ロシアの情報戦 その103:鈴木宗男/侵略と虐殺のプロパガンディスト


【概要】

鈴木宗男議員による2022年2月24日以降の異常なロシア擁護が注目を集めていますが、実は2014年時点で、クリミア強奪に対する日本の対ロ経済制裁を緩和させる影響工作も行っています。

クリミア強奪時の国際社会の甘い対応がプーチンを増長させ、今回の暴挙に繋がった面もあるでしょう。

鈴木宗男という人物の一連の言動は一度整理されるべきです。日本国民はこの人物の責任を問うべきです。

【クリミア強奪時の情報戦】

保坂三四郎氏の「諜報国家ロシア」では以下のように記述しています。

***諜報国家ロシア、抜粋***
日本では、ヴァルダイ討論クラブのメンバーや鈴木宗男のグループが、『中露同盟』は日本にとって悪夢であり、ロシアを中国の方に追いやらないためにも、欧米の対露制裁から距離を置き、北方領土問題交渉も見据えて日露関係を強化すべきとの主張を展開した。」
***抜粋ここまで***

当時の鈴木宗男の情報発信を検索してみました。URLはこちら。確かに、「米英の言いなりになって経済制裁に加わるな。対ロシアで独自の姿勢を保てばプーチンさんの見る目も変わってくる」などと主張しています。プーチンにすり寄っています。そもそもプーチンはロシアの国家権力を詐欺的に奪取したペテン師です。プーチンの危険性を指摘してきたロシア人からすれば、鈴木宗男は悪魔のような存在です(参考)。

もっと酷いのは東郷和彦です。URLはこちら。「安倍政権は対ロ制裁を緩和せよ」、「ロシアはもはや日本に対して、その抑制の限界を迎えています」などと主張しています。こうやってプーチンを持ち上げることによってロシア側に認めてもらい、日本国内で「ロシアと話の出来る奴」というキャラクターを演出していたのでしょう。この人物も歴史的犯罪者プーチンの権威付けに奔走した一人です。

佐藤優の情報発信はこちら。保坂三四郎氏の「諜報国家ロシア」でも紹介されている毒サソリ発言がここでも見られます。URLはこちら。ロシア語の公用語としての問題を取り上げ、「ウクライナのネオナチ」を話題にしています。こちらもロシアのプロパガンダに対する加担です。

【プライムニュース出演】

2023年08月10日のプライムニュースに鈴木宗男が出演しました。
 ・一本目の動画のURL
 ・二本目の動画のURL

討論のテーマ設定は以下の通りです。
<テーマ設定>
日本の国益のために、ロシアと欧米の間でバランスの取れた外交が必要と説く鈴木宗男氏と元駐米大使の杉山晋輔氏、露経済研究者の服部倫卓氏を迎えて徹底議論

<テーマ設定の問題点>
まず、鈴木宗男をテレビに出している時点で問題です。ロシアの主張は全て嘘です。「何から何まで嘘ばかりの主張を掲げて交渉に臨み、少しでも要求が通ったら儲けもの」という考え方です。

20年以上ロシアのインフルエンス・エージェントを務めてきた鈴木宗男をテレビに出したら、嘘をつくのは目に見えています。このテレビ番組は「ロシアには約束を守る習慣がある」という間違った前提に立っており、問題を孕んでいます。

******************************

当日の出演者は以下の通りです。
 ・鈴木宗男 日本維新の会 参議院議員
 ・杉山晋輔 元駐米大使 外務省顧問
 ・服部倫卓 北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター教授
 ・反町理 司会
 ・長野美郷 司会

******************************

【一本目】

<鈴木氏発言①>
何があってもロシアは負けない(01:12)

去年の5月にバイデン大統領が経済制裁をする時に「経済制裁すればロシアは2か月でギブアップだ」と言ったが、(1年5ヶ月経ってもギブアップしていない)。ロシアは基礎体力がある。(01:38)

<私のコメント①>
プロパガンダです。ロシアは民主主義国の支援疲れを狙っています。鈴木宗男の発言は、民主主義国がウクライナ支援をあきらめるように誘導することが目的です。

******************************

<鈴木氏発言②>
先の大戦でも日本が戦争を仕掛けた。しかし、戦争が始まった時に日本には日本の言い分があった。これは誰しもが認めざるを得ないと思う。(03:59)

