枚がセットになったもの。3万円ほど。高いねえ、高いよねえ…。
結果的にめっちゃ暑い日だったのもあり、FP買ったものと+1個しか乗らなかったからよかった気もします…。何に乗るべきか?の指標にもなるしね。
因みに、人気アトラクション8つのFPとショー2つ(目玉の夜のプロジェクションマッピング含む)の有料エリア、1時間前入園の全部盛りセットみたいなやつは5万円オーバーでした。中国出身の知人は、「うちの地元だったらひと月分の給料だよ…」と言っていて中国の貧富の差を感じるなど。

②広くて暑い、最新鋭!派手好き!

全体の感想です。広くて暑くて新しくて派手
実際に面積自体が東京よりだいぶ広いらしく、一旦通り過ぎたエリアに戻る気になれないです…。それもあってFP買ったやつしか乗らんかったな。

ミッキーの顔を模しているらしい

あとまあ体感レベルでしかないけど、ひらけているところが多くて日陰がなくて、本当に暑かった…行った季節が悪いのは重々承知ですがマジで並んでられなくて課金一択って感じ……
当然お水もガンガン買いましたが、東京以上に値段が割高感があるので、中国の方は水飲み場(結構あります)で水筒にお水汲んでいる人が多かったです。

あとは、上海は今年で7周年で世界のディズニーで最も新しいこともあり、色んなモノが最新鋭だな~!と思いました。東京と重なっているアトラクションもあんまりなく、エリア名も全然違って楽しかった!
乗ったアトラクションの一部を紹介

・トロン

明日世界 奥にあるのがトロン
拝借した写真

上海と言えば!でよく聞くものその1。スペースマウンテンの位置づけっぽいけど、自転車型のコースターにまたがって乗るので、持ち物は預けるし、帽子やメガネも外せと言われますね
安全ベルト?的なものは背中をぎゅっと押さえるバーみたいなもののみなので、コースターの動き云々よりそれが一番怖かったです…。角度によっては微妙に背中から浮く感覚があるので大丈夫なん!?って(降りたあと知人も全く同じ感想を言っていた笑)
でもスピード感もあり、爽快で楽しかったです~なんかアメリカにもできるんだってね、これ。

・カリブの海賊
上海経験者が必ず乗れ!と言っていたのでこれだけは並んで乗った。
確かにめっちゃすごいです!没入感が!パイレーツオブカリビアン(映画)がベースになっているので見直してから行けばよかった~~と思った。技術の進化とチャイナマネーを感じます。

当たり前っちゃ当たり前だけど、WANTEDポスターも漢字
上海来たら必ず乗ってね(こうして口頭伝承は続くのです)

・七人の小人とマイントレイン
これはビックサンダーマウンテンのアップデート版なんだと思います。途中減速して七人の小人のかわいいエリアに入ったり、緩急があってとてもたのしい!

・バズライトイヤー
東京にあるのとまったく同じだが、ピストル?の性能が上がっていて、当たったかどうかが振動?でわかるので、楽しさが全然違った笑。改良されてるんだな~と思いました。

あとは新しいので題材になっている作品も新しくていいな、と思いました。マーベルのエリアがあったり、ラプンツェルのレストランがあったり。

因みに上海の特徴としてお城が特定のプリンセスのものではなく、プリンセスみんなのもの!という設定になっている、というのもあります。

エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスルというらしい、長い

ディズニーに限らず、中国って派手好きなのだなあ、と思うことが多かったですが、この選べない!全部にしちゃえ!感はすがすがしくて結構好きです笑
何をもってみんなのお城なのかはよくわかんないけどピンク系統で可愛い!あと上海の目玉の一つである夜のプロジェクションマッピングショーでは、お城の塔?の一つがラプンツェルの塔に変身してました~

派手好き&題材が新しいと言えば、ティム・バートンの不思議に国のアリスの迷路エリアがあるのも特徴ですね。インスタ以降にできたディズニーって感じ…。

フォトスポットは多いが、人が多いので写真撮るのも一苦労

③意外な作品が人気?

