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子どもの食べ物の好き嫌い②好きな食感を探してみよう

 食べ物の好き嫌い2つ目として、今回は食感についてお話しようと思います。
 食感は好き嫌いの中で1番ののキーポイントかな?と私は思います。
・固いものが嫌いでやわらかいものしか食べない。
・歯ごたえのあるものを好む。やわらかいものはたべない。
・べちゃべちゃどろどろしたものは苦手
・こんにゃくや、椎茸のように弾力のあるものが好き、嫌い。
・シャキシャキしたものが好き
あげてみるとたくさんの食感がありますね。細かくあげていくとまだまだありますが、お子さんの好みの食感はいかがでしょうか?また苦手な食感はどのようなものでしょうか?
ここに目を向けるとたくさんのヒントが隠れています。
 
 例えば大根は、煮るとトロトロ味もしみておいしいです。スープや味噌汁にいれてもやわらかく甘く優しい味になりますね。せん切りにして塩もみしたりサラダや酢の物にするも、シャキシャキ音も楽しくしっかり噛みごたえのある一品になります。どちらも好き!!という子もいるのですが、どちらかは食べられるという子もいます。
 こんにゃくとか椎茸とか弾力のあるものを好んで食べます。あまり大きな声では言いたくないけど、グミも大好き。
 やわらかい煮物は食べないけど、レンコンやゴボウのような繊維質のものはよく食べる。 

 などなど、食感の好みは、小さい頃から割としっかりしています。

大人でもべちゃべちゃするものは苦手とかきのこの食感はちょっと。。苦手な食感や、好きな食感がありますね。麺類ひとつでも、やわらかめが好きな方、固めが好きな方いますね。ご自分の苦手な食感を想像してみて下さい。この年になっても苦手なものがある。まだ食感においても経験不足なお子さんにとって苦手な食感は口から思わず出したくなるくらい嫌なものだと思います。
 
 乳幼児期はまだ自分の言葉で上手に伝えることができないので、食べてるところをしっかり観察して、食べられる形にすることがポイントになります。
 
 同じ食材でも調理方法を変えて食感を好みのものにしただけで、食べられないものが食べられるものになることもあります。

 食べないなー。。食べてくれないなー。。と悩むより、今食べられる食感に注目して食べられる形に調理して、たくさんモリモリ食べてもらいましょう。
 
 好きな食感も年々変化していきます。
「給食で○○大好きだけど家ではなんで出ないの??」とびっくりするような質問をされることもあります。

 あーこれも食べられるようになったのたねー。とお子様の成長とともに好き嫌いも楽しんで頂けたらいいなーと思います。

 好き嫌いはながーいお付き合いです。頑張りすぎず、好みの食感の変化を楽しんで頂きたいなと思います。
 
 わが家も離乳食のときお粥をほとんど食べてくれませんでしたが、普通のご飯に変わった途端、うそのようにモリモリ食べ出しました。べちゃべちゃしたものが嫌いだったんだ。とその時きがつきました。おっぱい飲んでるからまぁいっかぁ。お芋も好きだしとのんびり構えていました。今でも大根の煮物もきのこも大嫌いです。何がいやなのかな?と思いますが、嫌いなものはきらいなんです。(大根のサラダや酢の物は、小さい頃から大好きです。)なので、煮物は、色々な種類の野菜を大きめに切り、一緒に煮込み、一切れ二切れ三切れだけお皿に紛れ込ませています。小学生になれば一切れ二切れは食べます。
 ゆるーく楽しく、たまにミッションを出してみてください。そして褒め続ける。楽しい食卓が1番のごちそうです。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。


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