<私のコメント②>
太平洋戦争開始に至る経緯を連想させてロシアの軍事侵略に理解を求める言い回しは、日本向けにアレンジしたプロパガンダです。主に保守層をターゲットに拡散させてきます。

******************************

<鈴木氏発言③>
民主主義や外交は積み重ねですね。約束を守ることが大事じゃないでしょうか。ポロシェンコ大統領の時にミンスク合意1/2をやりました。ロシアは守りましたが、破ったのはどこですか。あるいはブダペスト覚書。去年の2月19日、ゼレンスキーはどんな演説しています。簡単にいうと核を戻せということじゃないですか。(07:13)

<私のコメント③>
ロシアの覆面介入で引き起こされたドンバス紛争自体が嘘です(参考情報)。ロシアの覆面介入を明記していないミンスク合意も嘘です。ミンスク合意を破ったのもロシアです(参考情報)。

ブダペスト覚書も約束を破ったのはロシアです(参考情報)。
******************************

<鈴木氏発言④>
あるいはNATOの東方拡大ですよ。プーチン大統領がよく騙されたというのは、NATOの東方拡大じゃないですか。杉山さんが外務省にいた頃の若い外交官へのバイブルと言われたのがジェームス・ベイカーのシャトル外交という本ではないですか。そのシャトル外交になんて書いてあります。NATOの東方拡大は統一ドイツまで。コールがゴルバチョフに言った。ところがワルシャワ条約機構は解体しましたよ。NATOはどうなった。(08:54)

<私のコメント④>
「ロシアはウクライナに軍事侵攻して、ブチャで市民を虐殺してから『私はやっていない』と嘘をつき、その後また解放されたイジュームで虐殺された市民の遺体が見つかり、その後も市民を標的としたミサイル攻撃を続けました。NATOの東方拡大に脅威を感じたからである。」というプーチン政権の主張は嘘です。(参考情報)。

******************************

<鈴木氏発言⑤>
何故この紛争が起きたかという原因を考えてください。一昨年の10月23日、ゼレンスキーがロシア人が住んでいる地域に自爆ドローンを飛ばした。これが発端ですよ。(中略)喧嘩の場合は原因があるんですよ。(10:07)

<私のコメント⑤>
ドンバス戦争自体がロシアの嘘によって引き起こされています。ロシアは全て嘘です。ロシアは絶対悪。(参考情報)。

******************************

<鈴木氏発言⑥>
我々も子供の頃に言われましたよ。学校の先生に。喧嘩両成敗です。先に手を出した方が悪い。しかしその元を作った方も悪い。(12:15)

<私のコメント⑥>
プロパガンダです。仮に約束を守る習慣があるもの同士が喧嘩になったら、喧嘩両成敗という納め方もあるかもしれません。

しかし、ロシアは約束を守る習慣がありません。主張は全て嘘です。聞く必要はありません。

表向きは全て嘘の主張を掲げ、裏からインフルエンス・エージェントに「ロシアの話も聞くべきだ。ロシアは平和を望んでいる。西側にも問題があったのでは。」などと言わせるのがロシアの作戦です。

******************************

<杉山氏発言①>
鈴木先生が正鵠を得てる点はあると思っている。ミンスク合意やブダペスト覚書はもう少し皆さん調べた方がよい。あらゆる喧嘩には原因がある。どっちかだけが悪いということはない。だけど、現代の国連憲章や国際法ではどんなことがあろうと武力を行使して戦争してはイカンということにした。(16:15)

<私のコメント①>
ロシアのような底なしの嘘つきを相手にする場合は「どっちかだけが悪いということはない。」というスタンスは間違いです。

このスタンスで討論に臨み、それをテレビで放映してしまう時点で問題があります。「ロシアは話の通じる相手だ/約束を守る習慣がある」と視聴者にアピールしていることになります。

******************************

<鈴木氏発言⑦>
侵略はあってはならない。過去を振り返って、(アメリカは)サダム・フセインをやっつけるためにイラクを攻めましたね。カダフィをやっつけるためにリビアを攻めました。ユーゴスラビアもやりました。アフガニスタンも攻めました。これ全部侵略じゃないですか。国際法違反ですよ。なんの手続きも取っていないんですから。

