ローファットダイエット 概要

今記事ではローファットダイエットの内容について紹介していこうと思います。

ローファットダイエットとは簡単に説明すると

「脂質の量を減らすことで1日の摂取カロリーを減らす」ダイエットになります。

このダイエットで行った食事、カロリー管理はTestosteroneさんの著書「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」と山本義徳さんの著書「ダイエット~実践編~」の内容を参考に考えました。


Step1  自分の活動代謝から目標カロリーを決める

活動代謝とは自分の一日の消費カロリーの概ねの値です。この値は、

「基礎代謝×身体活動レベル」 の式で求めることができます。

基礎代謝とは1日に何もしなくても消費されるカロリー量です。

求める方法として、インターネット上に年齢、身長、体重を入力するだけで計算できるサイトがあるのでそちらの使用をお勧めします。

20歳、170cm、60kgの男性を例にします。

この場合、基礎代謝量は1594kcalと求められます。


次にこの数値に身体活動レベル(3段階)に応じた数値を掛けます。


①身体活動レベルが低い(座っている時間が長く、ほとんど運動しない)

②身体活動レベルが中(週に2~3度の運動、立っている時間はそこそこ)

③身体活動レベルが高い(立ち仕事、重労働が多い、高頻度のトレーニング、部活動をしている)


①の場合、×1.2   ②の場合、×1.55、③の場合、×1,725を基礎代謝の数値に掛けます。

例)①の場合、1594×1.2=1912kcal

  ②の場合、1594×1.55=2470kcal

  ③の場合、1594×1.725=2750kcal

これにより1日の消費カロリーを求めることができました。このカロリーで生活すると、理論上は体重が変化しないことになります。

つまりダイエットを行うためにはこれよりも少ないカロリーで生活する必要があります。そこで活動代謝のカロリーを基準に目標カロリーを設定します。目標カロリーのおすすめは

「活動代謝×0.8~0.9」です。

このカロリーを目標に食事を管理すると、比較的無理なく体重、体脂肪を落としていくことができます。



Step2  目標カロリー内でのPFCバランスを定め、食事メニューを決める

次に目標カロリー内でのPFCバランスを決めます。PFCバランスの詳細は別個で記事にします。Pはタンパク質(1gで4kcal)、Fは脂質(1gで9kcal)、Cは糖質(1gで4kcal)を表します。

ローファットダイエットの場合、脂質を少なくするので、

P:F:C=3:1:6 or 3:2:5

このバランスになるように食事を組み立てます。

例)1日に2200kcal摂取する場合、3:1:6とする


P(タンパク質):2200×0.3=660kcal

 1gあたり4kcalなので、660÷4=165g


F(脂質):2200×0.1=220kcal

 1gあたり9kcalなので、220÷9=約25g


C(糖質):2200×0.6=1320kcal

 1gあたり4kcalなので、1320÷4=330g


このようにPFCバランスを定めて食事を決めていきます。

食事メニューの例などは後述の記事で紹介します。



Step3  決めた食事を続ける (4~6週ほど)

Step2で定めたバランスの食事を続けていきます。

4から6週間ですることを勧める理由は3つあります。


1、体が慣れてしまう

体が低脂質の食事に慣れて体重の変化(脂肪の燃焼)が小さくなってしまいます。また、代謝が落ち、消費するエネルギーが少なくなることもあります。


2、体に必要な脂質が不足してしまう

脂質は体を構成する重要な栄養素であり、長期間不足すると体への悪影響が懸念されます。


以上がローファットダイエットの概要になります。次の記事でこのダイエットのメリット、デメリットや食事メニューの例、自分の体感を紹介しようと思います。

 読んでいただき、ありがとうございます!




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