ロシアの情報戦　その71：戦争に反対する在日ロシア人/@yakinikuprotiv

2023年3月12日 20:15

【概要】

戦争に反対する在日ロシア人のTwitterアカウントです。

概ね2週間に一度のペースで新宿もしくは渋谷で反戦抗議をやっています。関東圏に数千人のロシア人が住んでいますが、抗議に来るのは数十人です。淡々と抗議を続けており、人数は増えません。

「私たちはプーチンが行っている侵略に反対しています」とは言いますが、日本人に対して「経済制裁を強化してくれ／外交官を追放してくれ」とは言いません。

多くの人たちのが「戦争に反対する在日ロシア人」と言うグループに疑念を抱いています。

【right viewとのやり取り】

①Акичкаという性悪なプーチン・プロパガンディストに関するnoteを書いたところ、親露がright viewも正体を明かせ、と騒ぎ始めました。

②実は、同じ日に戦争に反対する在日ロシア人のアカウントからも私の個人情報を問い合わせるDMが届きました。

③このアカウントの中の人達には、プーチンのプロパガンディストと面識のある人が含まれているのかもしれませんね。

【推察と提案】

在日ロシア人コミュニティがどうなっているのか、断片的にしか見えてきません。

反戦派ロシア人に対しては、
　①ロシア大使館から「パスポートを更新しない」と脅される
　②プーチン支持派のロシア人から標的にされる
といった嫌がらせがあるとは、噂レベルでは聞きます。もしかすると、反戦派ロシア人たちの抗議行動は、ロシア政府関係者からある程度のコントロールを受けているのかもしれませんね。日本社会に対して「良いロシア人もいる／在日ロシア人を責めないでほしい」とアピールすることを目的に、ロシア政府関係者が在日ロシア人社会に大規模化しない範囲で反戦抗議行動をやらせている、という可能性はあります。

日本国内にはАкичка一味やMoscowianaのように全然反省していないロシア人がいます。おそらく、こちらの方が多数派です。日本社会はこういうロシア人に対して段階的にプレッシャーを上げてゆくべきですし、反戦派ロシア人が活動しやすい環境を整備するように積極的に取り組んでゆくべきです。

例えば、「プーチン政権ロシアの外交官を追加で追放するべし」という主張は意味があると思います。「プーチンがロシアでやっていることは認められない」と在日ロシア人にメッセージを発することができますし、プーチン支持派在日ロシア人の活力を削いでゆくことにもつながります。

2023年03月時点でも、ロシア軍はウクライナ市民を標的にした攻撃を続けています。いきなり飛んでくるミサイルで命を絶たれるウクライナ人がいる一方で、プーチン支持のプロパガンダを垂れ流す在日ロシア人は、日本の警察に自宅周辺をパトロールするように要請しています。在日ロシア人の言動を観察しないまま「プーチン政権の責任とロシア国民の責任は別」と主張することは無責任です。侵略の終結を遅らせることにつながりますし、悪の助長につながります。

ロシアの民主化は国際社会の安定につながります。日本人はこの問題に主体的に取り組むべきです。

【補足1:戦争に反対する在日ロシア人のTweet】

＜概要＞
とある親宇アカウントも「戦争に反対する在日ロシア人の活動は真剣さが感じられない。Tweetに熱心さが感じられない。」と言っていました。2023年03月14日までのTweetをサンプリングしてみます。

①Satoさんが戦争に反対する在日ロシア人の活動を報告したTweetをリツイートしています。

②松里公孝の参加するディスカッションを案内しています。松里公孝は事実上のプーチンのプロパガンディストです。

③Stand With Ukraine in JapanのTweetをリツイートしています。Stand With Ukraine in Japanは戦争に反対する在日ロシア人というグループをどう思っているのでしょう？

④冬を迎えるにあたって、ロシア軍は電力インフラを狙ってミサイル攻撃を行いました。戦争に反対する在日ロシア人は薪ストーブや発電機の購入を支援するための寄付を募っています。

⑤戦火に巻き込まれた子供たちの描いた絵を展示する絵画展を紹介しています。あなたたちが今やるべきことはそれではありません。

⑥ロシア国内で人権団体が閉鎖されたニュースを紹介しています。「だから日本人／日本政府にどうして欲しい」というメッセージを彼らが伝えてくることはありません。

⑦台湾人のCheng-Wei Lai氏がロシア出身ソプラノ歌手アンナ・ネトレプコのコンサートについて「中止するべき」とTweetしていました。戦争に反対する在日ロシア人もリツイートしています。

