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Report_NYC #1

会社で運良く機会をいただき、ニューヨークへ研修に行ってきました。
初の英語圏。5年ぶりの海外!

遅らばせながら、記憶のあるうちに書き記しておきたいと思います。
完全に個人的な記録で特に1日目に関しては読んでも何も得られるものはないです。
年末暇で暇で仕方がない人向けです。


1日目:12/3 フライト

■ 成田-ロサンゼルス

久しぶりの飛行機でとてもわくわくする。
ゴーっと加速して機体がふわっと浮く瞬間がいちばん好きだ。
いよいよ、という高揚感と忙しない日常からも身体が剥がされていくようなすがすがしい気持ち。サイコー!!飛行機の中は仕事もできないし、何かを不安に思ったところでなるようにしかならないんだし、と割り切れるのがいい。久々の長い長い眠り。幸せだ。もうこれだけでもいいんじゃないか。
人間の三大欲求のうち一番強いものが睡眠欲とされている理由がよくわかる。こんなにも満たされた気持ちになれるのか。もっと普段から寝た方がいい。絶対。

行きの飛行機はZIP Air line。
機内の造形が今回乗った飛行機の中では一番好きだった。荷物を入れる棚と天井のライン照明の入れ方、あと窓の窪みのアールの切り方がシャープでカッコよかった。

ロサンゼルスには朝方着いて、機内から見える朝焼けがすごく綺麗だった。

日本時間の深夜2時に朝食。
空港の中のレストランで目玉焼きとフランスパンとカリッカリのベーコンが乗ったメニュー。ベーコンがカリカリすぎてフォークで刺したら粉々になり、フランスパンはノコギリで木材切ってるんかと錯覚するくらいの硬度を持っていた。これが2,000円かあ…物価…

カリカリすぎるベーコンと木材級の硬度を持ったフランスパン

空港周りの喫煙所付近でタイヤが擦れて焼け焦げたような青臭くて少し変な甘さのあるような匂いがした。嗅ぎ慣れない匂いだなと思いつつ、とりあえず身体には良さそうじゃないな、と思って通り過ぎる。
これがおそらくマリファナの匂いであることを後々知ることになる。

■ ロサンゼルス-ニューアーク

離陸前

同僚やいろいろな人に助けられながらなんとか乗り継ぎ便に乗ることができた。LCCのspirit Air Lineは、黄色の機体で機内はさすがLCC…テーブルもなければペットボトルを入れるためのホルダーも網もない。なくても最悪困らない絶妙なラインをついているコストカット。なるほどな〜と思いながら乗る。
離陸はお昼で、快晴。西海岸の果てしなく広く穏やかな海が窓いっぱいに見える。太陽をキラキラと細かく反射する波、次々に空港から飛び立っていく飛行機。アメリカを横断するように飛ぶ途中、だだっ広い土地に正円の緑がポツポツと見える。不思議な地形。誰かがコンパスを引いたような形。

センターピボット方式灌漑農業

センターピボット方式灌漑農業というらしい。そこまで行くための一本道は最短距離を引いたのだろう。直線で定規をあてたみたいな道だった。あの道を車で走るのってどんな気持ちなんだろう。どのくらい時間がかかるのだろう。きっと同じような景色を見飽きて途中で眠たくなっちゃうんだろうな、とか考えていた。小さい頃からの、車窓から見える景色の中に自分がいたら、ということを想像する癖が抜けない。

ニューアークに到着したのは夜で、今度はキラキラした夜景が見えた。

時間を遡って飛んでいたから、1日がとても長く感じる。
ゲストハウスに着いたのはPM10:00。

日本語が話せる方が経営されているゲストハウスで、治安にやや不安のあるイーストハーレムに位置している。
通りに面した部屋は、葉っぱか何かの影響なのかわかんないけど明らかに違う世界が見えてる人の叫び声とか鳴り止まないサイレンの音だったりが聞こえてきて賑やかだった。
お風呂のシャワーはめっちゃ熱いか冷水かの二択でまじか…と思いつつ、インドのホテルでシャンプー流す前に断水くらった時よりマシか、というマインドで乗り切る。

PCにはもう月曜の朝で動き始めている会社からの通知が。
ああ、まだあと1日半くらいは空の上に居てもよかったな、と思いながらPCと向き合う。親の顔より確実に長い時間見てるなMacBookの画面。
作業を片付けて、3時間くらい眠った。