アメリカが国際法違反をしているときは黙っていて、ロシアが今回ウクライナ問題で国際法違反だとよく言うけれど。国際法って言ったって、現実には国際法だけで成文化したものはないんですから・・・。(後略)(22:00)

<私のコメント⑦>
ロシアのWhatAboutismです。ウクライナ侵略と全然関係ない話です。アメリカの過去の軍事行動とそれへの日本の対応については、中には振り返りをすべき事例も混じっていますが、それは今回のロシアの凶行とは別の話です。

******************************

<鈴木氏発言⑧>
2014年の安倍総理の対応。私は安倍総理から直接聞いた。オバマ大統領から「経済制裁するから日本も協力してくれ」と言われた。この時に安倍総理はオバマ大統領に「ちょっと待ってくれ。日本には北方領土問題がある。平和条約交渉もある。アメリカと同じ価値観では日本はやっていけない。ここは日本の判断に任せてもらいたい。」こう毅然と言った。その時にオバマ大統領がガチャっと電話を切ったそうです。周りにいた外務省の幹部は「伊勢志摩サミットに来ないぞ」と非常に悲観的な空気になった。しかしちゃんとオバマさんは来ましたね。安倍さんが勝った。

きちっと安倍さんは日本の立ち位置、そして日本が抱えているロシアとの重大な問題。踏まえてアメリカ大統領とやっているわけです。本来は岸田さんもそれをして当然だと思います。(28:18)

<私のコメント⑧>
日本はクリミア強奪の時点で犯罪国家ロシアに対して厳しい態度に出ているべきだったと思います。この時の日本の対ロシア制裁を骨抜きにしてしまったことは、反省すべきです。殺人鬼プーチンの増長を招きました。

鈴木宗男が2014年時点で事実上のロシアのインフルエンス・エージェントとして活動し、日本外交に悪影響を及ぼして判断を誤らせたことについては、事実確認と責任追及が必要です。

******************************

【二本目】

<鈴木氏発言⓽>
ロシアが話し合いに応じる根拠。それはまさに中に入る国の努力なんです。それと世界に発信しているワケですから、ウクライナも理解しなければいけない。同時にそれはロシアも理解してヨーイドンで銃を置いてもらわないと困るのですから。ここは国連なりG20の武器を送っていないしかるべき国が中に入って、もちろん日本も私は一枚加わっても良いと思っているし、そういった枠組みを作って話し合いすればよいと思っているんです。(00:06)

<私のコメント⓽>
嘘です。軍事力を行使して領土侵略を試みています。ロシアは話し合いが通じる相手ではありません。

「嘘でもなんでもいいから口実を作って軍事侵攻して、占領地を拡げてから停戦に持ち込み、後から何を言われても返さない」というのがロシアの作戦です。鈴木宗男はロシアの領土侵略をしています。

仮に開戦時より占領地が広がった状態で停戦が成立し、その後の交渉でロシアが言を左右にして占領地を返そうとしなくても、鈴木宗男は責任を取りません。鈴木宗男の提案に耳を傾けてはいけません。

******************************

<鈴木氏発言⑩>
ロシアからよく伝わってくることは、岸田総理がこんなにもアメリカに寄るとは想像もしなかったし考えもしなかったというのがロシアの率直な思いです。

ところが現実、私は岸田さんが考えているかどうかは別として、今日本政府あるいは日本外務省がとっているやり方、例えば、ロシアとの貿易は5000億円の輸入輸出ですけど、今年に入ってから小麦だけで5倍ですよ。それと空は開けています。あと海産物も空いています。それでエネルギーも1割買っています。(中略)

この点、したたかにやっているととってもいいだけの話もある。あとは表舞台で岸田さんがアメリカにはっきりものを言う。そこが私は勝負どころだと思っているんです。(06:44)

<私のコメント⑩>
インフルエンス・エージェントに「自国の国益を優先するべきだ。経済制裁に参加するべきではない。」と言わせるのは、ロシアの定番のプロパガンダです。

******************************

<鈴木氏発言⑪>
日本がロシアに喧嘩を売ってしまった。経済制裁しました。安倍さんの時でさえ人的制裁しなかった。プーチンさんに人的制裁してプーチンさん日本に財産なんにもないんですよ。しなくてもいいことをするから昨年の3月21日、ロシア外務省は「今の現状においては平和条約交渉はしない。北方四島における共同経済活動には日本企業は参画させない」こういう通達が来た。(19:20)