ショー二つとパレード一つ見ましたが、取り上げられている映画が意外なものが多くて驚きました!
まあ日本でも人気なアナ雪、ラプンツェル、トイストーリー、ズートピアあたりは共通しているんだけど、ムーランはもちろん(中国だからね)、モアナ、プリンセスと魔法のキス、ジャングルブック等意外な作品が取り上げられていて、人気なものが違うんだな~~!と思いました。
あとズートピアは日本以上に人気のようで笑、「割り込みダメだよ!」的なポスター等にも多用されてました。見ていないけど夏限定のズートピアのショーも行われていた。
「ミッキーのストーリーブックアドベンチャー」という日本でも最近始まったらしいショーを見たんですが、プリンセスと魔法のキスのディアナが圧巻の歌唱力で、私はあの作品好きなのでうれしかったっす……。

ショーの会場にディズニー映画を中華風に描いた絵があってオモロかった

たまたま私が見たものに出てこなかっただけかもだけど、日本では定番の美女と野獣とかアラジンとかの人気はそうでもないんかな?と思ったり。

④食べ物事情

前回の記事でも触れましたが、中国の方は本当によく食べる!そして中華料理が大好き(まあ美味しいからね)

ということで、ディズニーとは言え中華料理のお店が多かったです!ピザ屋さんとかもあるにはあったけどぱっと見7割くらい中華だったね。私も中華を食べました。一応ラプンツェルの名前がついたレストランだけどなぜか中華。

普通に美味しかったけどラプンツェル感はゼロ笑

あとは、中国の方は温かいお茶をよく飲む&基本的に茶葉を持ち歩いているらしいので、頼めばお湯をもらえるサービスがありました!
セブチのハオちゃんがよく温かいお茶の話(冷たいものは飲まない)という話をしているイメージがありますが、ほんとによく飲むんだな~と思いましたね。

まあ一方で、夏の中国(ディズニー以外の街中)は冷たい飲み物めっちゃ売ってるんですけど…。タピオカとか、搾りたてのフルーツジュースとか。
ずっと満腹状態だったのでほとんど試せなかったんですが笑、唯一飲んだのが涼蝦(リャンシャー)というもの。黒糖ベースのドリンクに米粉で作った麺?のようなものが入っている。見た目がエビに似ているのでこの名前になったんだとか。味はまあ想像通りなんですけど笑、勢いよく飲まないと最後に大量に米粉麺が残ってしまうというちょっと難しいものでした。

ど素人のわたしは半分以上の麺が残ってしまった

ディズニーの食べ物事情に戻ります。まあ当たり前ですけど、ディズニーの食べ物は割高なんですよね。
そんなものでは中国の方の胃袋は満たせない!ということで(?)、隣接のディズニータウンという商業施設(イクスピアリみたいな…)とは出入り自由になってました。で、そこにはおっきなボリュームたっぷり中華料理だらけのフードコートがある。
我々も夕飯はそこで食べたんですが超大盛況でした。四川料理やら広東料理やらをモリモリ食べました。

フードコートの広東料理たち。美味しかった〜!

ここで食べて、他のところでも食べた冰粉(ビンフェン)という夏のスイーツがとてもおいしかったです!味のしないゼリーをキンキンに冷やして、ナツメ、ゴマ、サンザシ、黒蜜等を混ぜて食べる。優しい甘さで罪悪感もなく、お腹一杯でもスルッと食べられる…日本でも出してる店がちょいちょいあるようなので食べに行こうと思っているところ。

満腹でも食べれる不思議なデザート、ビンフェン

⑤リーナベル大人気(ダッフィーが空気すぎる)

昨年日本にもやってきた、上海発のダッフィーフレンズ、リーナベル、めちゃくちゃ人気です。異様に人気。

大人気なのでアイスもある

上海では時間限定でリーナベルのグリーティングもあるんですが、2-3時間待ちみたいです…!通りかかったんですけど、退場していくリーナベルを大量の人が追い掛け回していてすごい状況になっていた…笑
また、大人気なので、リーナベル専門のショップもあって、そこの入場は抽選制。スゴー!

因みに2番人気はステラルー。聞いたところによると、ピンクのロンシャンのトートバックにリーナベル、紫のにステラルーのマスコットを付けるのが中国では流行中らしい。へー!
たぶん、中国の方はカラフルが好きだからと思いますが、日本ではあまり人気がない(よね?)カメのオルメルくんグッズも割と置いてありました。
逆に、ダッフィーとシェリーメイはほぼほぼ見ない笑(茶色だからか?)。たぶん、リーナベルがダッフィーフレンズという認識、中国の人はないんじゃないかなあ…笑。

コロナ前の上海ディズニー攻略ブログ等見ると、定番のお土産として干支ダッフィーというのがよく載っていて買うのを楽しみにしていたんですが、そもそもダッフィーが売っていないのでもちろん売ってませんでした…残念……。
ていうか前回も書きましたが、今外国人観光客が中国にはほとんどおらず、観光業は内需向けになっているため、中国っぽいディズニー土産がほとんどなかったですね。ディズニー?アメリカ?っぽいお土産が主流。
同じくブログを見て買いたいな!と思っていたチャイナ服姿のミニーのグッズ等も売っていなかった…。

