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解剖学と生理学

久しぶりに基礎的な内容に触れつつ、頭に刷り込んでいこうと思います。

筋紡錘周辺の解剖が頭に入ってきません。

ここ、苦手な部分です。。。
筋紡錘の役割を簡単に言うと「筋肉の長さや収縮速度を感知し、深部感覚を司る感覚受容器」だと思っています。感覚受容器なので感覚神経と筋紡錘を動かす運動神経がついています。

感覚(求心性)神経:Ⅰa群線維→筋紡錘のうち、核袋・核鎖線維に付着
          Ⅱ群線維→筋紡錘のうち、核鎖線維に付着
運動(遠心性)神経:α運動神経→錘外筋線維に付着
          γ運動神経→錘内筋線維に付着

これらの神経がうまいこと機能して感覚器としての機能を果たします。
筋肉が短縮した時に筋紡錘も短縮すると感覚器として働きにくくなってしまうので、筋紡錘もある程度短縮させて機能を維持するっていうα-γ連関が非常に重要な機能です。

関節の種類

全身の関節の種類を分類できたらいいのですが、覚えにくい所だけ・・・

・線維性関節:縫合(頭蓋骨)、靭帯結合(脛腓骨や橈尺骨)などに分けられる
・軟骨性関節:椎間関節や恥骨結合など
・滑膜関節:俗にいう関節がこれ。
      顆状関節→2軸性。例)橈骨手根関節
      鞍関節→2軸性。例)母指CM(中手手根間)関節

脊柱の解剖

同じような内容を書いている気がしますが、運動学含め細かくいきます。

各脊椎の解剖、運動学の特徴

・C0-C1:屈伸(約15°の範囲)、側屈はあるが、回旋はしない
・C1-C2:とんでもなく回旋する。ただし、まったく側屈はしない
・中、下位頸椎:C3-C5は2峰性の棘突起を持つ
        C5-C7は屈伸が大きい。下位腰椎に匹敵。
        椎間関節面が水平ではなく、角度を持っている。
        
椎体前外側に前結節(肋骨の名残)があり、
        後ろの横突起と癒合。
その間に横突孔あり。
・T1-T10:胸郭を作っている。屈伸は各椎間5°前後
      回旋は10°弱と他椎に比べると大きめ
      胸椎の棘突起は全部尻下がり
・腰椎:屈伸可動域すごい。特にL4-S1。ヘルニアが出現しやすい
    場所でもあり。ただし、回旋は1-2°程度と小さめ

仲間はずれの支配神経

股関節内転筋の支配神経はもれなく閉鎖神経です。
股関節外旋筋ももれなく閉鎖神経です。・・・といいたいところですが、
外旋筋のうち、内閉鎖筋と大腿方形筋だけ坐骨神経なんです。
これテスト出しやすい、絶対。

運動時における心循環

運動するときは筋肉に酸素が必要になるので心拍出量が増加します。
ただ、増加するといっても直線的に増加するわけではありません。
運動開始時には心拍数一回拍出量ともに増加しますが、ある一定のところで一回拍出量は変化がなくなり心拍数の増加により心拍出量を増加させます。

これは一般的な運動に伴う変化ですが、持久系のアスリートは心臓のポンプ機能が向上しているため、安静時より一回拍出量が増加します。そのため、相対的に心拍数が減少し、俗にいうスポーツ心臓を呈していることがあります。

これは心臓への前負荷(容量負荷)に伴う左心室内腔が拡大することで一回拍出量が多くなるみたいです。持久系ではなく、筋骨隆々のレジスタンス系のアスリートは前負荷ではなく、高負荷(圧負荷)に伴う心筋肥大のため、左心室内腔は変化はみられないそうです。

自分が苦手な知識を羅列しただけですが、絶対に覚えたいところ・・・
もう夏本番すぎて体調不良がおおくなってきてますね。
花火も最近見ていないです。自宅で花火を見ながら屋台飯を
つまみながら冷たいビールを・・・とかやりたいです。
住宅街だから花火の音しかありませんが。

それではまた次回!

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