<私のコメント⑪>
鈴木宗男は、大量猟奇殺人という歴史的犯罪の責任者であるプーチンを持ち上げようとしています。

まだプーチンに権威が備わっていると印象付けたいのでしょうね。

******************************

<鈴木氏発言⑫>
緩い制裁を遅く出しておけばこうはならなかったということですか?(反町)(19:41)

アメリカイギリスのアングロサクソンの言いなりになってすぐに乗っかる必要は無かった。ドイツフランスどうでした。時間置いたんじゃないですか。クリミアの時とは全然違うんですよ。アメリカから言われたらすぐに乗っかってしまった。これが間違いのもとである。水面下で外交交渉動いてやればまた違った流れを作れた。なんでこんなにのめり込んでいったか、大きな間違いというかボタンの掛け違いというか判断ミスであった。(鈴木)

<私のコメント⑫>
項「クリミア強奪時の情報戦」の東郷和彦の記事にある通り、クリミア強奪の際に日本はロシアに対して、諸外国より少し遅れて実質的に効力の無い経済制裁を加えたそうです。

「日本はロシアを責めていない」と言ってプーチンを宥めていたことになります。鈴木宗男を経由した影響工作は安倍政権の判断を誤らせました。

この対応はプーチンを増長させることに繋がっています。ここら辺は経緯を明らかにする必要があると思います。

******************************

<杉山氏発言②>
(来年の大統領選挙でプーチンが得票率80%で再選されるであろうというロシア国内での報道についてのコメントを求められて)

非常に批判的な言い方をすれば、ロシアというのはそういう国だと。共産党一党独裁になっても、民主国家になっても、結局は強いリーダーを多くの八割の人が望むと。(中略)全体の国民の八割が投票によって支持して、しかも銃を向けられて強制されてもいないのにそうだっていうのは民主主義かもしれないけれど、我々が考えるような民主的な感じではないですよね。でも皆はそう思っているんでしょ。そこが我々が認識しなければいけないロシアの本質なのかもしれない。(21:49)

<私のコメント②>
プーチン政権に近い人物が次々と不審死を遂げることや、ロシア国内で情報統制が敷かれていることは日本国内でも報道されています。

杉山氏は「プーチン政権は国民の信託を得ている」と見做していますが、視聴者を誤解させる発言です。実際には、プーチンは国民の信託を得ていません。ついでに言うと「ロシア国民は強いリーダーを求める」という主張はプーチン政権が垂れ流す定番のプロパガンダです。

******************************

<鈴木氏発言⑬>
ロシアの世論調査ではプーチン大統領(の支持率は)80%ある。プーチン大統領と近しい人も今年に入って何人か日本に来ている。もちろん去年も来ている。

異口同音に言うのはロシア国民はこのウクライナとの戦争はウクライナとの闘いよりもNATO/アメリカとの闘いだ。大きな危機感を持っている。仕方のない戦いだ。やらざるを得ない戦いだ。NATOの東方拡大から始まって歴史があるわけですよ。(後略)(26:58)

<私のコメント⑬>
「NATOの東方がロシアのウクライナ侵略を招いた」という主張は嘘です。参考はこちら

******************************

<杉山氏発言③>
NATOはワルシャワ条約機構があるから存在した。最初12だった。冷戦が終わるときに16になった。冷戦が終わってワルシャワ条約機構がなくなったら、NATOがなくなるとおもったら30に拡大して、今32ですよ。フィンランドとかスウェーデンが入って。

プーチン大統領が一昨年の12月に言っていたのは、ウクライナは入れないでくれ。16に戻してくれ。16にすぐには戻せなくてもこれ何とか考えてくれと。ここは考えなくてはいけない点である。(28:47)

<私のコメント③>
ロシアのインフルエンス・エージェントを参加させた討論において、討論の相手がロシアの嘘に乗ってしまった例です。NATOの東方拡大についての配慮など、現時点で言及する必要はありません。

