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Twitterをやめてみた Twitter#2(やめる方法・プロセス編)

  前回の記事で、Twitterをやめた理由とその結果について書きました。
 今回の記事は、具体的にTwitterを完全にやめる方法、わたしが辿ったプロセスについて、失敗例も合わせて記していきたいと思います。

 ↑前回記事はこちら

①アプリを消す(失敗)

 まずはアプリを消しました。気軽に見れるからついつい見てしまうんだと思ったからです。
 消して数日。気が付いたらTwitterのアイコンがあった位置をタップしていて、どれだけ依存してるんだ~~~!と衝撃を受けました(笑)。2日ほどでこれはなくなりました。

 これでやめれるだろう、と思いました。
 しかし、わたしの依存は単なるアプリ消しでは対処できませんでした。

 サファリでも気軽に見れてしまうからです。

 サファリを押して、上の検索バーに「t」を入力するだけで、自分のTwitterのページが検索履歴・候補として提示され、あっという間に見れてしまいます。そうして、繰り返し見ていると、サファリには、「あなたがよく見るページ」として、Twitterのアイコンが出てきます。①サファリを開く→②よく見るページのTwitterのアイコンを押す、の2STEPで気軽に見れちゃいます。

 パソコン上でもそうです。グーグルクロームに「t」を入力するだけで、目的のページにたどり着いてしまいます。

こんな感じ。

 単にアプリを消すだけでは辞められませんでした……。

②ログアウトする(失敗)

 次に、わたしはログアウトしました。そうしたら、次見る時は、いちいちIDとパスワードを入力してログインしなくてはならなくなり、手間が増え、見なくなるだろうと思ったからです。

 しかし、見ようと思って次にログインした後、あろうことか「めんどくさい」と思って、ログアウトしませんでした。つまり、「いちいちログインするのがめんどくさい」ではなく「いちいちログアウトするのがめんどくさい」となったのです。

 ログアウト作戦も失敗です。

③スクリーンタイムパスコードを設定する(半分成功)

 スマホにスクリーンタイムを設定すると、当該ページを開く際に、スクリーンタイムパスコードを入力しないと見れなくなります。
 わたしはTwitterを見ないように、Twitterにスクリーンタイムを設定し、使用時間を制限しました。

 この作戦は半分失敗し、半分成功しました。

 なぜなら、「使用制限中です」という画面が表示されても、意志が弱いわたしは、パスコードを入力するだけで、延々と見れちゃうからです。(意味ないじゃん!)

 仕方ないので、親にパスコードを考えてもらうことにしました。
 親に頼めない場合は、上を向いてスマホ画面を見ないで、テキトーに押して設定するという方法もあります。

④退会する(成功)

 前回の記事で申し上げた通り、退会するのにはかなり勇気がいりました。ですが、Twitterがわたしに与えるデメリットがすごく大きかったので、アカウントを消去しました。

 これで、カスタマイズされたタイムラインは見れなくなります。
 あと、どう説明したらいいのか分からないのですが、退会したことにより、自分の中でTwitterを見る「義務?」「意味?」「理由?」のようなものが胡散しました。
 Twitter会員・メンバーじゃなくなったから見ないでいい、のような。

 習い事をやめたら、習い事先には行かなくなります。
 学校を卒業したら、学校には行かなくなります。
 サークルをやめたら、サークルには行かなくなります。
 サブスクを解約したら、サブスクは見れなくなります。

 ……Twitterを退会したら、Twitterを見なくなります。

 こんな感じです。

 退会はやめる手段としてすごく良かったです(当たり前のことで恐縮ですが……)。

 ③の「親にパスコードを設定してもらう」と合わせると、完全にTwitterを見ることをやめられました。
(Twitterのアカウントを持っていなくても、鍵なしのツイートは一応見ることが出来るので)。

 そして、スクリーンタイムパスコードのないパソコンで、性懲りもなくTwitterを見ようとすると、Twitterアカウントがない人は、

 のような画像が頻繁に表示され、イライラと見る気が失せてくるので、やっぱり退会するのは大事ですね。

 以上のプロセスを経て、わたしはTwitterをやめることが出来ました。


 ①から④のプロセスが歯科矯正でいう「矯正」であるならば、以下の⑤と⑥は「保定(リテーナー)」にあたります。

 新たにTwitterアカウントを作ってしまうという懸念はありますが(←また一からフォロワーを増やすのはめんどくさいし、また友達に「アカウント変えたからフォローよろしく」というのも申し訳ないし、ないと思いますが)、それだとやめた意味がありません。

⑤Twitterをやることで失うものを書き出す、思い浮かべる

 今まで、Twitterで得たものはないことはないですが、失ったものが大きすぎました。

 わたしの場合は、
・一日2時間以上の浪費。(絶対2時間で済んでない)。
 丸一日見ていた日も結構あったので、1日4時間とすると「4×360」で「年間約1440時間」!!! 難関資格の1個でも取れそうな時間を無駄にしていました……。
・人と比べて落ち込む
 自己肯定感爆下がりです。前回の記事でも書きましたが、人と比べても何一ついいことありませんでした。百害あって一利なし。
 落ち込んでいる時間も合わせたら、ものすごい時間をTwitterにささげてしまいました。

 前回記事と重複しますが、

いっぱいだと新しいチャンスが入らない

 (TwitterをやっているうちはTwitterをやめて失うものばかりに目がいっていて、全く気が付かなかったのですが)
 Twitterをやめた分、自分のキャパに新しく挑戦したいものを入れることが出来るようになりました。Twitterに依存するばかり、わくわくする他のことをするチャンスを失っていたのだと気が付きました。

 これだけで、新しいアカウントを作る気は失せました。

⑥なくても大丈夫だと実感する

 Twitterをやめるにあたってのハードルは、①ゆるく友達と関われる場所を失うこと、②最新情報を取りこぼして置いてけぼりになる不安でした。

 前回記事でも触れましたが、Twitterがなくても、全く困りませんでしたし、不便を感じることもありませんでした。

 むしろ、Twitterで受け身的に流れてきた情報よりも、自ら取りに行った情報の方が、自分にとってはずっと有益であると実感しました。(もちろん、ありがたい情報を発信してくださっている方も多くて、感謝しています^^)。

⑦他に打ち込めることを探す

 暇じゃないけど暇なので、ついつい他の人が気になって、Twitterを見てしまうのではないかなと思います。
 ⑦はまだまだ模索中ですが、ずっとやりたかったヴィオラを始めました! ヴィオラなど弦楽器に関する本を見ているだけでわくわくするし、だんだんTwitterを見よう、という考えが思い浮かばなくなってきました。


まとめ


 以上、Twitterをやめるまでわたしが辿った変遷を紹介してきました。パスコード設定でTwitterを見れないようにする、退会してしまうのダブル対策がわたしにとっては一番効果的でした。

 わたしの怠惰っぷりを紹介しているだけで、参考になるか分かりませんが、誰かのお役に立てたら幸いです。




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