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フリーランスでチームを組んだら 楽しみながら7桁の大型案件を受注できるのか?#私の働き方実験 #研究報告書

◆実験の目的と背景

《この指定企画に応募した理由》

2022年6月。フリーランスの漫画家として独立して5年。
今日もランサーズで応募案件を探すー。

 
あぁ…この案件、高額案件かと思ったけど条件が厳しいなぁ…
今回は仕方ない、パスするか・・・
 

案件紹介メールに載っていた案件の詳細を見ながらつぶやく。
いい案件ってなかなかないもんだなぁ

応募できる案件かどうか?応募できそうなら提案する。
けれど、応募しても仕事につながるかどうかは未知数。。
こんな博打の様な仕事の受け方にも疲れてきていた

 
はぁ、、、孤独。。
 

ランサーズの画面を開くとき、感じていたこと。。
それは

 
・案件獲得できるかどうかの不安
・競合のプロたちとの熾烈な争い
・ランクを落とさないようにしないと…という心配
 

安定しない売り上げ将来への不安
一言でいうと「圧」だった。。。
 

《この状況を打破したい。。》

打破したい、というか、打破しないと身が持たない
このままのスタイルで働き続けることはできないと危機感を感じていた
収入が安定しないと、安心して子供も産めない

 
もっと売上を上げたい
孤独を何とかしたい
協力して同じゴールに向かう仲間が欲しい…
 

そんなときに
新しい働き方ラボの研究員制度を知った。

 
最初、指定企画が全部レベルが高すぎて
「いやいやいやいや、応募するのこわ!!!!無理!!!」
と思っていたが…
 

各指定企画の説明会に参加してイメージが変わった
 
チーム企画ではプロジェクトマネージャーの姫ちゃんやTAKAさん、
あたラボ所長いっちーさんのすごく話やすく
柔らかい雰囲気に勇氣づけられ✨

その勢いでチーム企画に
応募することに決めたのだった✨
 

《チームでの仕事って、どうやるの!?》

フリーランスになる前の勤務先がベンチャー企業だったので
割と一人ができる範囲が広い業務形態だった

だから、「自分ができるようにする」とか「できる」
ということに関しては頭が回りやすかったのだが

 
チームで動く、チームという視点で
アイデアを広げるということが
最初は慣れなかった💦
 

チームでどんなことができるか?のブレスト会議なども
プロジェクトマネージャーの皆さんが開催してくれて
参加してみたけどアイデアが浮かばない浮かばない💦

最初からチームで考えることを意識させてもらえた
 

《研究の目的》

振り返ってみると目的は

・フリーランスの高額案件への可能性を模索する(収入を増やす)
・フリーランスの仲間というのを体感する(気が合うのか?合わないのか)
・チーム運営を観察する(「これからの時代はチームだ」と情報を得ていたため)

この3つを心の中で求めていたように思う

とにかく、新しい働き方という視点から
可能性を模索したかった
のだ
将来への危機感から、対策を打ちたかった
 

◆検証したいと思っていたこと

《チームで案件を獲得できるか?》

チームを組むだけで終わる、というのは避けたかった
また、研究員期間中だけのつながりになるのも避けたかった

 
何か一つ、実感のある成果は残したい
そして、研究員制度が終わってからも協力し合える仲間が欲しい。。
 

最初が肝心と思って、初期のころは
slackをちゃんとチェックしていた(初期は、、、、ね、、、、💦)
その甲斐あってか、案件からのチームを組むことができた

 
どんなメンバーがいるのか?
どんな思いを持っているのか?
 

知れる環境をプロジェクトマネージャーさんたちが用意してくれたし
まずは知ることからがスタートだった
 

《7桁の高額案件は受注できるか?》

7桁の案件をランサーズ上で受けることができれば
今後の働き方の展望が明るくなるな…
何より将来への安心感が増す!

