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勢いだけで1歳児連れて母子フィリピン移住した話。

フィリピンのドゥマゲテという都市で2歳児(2023.11現在)と住み込みのメイドさんと生活している、りへと申します。

Xでも発信してますが、教育ママでもなく高所得世帯でもない、本当にただの一般家庭の英語も話せない元専業主婦です。

そんな私がなぜ子供を連れて母子で海外移住したのか、海外移住するための準備は何をしたのか。
日々家事育児に追われ、少し休憩したい・・・。
そんな方に私の経験談が届けばいいなと思いnoteを執筆しました。

※半年前に執筆してたのに公開し忘れておりました(笑)


まず結論として、1歳児(未就学児)連れでのフィリピン移住はめちゃくちゃオススメ!! 


「いやいや・・・子連れで海外移住なんてめっちゃ大変そう・・・。」と思っているあなたへ。

全く大変じゃないです。(全くは嘘)
だけど、未就学児の日本でのワンオペ育児の日々の方がよっぽど大変。
移住の準備については基本的には航空券をポチッと買うだけです。

X(Twitter)でフィリピンでの生活について発信をしていますが、DMやコメントご相談などをいただく機会もあり、せっかくなのでnoteを執筆します。(無料なので是非ご一読くださいませ!)

海外移住に興味のある方、ワンオペ育児に疲弊してる方、家事を人任せにしたい方必見です。 
一般家庭の専業主婦がどうやって子供と二人で海外移住したかを書きました。



自己紹介


初めまして。
フィリピンのドゥマゲテという都市で2歳児(2023.11現在)と住み込みのメイドさんと生活している、りへと申します。
元々は千葉県在住で、現在オンラインで日本の企業と仕事をしています。フリーランスですが大体平日の9~17時を仕事の時間に充てています。
会社員の夫は日本で絶賛一人暮らし中。


なぜフィリピン移住したのか

漠然とした将来への不安と子連れに対する風当たりの強さ

子連れってどこに行ってもなんか肩身が狭い。周りの人たちに気を遣って、せっかくのお出かけでも疲労がすんごい。

そしてコロナ渦による閉塞感・・・。どよーんと暗い雰囲気に嫌気がさして、どこかへ行ってしまいたい・・・そんなふうに感じた。


ワンオペ育児が疲れてきた

平日は夫の帰宅は21時頃。子どもが寝た後に帰宅。
残念ながら育児を一緒にできる環境ではなかったので、必然的にワンオペ。

朝5時半に起きて朝ごはんとお弁当を作る。
子供に朝ごはんを食べさせて、夫を見送る
子供を見ながら洗濯・掃除などの家事
なんで泣いているのかわからない子供のご機嫌をとり、相手をしていたらいつの間にか夕方。
夜ご飯の支度をし、子供のご飯、お風呂、そして寝かしつけ。

子供が寝て「ふ〜」一息つこうと思った頃に夫の帰宅。
ご飯を出し、残った家事をやる。
気づけば22時。

あれ・・何この毎日。
子供は可愛い。だけどなんだろうこの疲労感。

元々は仕事が大好きなタイプだったから、出産でガラリと変わってしまった自分の生活に、モヤモヤを抱えてた。

もちろん幸せなんだけど、私このままじゃダメになりそう・・・・

自己肯定感が下がりまくってた。


「子供が産まれたら一旦自分の人生終了。」


そうやって出産前から思ってたし、実際出産後も一旦人生終わったわ。って思ってた。

どうしても子供中心になってしまい、自分のことなんて後回し。てゆうか自分の事になんて時間もお金もかけられない・・・。

私の周りでも子供のために色々と我慢をしているママたちが本当に多い。
それってどうなの?もっとうまく時間使えないのかな。。と

「子供がいるからってやりたいことを我慢したくない」

ワガママな私は妊娠中からずーーっと疑問を抱いていて、
辿り着いたのが家事と育児のアウトソーシング!
フィリピンではそれが実現できることを知りすっかりその気に。
その日からネットで調べまくってました。


移住までのステップ(仕事編)


さあ、海外に住んでやろう。と決めたものの、先立つもの(お金)はない。
なのでまずは仕事探しから・・・。

時給1200円のパートとクラウドソーシング・・・渡航10ヶ月前

出産前はセラピストをしていたけど、妊娠期間中に仕事を辞めていた私。
海外移住となるとリモートワークが必須となる。
我が家は家計に余裕があるわけでもない本当にただの一般家庭なので二拠点生活となると、こっちでの生活費は私が稼がないと生活できない。

ということで、まずは収入源をつくらないと話にならないので
Web系の仕事を始めた(もちろん知識もスキルもゼロから) 

独学から始め、クラウドソーシングなどでほぼお金にならない日々を越え、やっと時給1200円で制作会社とのお仕事が決まり、フルタイムで働ければなんとか生活費くらいは賄える程度の収入が見込めることに。
(今はもう働く場所を変え、時給計算だと倍以上になったんだけど、その話はまた機会があれば)


移住までのステップ(渡航準備編)