⑧この調子で抗議を続けていたら、この人たちは何年経ってもプーチンの犯罪を止めることはできません。

【補足2:アンナ・ネトレプコへの抗議】

①2023年03月15日に過去にプーチンを支持した経歴を持つ元ロシア人であるアンナ・ネトレプコのコンサートが行われました。

この人物のコンサートが日本で開催されてしまうと、ロシアによる歴史的犯罪のイメージが日本社会の中で中和されてしまいます。

ウクライナ人も日本人も抗議を予定していました。反戦派ロシア人にも参加するように声を掛けました。

②戦争に反対する在日ロシア人は、コンサート当日にこんなTweetを投稿していました。

③当日、コンサートホール前に白青白旗が掲げられることはありませんでした。

source : https://twitter.com/UKRinJPN/status/1636177278546903040/photo/2

④アンナ・ネトレプコに対する抗議の詳細はこちらです。

⑤なぜ戦争に反対する在日ロシア人はアンナ・ネトレプコのコンサートに対する抗議に来なかったのでしょう。疑問の声が上がりました。

⑥私も疑問に思います。ウクライナ人と反戦派在日ロシア人が一緒になって抗議していれば、日本社会に対して問題点が明示することができます。争いを煽るプロパガンディストが問題なのです。貴重なチャンスを無駄にしてしまいました。

⑦戦争に反対する在日ロシア人の姿勢に疑問の声が上がります。

⑧やり取りが続きます。

⑨やり取りが続きます。グズグズ言います。

⑩やり取りが続きます。

⑪ここです。プロパガンディストのsaki1が乱入してきます。Акичкаの仲間です。
　参考①：Акичкаについて
　参考②：親露派による妨害工作の実態について
　参考③：Акичка一味との論争

⑫saki1は言いたい放題です。

⑫話を合わせてしまいました。

【補足3:寄付】

①戦争に反対する在日ロシア人はウクライナ向けの寄付を募り始めたようです。碌なことしません。

②ビシッと言ってやりました。

【ロシア大使館前の抗議】

①戦争に反対する在日ロシア人をロシア大使館前の抗議に誘ってみました。

②戦争に反対する在日ロシア人は、ロシア大使館前の抗議に参加しません。

③戦争に反対する在日ロシア人は、ロシア大使館前の抗議に参加しません。

④戦争に反対する在日ロシア人は、ロシア大使館前の抗議に参加しません。

⑤戦争に反対する在日ロシア人は、ロシア大使館前の抗議に参加しません。

【2023年08月の活動】

①反戦派ロシア人の世界同時アクションの告知をしています。2023年08月20日実施の予定。

②前回の抗議活動が2023年06月11日でした。それまでは2週間に一度のペースで活動していたので4回活動を休んだことになります。

③当日の活動状況に関するTweet。特に参加者が増えているということもないようです。

④もう一つ投稿がありました。2023年08月24日（ウクライナの独立記念日）の投稿です。ロシア大使館前で抗議。

【2023年11月の活動】

①日本人に寄付を勧めています。ロシア軍がウクライナに与えた被害はロシア国民が賠償するべきです。

②「結局このグループの活動はやっているフリでしかないのか？」と聞いてみました。

③「今頑張っているところです」とお返事がきました。侵略開始から1年7ヶ月以上経過しています。今まで何をやっていたのでしょう？

④プーチン政権ロシアがウクライナで行っている犯罪については、プーチン政権とロシア国民に責任があります。

⑤プーチンを止めるのはロシア国民の責任です。

⑥翌日、次回の告知をTweetしました。前回の抗議から2ヶ月以上経過しています。この行動が「頑張っているフリ」であるなら、認めてはいけません。

⑦NAFOによる世界同時開催ロシア大使館前抗議に誘ってみました。

⑧とりあえず、イイねをくれました。

⓽イイねをくれた在日ロシア人、普段どんな投稿をしているのでしょう？

⑩コスプレの話をしていました。

⑪2023年11月04日の戦争に反対する在日ロシア人のデモの様子です。人数は全く増えていません。在日ロシア人コミュニティの中で反戦の声を広げようとしていないのでしょうね。

因みに、全員が適当そうにやっているわけではありません。毎回遠隔地から参加している人もいます。見るからに適当そうな人もいますけど。