ただ、絶妙に中国っぽいな!と思う瞬間もお土産屋さんでもあって、まずは一目ぼれして買ったこの耳

イカしてる

小籠包だからとかじゃなくて、この、絶妙な、パチモン(言っちゃった)感…!小籠包も!チップとデールも!ミッキーも諦めない、全部盛り!感がすっごく好きです。あ、ちなみにチップとデールは中国ではスッゴイ人気らしいです(なんでだろ?)。
他にも、ちょっと前に流行ってた韓国発の耳がピョコピョコする帽子(伝われ)のミッキー版とかも売ってて、これ東京じゃ絶対売らないよなとか思った笑
あとは売れていないぬいぐるみが容赦なく半額にされていたり、一定金額以上買った人へのプレゼントにされていたり(わたしも立派なドナちゃんもらいました。もう姪っ子にあげちゃったんだけど)、その辺の割り切り?もすがすがしいな!と思ったね。

⑥マナーどうなの?問題

私がその辺大雑把なのはもちろんありますが、東京とそこまで差はないのでは?と思いましたね。まあ知人の方がむしろ秩序がない…と言いまくってたので私がその辺の感度が低すぎる説はありますw
前回も書いた通り、ボケっとしてると平気で抜かされますが笑、そこは郷に入っては郷に従え…で、ボケっとしないようにすれば良い、という…

ただ、アトラクションの並び列、異様に動線が悪いものもいくつかあって…。これはマナー云々じゃなく列が混ざるよ~みたいな瞬間には少しイライラしてしまいました…暑かったし……笑

あと、これは東京の方が異様説もありますが、キャストさん別に笑顔じゃないです笑
知人曰く、「こんだけ人も多くて暑いのに怒ってないだけ偉い…中国の普通の施設だったらたぶんスタッフは怒鳴っている…」とのことなので、そこも郷に入っては(以下略)ですね。
確かに、前回書いた大量に放置されたレンタルチャリを片付けているお兄さんはブチ切れていたもんな…とか思った。

キャストさんで言えば、まあ外国人がほぼいないから仕方がないけど、ディズニーと言えど英語は通じませんでした。Where is toilet?すら通じなかったっす。
ところで、言葉関連で面白いことがあって。中国は広いので、方言もめちゃくちゃあるらしいですね。ってか方言ってレベルじゃなくて、いわゆる標準語(マンダリン)に近い言葉の地域出身の私の知人は、聞こえてくる上海語は全くわからない!と言ってました。
基本的に学校でみんな標準語を学んで、家では地方の言葉を使うので両方しゃべれると。地方の言葉は文字を持たない言葉がほとんどって言っていたので、口頭伝承でずっと続いているのすごいなあ、と素直に思いました。
んで、私と知人はずっと日本語で会話してたんですが(まあ私が中国語できないんでそうなるよね)、ある時隣に並んでいた人から知人が、「広東から来たんですか?」って聞かれてました!
いや、マジで広東語だったり上海語はそれくらい標準語と違うんだ~~と実感した瞬間でしたね!デッカイ国、スゴ!!

以上!上海ディズニーの感想でした。中国旅行noteもいったんこれで終わりかな~。
今回は中国出身の知人に連れて行ってもらったこともあり、すごく充実した旅行になりました。自分の中の偏見等を覆すきっかけにもなってよかったな、と思います。
なにより、中国の方々、おもてなしがすごい…!知人もその親戚の皆さんも、あれも食べて!これも食べて!ここも行こう、あそこもつれて行きたい!とホントありがたかったです…。
言葉ができなくて知人を通じてしかコミュニケーション取れないにも関わらず、です。普通にもっと勉強してから行けばよかった…と後悔しましたし。

先ほど、キャストさんが笑顔じゃないとか書きましたけど、身内に対してはほんと~にあったかい国なのだなあ、と実感しました。
帰りはお土産もたくさん持たせてくれて、「連れていけなかったところばかりだからまた来るように」とも言ってくれて、心からまた行きたいな!と思っています(のでまた安心して行けるようになってくれ~~!!)
あと、自分が日本で誰かをもてなすとして、そんなに食べさせたいもの、連れて行きたいところあるかなあ、とか思って、その自国に対する肯定感?みたいなのうらやましかったです。日本も良い国にしような。

ノリで書き始めた中国旅行noteですが、面白いと言ってくださる方もいて励みになりました~!改めて、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

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