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生物学に特化した短編小説とエッセイ / Bio Novels

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#遺伝学

ジョン・ドウDNA起訴;科学的実名の取り扱い

 かつて、実名は自分の生命の一部と考えられてきた。しかし、自身の身体の奥深くに、より決定…

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D-Genes 6 【短編小説】

俺たちはまず、自説があっているかの裏どりから行なっていった。 そしてヘテロ社につながる政…

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D-Genes 5 【短編小説】

「なるほど、それこそ、俺たちに罪を着せるってわけね。まてまて。俺たちが裁判とかでSTR配列…

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D-Genes 4 【短編小説】

「馬鹿なんじゃないの、マコト。どっかの政治家の、個人を同定するSTR配列を手に入れる?そん…

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D-Genes 2 【短編小説】

「ねえ、マコト」 「なんだ?」 「あのさ、蹴ってもいいか?」 「どういう意味だ?」…

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D-Genes 【短編小説】

ガチャガチャ。 キーボードを叩く音。 ガチャガチャ。 特段大きな音ではないのだけれど、や…

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ぼくの専攻など、自己紹介(パブロフのぼく)

・本格的な挨拶をこんにちは/初めまして、Right brothersのサブ執筆者のパブロフのぼくと申します。 今回は執筆者の一人であるぼくの専攻について書こうと思います。 ・生物系の大学院に所属していましたぼくは地方国立大学の生物系の研究室に所属していました。専攻の分類としては分子生物学専攻ということになると思います。研究していた内容は”魚類の性分化”についてです。 ”分子生物学”、”性分化”というワードはあまり聞きなじみがないかもしれません。 ”分子生物学” すべて