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長生きしたくない理由

お久しぶりです。りいちです。

ネットの世界で自分らしくしていたら、益々リアルでの性別に違和感を感じて「私」とか「あたし」っていう一人称がすっと出てこなくなってきました。

リアルではカミングアウトしていないため、1番女性らしく振る舞わねばならない離れた場所に住む家族と連絡しづらくなり、数ヶ月ほど音信不通になっていたら行方不明届けを出すとLINEが来ました。
しかし、それにもなんて返信をすればいいか分からず、そろそろ警察か大家さんでも来るのかなあと不安になっています。

さらに数ヶ月後に兄弟の結婚式がありますが、ドレスを着るのが嫌で、コロナを理由に欠席しようかとも思っています。祝ってあげたい気持ちは山々なのに。
うちの身内はジェンダー的な理解がある人は皆無なため、パンツスーツで参加しようものなら色々と陰口を叩かれるんじゃないかと勝手に想像してしまいます。

ジェンダー問題に理解がないと書きましたが、他人であれば「そういうのもいいんじゃない」と両親も言うでしょう。
でもそれが自分の子供だった場合、なんていうかはわかりません。泣くかもしれません。
親を泣かせたくはないのです。
自分が「女性」として生きれば何も問題は起こらない。

そう決めたからこそ「女性よりの中性」に妥協して生活していたのに。

一言LINEに「元気だよ」と返せばいい。
たったそれだけなのに、その文字を打つ時はまた正常な女性のフリをしているんだろうと思うとなかなか返す気分になれないのです。

全くもって厄介です。自分自身が。
どうして性別に違和感を感じるような生まれ方をしてきたんだろう。
男か女、きっちり決めて生まれてきてくれれば良かったのに。

早く死にたい。
初めてそう思ったのは小学5年生の頃。
保健体育が男女別になり始めた時です。男子はこう、女子はこうと決められることが増えてきた。
大人になればもっと言われることが増えるんだろうと察しました。

今でも人生をリセットしたい気持ちは変わりません。
特に仕事でスカートやメイクを強制されたり、「女性なんだから〇〇するもんでしょ?」みたいな決めつけをされた時。
または「ホモ」などの言葉でからかうような場に居合わせた時や、それをたしなめる勇気がない自分に落ち込んだ時にも「人生やめたい」と強く思います。

ジェンダー当事者以外の人が悪気があって言ってるわけではないのは分かっているからこそ、色々と面倒くささを感じてしまうのです。

結局、大多数の考え方が正義なんだよな。

そう思ってしまった、そんな朝です。

皆さんを巻き込んで一緒に幸せになる!そんなクリエイターを目指しています(´˘`*)