フリーランスが稼げるという可能性を示すことができれば
世の中の人の働き方にも勇氣をプレゼントできるようにも思っていた
 
やはり働き方の選択肢は広いほうがいいと思う
人間は十人十色
みんながみんな、会社員として働くことが向いているわけではない。
 
自分の個性や特性に合わないのに
選択肢を知らないという理由で
働き方が制限されている人がいたら
それは非常にもったいないなと思うのである
 

《同業のメンバーとチームを組むとどうなる?》

ランサーズを開けばそこには競合他者…
そんな気分だったので
同業のメンバーと良いつながりができたらいいなとも思っていた
  

◆研究活動の概要

テーマ①7桁の大型案件

フリーランス歴5年、マンガ家&イラストレーターとして活動してきた。自宅オフィスであるため、フリーランス同士のつながりもほとんどなく、交流会などで知り合う機会はあったとしても、それぞれが別の仕事をするのみで、協力して仕事をする機会はめったになかった。

また、個人のフリーランスで漫画イラスト業務となると、下請け的に仕事を受けることが多い。下請けポジションだと受注も安定化せず、料金もコストカットされがちである。

そこで、今回の働き方実験では、「チームで大型案件を受注したい」という同じ目的を持った仲間との繋がりを通し

メンバーの得意を活かしたチームを作り、クライアントの「依頼するまでに至っていない言語化できない困りごと」を解決できるパッケージを作り、楽しみながら、7桁の大型案件を受注できるかを実験していく。

実験報告書より

テーマ➁同じマンガイラスト業種のメンバーとの協合チーム

またもう一つのテーマとして同じ「マンガ・イラスト」業種のメンバーとの協力チームも試してみたいと思っている。

同じ業種の企業は競合他社と呼ばれるがフリーランスで活動している中でも、そのような現象は生じるように思う。(個人で活動しているとより一層、身近に感じられるものがある…)さらに、対企業では勝ち目がないし一人の力でできることが非常に限られてくる。

そこで今回の実験では同じ「マンガ・イラスト」スキルを持ったフリーランス同士でタッグを組み同じ業種が集まるからこそできることや支え合えることそのチームの可能性を追ってみたい。。

研究報告書より

◆結論と根拠・気づき

《結論》

①7桁案件
結論から言うと、7桁の高額案件は個人的には受注できなかった
けれどプロジェクトマネージャーのひめちゃんが
なんとチームで7桁のお仕事を受注!!!

 
フリーランスで、ランサーズ上で、
7桁の受注は可能であることが証明されたのである。。
 

ただ、これは業種にもよる感じがした。
どうしても、デザインだけ、イラストだけ、マンガだけとなると
時給計算の下請けの額になりがちだ(しかも一つのイラストに凝ると、時給換算が悲しい結果になる)

 
今回経験したのは、営業方法によって結果がかなり変わること。。
パートナーの小田あかりさんの営業によって獲得した仕事では
正規の料金で仕事を受注することができた
 

ランサーズ上で応募して仕事を獲得していた時は、
どうしても少し値引きしないと選んでいただけないという状況があったので
チームで仕事をする上で、正規の料金でお仕事させていただけたというのは

個人的には素晴らしい体験だった✨
 

②同業者チーム
チームというほどでもないけれど
イラストメンバーでTwitterのDMでグループを組んでやり取りを行った
イラストの詳細を詰めたりとか、ネームと線画と色塗りの工程を分けたりできたので

一人でやるより断然時間が短縮できた
また、自分のイラストのタッチ以外のタッチを提供できるのも
強みであることが分かった
 

③おまけ:潜在数秘のシェア
チームメンバーのそれぞれの性質を理解しあえてたらいいなと思って
鑑定結果などを少しシェアさせてもらったのだが、
これはやらなくてよかったなと思う
あまり求められてないことをやっても仕方ないということがよくわかった

