ワードローブの森の中から(53)「ClippersのTシャツ」
Clippersのジャケットについては第49話であれこれ綴りましたが…今朝、朝カフェに行こうとワードローブのTシャツ・コーナーを開いていると、奥の方からClippersのTシャツが現れたので、今回はClippersのTシャツのお話です。
Clippersについては、第49話をお読み頂くとして、今回は夏には赤色のTシャツだなというお話です。
亡父の家系は室町時代以前からの純京都で、亡母の家系は鹿児島で、私の肌の色黒はどうやら亡母の家系を受け継いだらしく、夏日に半パン・Tシャツで小一時間歩いているだけで、真っ黒に日焼けしてしまいます。
毎年夏になり真っ黒に日焼けすると、Tシャツの色目も薄い色ものよりも原色のものを選びたくなり、このClippersのTシャツもまた、真夏になると必ず登場します。恐らく、外向きの、開放的な気分になる夏のせいかとは思いますが、未だに謎です。
ただし、真っ赤なTシャツならなんでも良いわけではなく、何種類もある赤色系のなかでも、このClippersの赤色に惹かれます。そして、Clippersのロゴ。赤色のチーム名を白色と青色で縁取ったこのロゴが、うるさくもなく、かと言って地味でもない、絶妙な主張をしており、心地良いわけです。
そして、我が身の真っ黒さ。
肌が日焼けして黒いと(地黒ですが)、このTシャツの色のバランスがしっくりと似合うように思っています。さらに、銀髪ロン毛パーマの昨今、恐らく、さらに似合っているのではないかと、内心ほくそ笑んでいるところです。もちろん、似合う似合わないという線引きは、自己満足でして、他人目線での話ではありませんが。
真夏日が続き、ClippersのTシャツを身につけるだけで幸せになれるのも、ま、単純明快で良いのかも知れません。中嶋雷太
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