見出し画像

子どもとcooking③ママの最高の助手に育てよう(3歳頃~6歳頃)

 3歳から5歳頃は特にキッチンでの作業に興味を持つ時期です。そして、たくさんのことができるようになる時期でもあります。しかしまだまだ一人ですることは難しく、危険がともないますね。上手に手伝ってもらってママの助手さんになってもらいましょう。
 色々手伝ってもらうと、ママが疲れてしまします。1回のお手伝いで1つのことに集中してもらうことがポイントです。少し難易度を上げれば一つの作業に時間がかかります。そこに集中してやってもらう間にママはささっと他の料理を仕上げてしまいましょう。
 例えば
・ゆで卵の殻むいて卵をスライスする機械でスライスしてタッパーやお皿にいれてもらう
・卵を割って溶いててもらう
・ピーラーでにんじんなどの皮をむいてもらう
・並べたお皿にあらかじめ切っておいたサラダや付け合わせの野菜を持ってもらう(お箸ではなく手でできたりトングでできるとやりやすいですね。)

 とっても単純な作業ですが、一人でできるようになるまでにはそれなりに時間がかかります。そしてお任せするとはりきって集中して頑張ってくれるお子さんが多いと思います。
 イベント的にクッキーを焼いたり、ピザのトッピングをしたりもとっても楽しいのですが日常的にしてもらうことが助手さんに育てるポイントです。

 4歳~5歳位になると手先も器用になり包丁を使いたい、炒める作業をしてみたいと、やりたいことも増え、できるようになることも増えてきます。年齢にあった包丁なども手軽に手に入りますし、しっかりと見守っての作業になるので果物ナイフなどの小さなナイフを使うのもおすすめです。大きいものを切るのはまだまだ難しいので、手でしっかりおさえられるサイズにしてあげて切らせることがポイントです。そして安定した踏み台で作業させてあげてください。
 じゃが芋や人参など、底を平らにしやすく安定もしやすいので、おさえられるサイズに切って切らせてあげるといいですね。包丁を使うときは絶対に目をはなさないようにしてあげてくださいね。
 5歳くらいを目安に切った野菜やお肉をフライパンで炒める作業も上手に出来るようになってきます。回数を重ねるごとにどんどん上手になります。大人は野菜を切ってる間に焦がしてしまうこともありますが、子どもは目を離さず集中して炒めるので焦げずに上手に仕上がります。ママは隣で硬い野菜から順番に切りフライパンに投入、調味料を入れるだけで料理が完成します。子どものすごいところは、どんどんできるようになることです。
 フライパンを少し予熱してくれたり、油を敷いてくれたりと、続けることでできること、気が付くことが増えます。「ありがとう。」の魔法の言葉をたくさん伝えてくださいね。
 我が家はIHなので、予熱の火は5だけどフライパンに材料が入ったら火は3にしてねとか、4にしてねとお願いしていましたが、火加減を見て3かな?4かな?と調整するようになりました。
 もうここまでくれば立派な助手さんです。毎日時短料理にしなくても戦力がいつも隣にいるので心強いですね。
 この時期に料理のお手伝いをする際にとっても大切なお約束があります。絶対に一人で包丁や火をつかわないことです。これだけは絶対に守ることを約束してお手伝いさせてあげてください。もし守れなかったらしばらくはキッチンでのお手伝いは、させないようにしましょう。きちんと危険がともなうことを伝えるのもたいせつなことです。

 最初は手もかかりますしひやひや大変ですが、キッチンに一緒所に立ってとママからお願いする日がやってきます。
 感謝の気持ちをたくさん伝えて、最高の助手さんに育てていきましょう。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?