ロシアは100%嘘の主張を掲げて議論の場に出てきます。一部でも要求が通ったら儲けもの、という考え方です。

現時点では「撤退しろ。謝罪/賠償/処罰についての話し合いはそれから」とだけ言えばよいです。それ以上のことを言う必要はありません。

******************************

動画には時間切れで映っていませんが、この後にブチャの虐殺について鈴木宗男が発言しています。参考はこちら

******************************
<鈴木氏発言⑭>
ブチャの映像が正しいどうか、後で検証される。不自然。ウクライナ戦争は作られた話、あえて作った話が蔓延している。

<私のコメント⑭>
「ブチャの虐殺はロシア軍の犯行である蓋然性が極めて高い」というスタンスで発言するべきです。蓋然性を疑うに足る情報を鈴木宗男は提供していません。単に話を引き延ばしているだけなら、「嘘をついている」という評価で良いと思います。

【まとめ】

(1点目)
2023年08月後半時点で言えば1年6ヶ月専門家の情報発信が続いており、ロシアの嘘はほぼ暴かれています。ドンバス戦争自体がロシアの嘘によって引き起こされています。ロシアの主張は全て嘘です。

民主主義国は議論を尊重するので、習慣として「両者の言い分をよく聞いて・・・」とやってしまいますが、相手が底なしの嘘つきの場合はこれは間違いです。今回も安定感のある杉山氏を討論の相手に、鈴木宗男は嘘八百を並べ立てていますが、杉山氏は一部理解する姿勢を見せています。これはロシアの思う壺です。

じゃあどうするの?というと明確な答えがあるわけではないのですが、ロシアのウクライナ侵略を話題にする際には、情報発信する識者/情報を公開するメディア/情報の受け取り手それぞれが「ロシアの嘘」を意識すべきと考えます。現実にウクライナで口にできない異常な暴力が続いています。真剣に考えるべきテーマです。

(2点目)
2023年時点での鈴木宗男/東郷和彦/佐藤優のロシア擁護は異常です。この人たちは2014年時点で既にロシアの影響工作を実施しています。実際に日本政府の判断/行動に影響を及ぼし、ロシアに対する日本の甘い対応に繋がり、結果としてプーチンの増長を招いています。事実関係を整理して、責任を再評価するべきです。

【補足1:反戦派ロシア人とのやり取り】

<概要>
Twitterで反戦派ロシア人と少しやり取りしました。この人物は2012年からプーチンの危険性について声を挙げていたようです。プーチンを認めプーチンに金を渡してきたヨーロッパ各国の責任を指摘しています。

①ロシア大使館前抗議の状況をTweetしました。
(right view)ロシア人よ。ネズミの為に死ぬな。

②反戦派ロシア人からリプライが来ました。
(反戦派ロシア人)私はロシアを離れた。こんな国の為に死ぬ馬鹿はいない。モンゴルよこんにちは。

③会話が続きます。
(right view)モンゴルで反戦運動をやって、その状況をTweetしてよ。リツイートするよ。反戦の声を世界に広げよう。
(反戦派ロシア人)勘弁してくれ。私は生きたいだけだ。
(right view)プーチンを止めることはロシア人の義務だ。
(反戦派ロシア人)もういいよ。

④続きます。
(right view)ロシア人を助けたくないのか?毎日約800人のロシア兵が死んでいるのだぞ。
(反戦派ロシア人)私はこれらすべてを忘れるためにロシアを永遠に離れる。気にしないよ。

⑤続きます。
(right view)日本に来たら?一緒に反戦活動をやろう。ロシアは民主主義を再建するべきだ。
(反戦派ロシア人)日本に行くためにはビザが必要だ。
(right view)少し休んだ方が良い。またメッセージをくれ。反戦の声を挙げよう。
(反戦派ロシア人)了解。だけど私はやらないよ。私は2012年から抗議を続けてきた。だがプーチンに金を与えたのはヨーロッパだ。彼の再任を認めた。今度は彼らがその間違いを修正する番だ。
・・・

【補足:2ロシア渡航】

①鈴木宗男は2023年10月上旬にロシアに渡航しました。「ロシアの勝利を信じている」などと喋ってきたようです。

今までロシアにチヤホヤされてきたのでしょうね。

外務省ロシア課に電話して、「今までいくらロシアに貢いできた?」と聞いたら回答がありませんでした。参考はこちら

②維新の会を除名されることになったようです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?