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ワードローブの森の中から(16)「ジム用のウェア2」

久しぶりにジム用のウェアのお話です。
 毎週2〜3回通うジムですが、長年格闘技系のプログラムをとっていると、徐々に身体がきつくなってきて流すことを覚えてしまい、「あ、ダメだ!」と気合を込め直すことが多くなってきました。パンチもキックも、一つ一つを大切に、体幹を締め、軸をぶらさず全身運動をしなければならないのに、何十分もパンチやキックを繰り出しているとそれはそれはきつくて、流してしまいます。力んで頑張れば良いのでしょうが、力めば力むほど身体は上手く動きません。柔らかでしなやかで強靭な骨と筋肉を保ちたいと願い、力むことを避けてきたのですが、ダメダメな私になります。人は本当に弱いものだと痛感します、
 ちなみに、ダンベルやベンチプレスのコーナーで、ダンベルを放り投げるように大きな音をたて、叫んでいる方がいらっしゃいますが、あれは関節を痛めるから止めた方が良いと思います。また、大きな筋肉を作りたいのでしょうが、稼働性の乏しい関節、そして細かな様々な小さな筋肉をしなやかで強靭に作ってからでないと、後々、身体がダメになると思っています。
 スポーツの根性論は大嫌いですが、厳しい運動を自分の意志で保つことは、とても難しいことではあります。
 「最近、流しているな」と感じてきたら、ウェアを変えるのが一番良い策です。気持ちを変えるのに、ウェアは直接には関係ありませんが、これはおまじないみたいなもので、選びに選んだ新しいウェアを着込むと気合が入ります。
 かなり前、イチローがワコール社のCWXというウェア(スパッツ的なもの)を着込んだCMを見て、一目惚れして買いました。写真のは二代目か三代目のCWXです。下半身の筋肉をサポートしてくれるというCWXを履いてジムで汗を流すと、確かにサポート感が分かりました。先日、イチローがCMに出ていましたが、未だにCWXを履いていたので、私のワードローブに眠っている我がCWXも現役ですね。本当は、ウェアに逃げずに、流すトレーニングを止めるべきですけれど、私の心は弱いのです。中嶋雷太

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