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学びの定着の話

研修で登壇したり、セミナーや学校で学んでいる方々をたくさん見たりする中で(自戒も込めて)思うこと。

学びを実務の成果に繋げられるかどうかは、仕組み意識の2点が必要だと感じている。

仕組みは「習得」に関して言えば、「ある程度の時間を投じて身に付けるまで伴走してくれる仕組み」とも言い換えることができそうだ。
なぜかと言えば、なかなか人は一人で愚直にやり続けることが難しいし、習得には時間がかかるからだ。

例えば、野球の練習をする場合。1日で1万回素振りするよりも、100回×100日、試行錯誤を重ねながらやった方が確実にうまくなる。
それはきっと英語の学習でもそうだろうし、ビジネスパーソンにとっての仕事でも同じだろう。そのときに仲間がいれば、サポートしてくれる体制があれば、より一層心強いのは、きっと経験があると思う。

これが仕組みの話。
もう一つは意識の話。もしかしたら、これは「自己認識」と言い換えてもいいかもし

同じインプットをしても、実際に使える人と、使えない人がいる。その違いは、きっと意識や自己認識の違いから生じるだろうということだ。

学習ステップはこんな感じだと言われている。

知らない→(知識の壁)→知る→(行動の壁)→やってみる→(気づきの壁)→わかる→(技術の壁)→できる→(習慣の壁)→している

大事なのは、このステップで考えたとき自分が今どこにいるか、次に意識すべき壁は何なのかを的確に捉えることだと感じる。

もしかしたら、使えていない場合、「行動の壁」や「気づきの壁」を超えられていないのでは?と自問自答することも有効かもしれない。

せっかく学ぶなら、仕組みとステップを意識して、血肉になるまで、粘り強くやり続けようと思った、秋の朝であった。

#熱狂 #ビジネスパーソン #学び

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