どこに住むのか決める

どこか海外に住む。といっても移住先の国として初めからほぼフィリピン一択。
理由としては大きく下記の3点

  • 長期滞在のハードルが低い・・・観光ビザの延長で、一時帰国を入れれば、半永久的に住める

  • 生活費が安い・・・ただの一般家庭の2拠点生活となるので、費用は安ければ安いほうがいい。

  • 英語が通じる・・・母国語はあれど、普通に英語が通じる。

その中でもなぜ「ドゥマゲテ」と言う街を選んだのかというと、ほぼ直感(笑)
この街での生活については別のnoteで。

セブパシフィックのセールのタイミングで航空券ゲット・・・渡航8ヶ月前

日本からフィリピンへのフライトは
全日空・日本航空・フィリピン航空・Zipair・Airasia・Cebu pacific が運行しています。
LCCの選択肢もあるので、費用としては片道1万円〜5万円程度。
LCCのセールのタイミングで購入できればめちゃくちゃ安いのでオススメです。私はセブパシユーザーですが、フライトの時間変更なんて頻繁だし、お金に余裕がある方は日系のエアラインがいいかも。
でもそんなの気にしないという人はセブパシおすすめ(というか気にしないくらいのメンタルでいないとフィリピン生活は厳しい)

※ちなみにセブパシのサイトはクソオブクソです。使ったことある人なら共感しかないはず。

どこに連れて行かれるのか不安になる1歳児。。。


現地の移住コーディネーターさんに依頼

今はもう辞めてしまったみたいだけど、家探しもメイドさん探しも現地のコーディネーターさんにお願いしました!
渡航前に家が決まっていると安心。


別居生活に向けてアパートを解約、手続き諸々

まだ賃貸暮らしだったので、1LDKのアパートは解約し、夫は一人暮らし用のマンションへ引っ越し。
渡航までの1ヶ月ちょっとの間、私と息子は実家に居候(母よ、、ありがとう)


移住までのステップ(その他)


英語学習・・・渡航半年前

オンライン英会話を半年くらいやったはずだった・・・・現地に到着した時の私のレベルは中2以下です。 (今も変わらず)

周りへの報告・・・渡航3ヶ月前くらいから

「夫を置いて、子供とフィリピンに行く」なんて突然言い出すもんだから、周りもびっくりしてたけど、普通に送り出してくれた。


そんな感じでかなりざっくりですが
仕事決める→航空券とる→諸々手続き→出発 という形で
あっという間に現地での生活が始まっていました。



こんなはずじゃなかった・・・から始まった現地での生活


フィリピンに来てから1年ほど経った今では快適すぎる生活を送っている私。家事からも解放されて最高の日々だけど、初めの3ヶ月くらいは色々としんどかった。。。

  • 英語で全てやりとりしなければいけない

  • 暑さ・食べ物

  • 現地の日本人 

など、当たり前のだしわかっていたはずなのにストレスに感じることが多くて、正直「なんで来てしまったんだ・・・」と泣いたこともあった。。
初めの頃の苦労や現地での生活についてはまた別のnoteで!

「なんだここは・・・」と衝撃を受けてる1歳と不安で涙を堪える母親


初めの頃こそしんどかったものの、その後は最高でしかない生活を送っております。

結論:子供と一緒に海外に出てみよう!!!


ノリと勢いでフィリピン移住して早1年。 日本にいた時には想像もできなかったような暮らしをしています。
見知らぬ土地で知り合いも居なかったけど、フィリピン(ドゥマゲテ)で出会う人たちの優しさのおかげで日々充実しています。 

計画停電の日に近所の人とビーチへ行ったり。


何よりフィリピンは子供にとーーーっても優しい国なので、小さい子どもがいる人こそ住んでみてほしい!

どこに行っても子供ウェルカムすぎて、子連れで外出するハードルが無し。
むしろ子供と一緒にいた方が外出しやすい。

日本のスーパーじゃ子供連れて買い物なんてできるだけしたくない。だけど、みんな子供にも子連れの親にも優しいので、わざわざ子供連れて買い物行きたいくらい。


そして一番手のかかるであろう時期に、人の手を借りて子育てするって最高だよ。
お母さんの心に余裕が生まれるし、「こんな生活もあるんだ」って世界が広がって、将来の選択肢も増える。

家事も育児もお母さんが全部やる必要ない。

「知らないフィリピン人と一緒に暮らして子どもも見てもらうなんて・・・」
って不安な気持ちもわかる!
けど、我が家に関しては、子供とメイドさんがいい関係を築いてくれているので、寝かしつけも彼女にお任せできるくらい。
子供との関わり方も、親である私よりも遥かに上手。

もうすぐ1年になる子どもと、我が家のメイドさん(ヤヤ)の生活ぶりについても、また記事にします!

育休期間の数ヶ月だけでもいいと思う。
ワンオペで疲弊している方には必ずやリフレッシュになる。

そして子供にとっても、明るいフィリピン人と一緒に過ごすことはすごく幸せな経験になると思う。

親である私より子供と関わる時間の長いメイド(ヤヤ)さん


ということでたいした目的もなく、ほぼ勢いだけで子供を連れて移住した私ですが、今ではストレスフリーな環境で充実した日々を送っています。

一歩を踏み出せば、新しい世界と素晴らしい体験が待ってるかも!?


Xの投稿でフィリピンでの生活、キラキラしてないリアルな体験をシェアしてるのでぜひみて見てください〜。
ドゥマゲテについてや、メイドさんとの生活などもっと掘り下げてnoteも執筆していく予定なのでお楽しみに。

https://twitter.com/rihe_Philippine


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