私と猫の話
今日は2022年2月22日という、にゃーんにゃにゃにゃんにゃにゃ……つまりハイパー猫の日です。
なので猫の話をします。
今実家にいる猫は3代目です。名前は「みお」、三毛猫のメスです。
彼女は、私がニ度目のニートだった頃に保健所から引き取ってきました。
まだ生後2週間も経ってないような赤ちゃんで、みおみおとよく鳴いていたのでこの名前をつけました。
子猫の時の写真や動画はほぼ残っていません……その時のスマホがまだ起動できればクラウドに移せるのですが。
それがめちゃくちゃ後悔ですね。
引き取ってきたばかりの頃は何せまだ赤ちゃんでしたので、お世話が大変でした。この時ばかりはニートでよかったなと思っています。
ずっと一緒にいました。トイレに行く時もあとをついてきたりして……今も可愛いですがめちゃくちゃ天使でした。
トイレもすぐに覚える賢い子でした。ただ抱っこだけは今も苦手なようです。
それからもうすぐで8年でしょうか。人間で言うと44〜48歳、7歳は猫の厄年とも言われるみたいですね。
2016年の時彼女は2歳でした。そう、熊本地震を経験しています。
その日はなんとなくソワソワしていたと思います。そして、震度7の地震。
他の方の猫ちゃんの話を聞くと避難の時大変だったと聞きましたが、みおは呼んだらすぐに足元に来てくれて、車での避難生活も大人しくしてくれていました。めちゃくちゃ助かりましたね。
おまけに大きい余震がくる直前に鳴くんです、野生の勘が鋭すぎる。
おかげで我が家は大きな混乱もなく、約1ヶ月の避難生活を終えることができました。よくがんばったねと今でも褒めたい気持ちです。
私がうつ病になって何もできずに泣いている時も、彼女はそっとそばにいて甘えてもきてくれました。まあ一説には、弱っている人間のそばにやってきた時は「こいつ、今なら食べれるんじゃにゃいか」と思っているみたいです。
人の気持ちに敏感で、あったかいところが大好きで、時々(母限定で)暴君だけど、可愛い彼女が私も家族も大好きです。
(唯一、みおは祖母のことは嫌いですけどね、なんでか知らないけど)
そんな彼女を去年の12月に描きました。
初めて真面目に猫を描き、アクリルとキャンバスを使いました。
技術的には本当にまだまだなのですが、両親に見せると好評でした。
なんかタッチがゴッホっぽいなと我ながら思います。
時間と気力がある時にまた挑戦したいものです。
うちのこ大好きな私ですが、ここ2ヶ月実家に帰省しておらず、会えない日々が続いています。もうすでに限界ですが、親からは帰ってくるなとの通達……。
昨今の状況が恨めしいです。
ちなみに、猫にまつわる短歌も詠みました。
猫を飼っている人間はきっと誰しも「うちのこが一番可愛い」と思っています。そんな友人との会話からできた短歌です。
相変わらず評価は芳しくないですが、猫と言ったら、を素直に詠んだ歌になります。ちゃんと31文字です。
さらにもう一首。
みおも、10年15年20年……と元気に長生きしてほしい、と願うばかりです。
まさに自分の子供のように思っていますから、どうか健やかであれ、と祈っています。
今そばにいられないのは辛いけれど、いつでも君のことを思っているよ。
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