時間がかかった割には取れ高が少なかった
 

《顧客の声にならない声を拾う》

案件獲得には声にならない声を拾うことが非常に大切なんだなと感じた
最初のヒアリングとそのヒアリングに至るまでの導線
ここが肝だということがよくわかった

 
高額案件になればなるほど、
この声にならない声を拾う比率が大きくなる印象だ
 

まだ案件募集にまで至っていないお悩み。。。
これを掘り当てることができたら、
安定した案件獲得につながるイメージが持てた✨
 

《ランサーズでの営業方法の知見が広がる》

研究員期間中、営業のプロのTAKAさんから
営業の方法のシェアなども行われていた

 
足跡からコンタクトを取ってみる
アクティブなクライアントにDMを送ってみる
パッケージを魅力的にする…等々
 

一人孤独に案件を獲得していた時代からは
思いつきもしなかった営業方法の数々…✨✨

提案の幅が広がるのがうれしい
 

《チームメンバーのひたむきさ》

マンガ動画チームという大所帯のチームで
なんと数日で70件近くランサーズ上で営業をかけてくれていた
メンバーがいた

しかもそれをアピールすることもなく
淡々と続けていた。。。
すごい、、、すごすぎる、、、、、

メンバーのひたむきさを見ると、こちらも頑張ろうという気持ちになるし
チームで同じ方向を見れていることが非常に心強いと思った
 

《嬉しかったこと》

ファースト案件獲得賞をいただけたこと✨
 
ファースト案件獲得賞をいただいた医療マンガチームは、
「この案件を一緒にやりましょう」
と小田あかりさんが募集をかけていたところに
応募させてもらったところから発足したチーム✨

 
案件ありきでスタートしたので
成果も早かった✨✨

 

自分の価値観として、、、
成果につながるものだと、とてもやりがいを感じる、というのがあるので…
このチームの発足の仕方は、個人的にも性に合っていてよかったなと思った
 

◆研究に関する考察・これから

<考え方・価値観>

・働き方の幅が広がり、心の余裕が生まれた
・案件獲得の経路が広がった
・他馬力のパワー、心強さを感じた
・大所帯になると、進行管理(ディレクション)が肝
・成果物を出すだけでなく、定期的にZoomをして距離を縮める交流も大切だなと思った

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>

案件からチームを組んだ医療マンガチームでは仕事につながった!
結果は以下の通り

・S眼科内科様
胃カメラ紹介マンガ制作、大腸内視鏡紹介マンガ制作
・O皮膚科クリニック様
思春期脱毛紹介マンガ制作、インスタ用マンガ、マンガ冊子
(インスタ用マンガとマンガ冊子は現在制作中である)

現役ナースでライターもされている小田あかりさんと組んでお仕事をさせてもらったが、的確な営業とプロットの作成をしてくれた✨

役割分担できることで
すごく精神面と物理的な負担が軽くなった

ただ、お互い本業の方が忙しかったのもあり
本当はもっとバリバリ案件を受けられたと思うのだが
制限されてしまったのがちょっと残念だった
 

特にプロット作成にかかる時間とマンガ作成にかかる時間が
かなり違うので、わたしの工程でかかる時間が長いのが課題だ

パートナーのあかりさんにもっとお仕事をしてもらえるような体制を
こちらも作っていく必要があるのを感じた
(マンガの成果物を早く出すための体制)
 

◆全体振り返り

《チームの心強さと難しさ》

チームで仕事を受けられて本当によかった
案件獲得の経路が増えたことは、
これからの働き方の希望になった✨✨

 
チームで働くことのメリットはすごく感じた一方で
大人数が関わると難しくなるのがチーム運営
 
チーム、仲間といえど人と人
それぞれの性格を把握しておくことや
それぞれ大切にしている価値観をシェアしておくこと

もっとできたらよかったかもなと思った

 
皆さん、本業もありながらの挑戦だったので
なかなかすり合わせの時間が取れなかったり
連絡がすれ違ったりすることが多かった
 

ひと段落したら、ただお話するZoomなども
してみてもいいかもしれないなぁと思う

 
研究員の期間が終わっても
チームメンバーとは一緒にチームで働くことができる関係性を
続けていけたらなと思っているし

一緒にチームを組めなかった方々とも
今後一緒にお仕事できたらうれしいなぁと思っている
 

《新しい挑戦》

研究員制度とは別にこの6か月の間に起業塾に参加した
これも、研究員制度に飛び込んで、新しい働き方に挑戦する、ということをすでにやっていたからこそ、起業塾にも参加を決心できたのだと思う

 
その中で新しくメルマガ代行の仕事を
チャレンジさせてもらえることになった✨
 

定期的に(しかも短期間で)成果物を出す、という
継続が苦手なわたしにとって、計画性と質の担保など
非常に鍛えられるお仕事である💧

 
新しい働き方、新しいスキル、新しい仲間✨✨
 

研究員制度にチャレンジさせてもらえて
かかわらせていただいて
とても學びと貴重な経験を積ませていただいた6か月だった

たくさんのフォロー
そしてたくさんの企画
 
このようなチャレンジの場を作ってくださって
ありがとうございました!✨✨

 
そしてここまで読んでくださった
あなたにもありがとう🍀

これで最終報告を〆めたいと思います✨✨
ありがとうございました!

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