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2023/11/21(火)虎と牛の合同優勝パレードには近づかないでおこう


プロ野球の歴史に残る出来事なのだろうけど

 先日、職場のポストを開けたらこんなチラシが入っていた。阪神タイガース・オリックスバファローズ 合同優勝パレードにおける御堂筋の交通規制を知らせるチラシである。

 これを見て私達は怯えた。ちょうど一年前の11月、何も知らないまま四ツ橋駅を降りて御堂筋に出たら、オリックスバファローズの優勝パレードに巻き込まれたことを。オリックスのユニフォームを着た人の群れに呑まれ、クリスタ長堀から道の反対側に渡るだけでもずいぶん時間がかかるどころか、下手をすれば圧死するかも知れないと感じた。

 それが今回は合同パレード。さらに言えば、阪神タイガースが実に38年ぶりの日本一になったのである。単純に去年の2倍では済まされないだろう。100倍くらいの熱狂になるかもしれない。

 自分は野球には全く関心が無いし、この日だけは御堂筋と三宮には絶対に近づくまい。そう思った。

阪神優勝がけん引する関西経済

 私は野球には関心は無いとはいえ、地域の景気が良くなるのは歓迎なのでできれば阪神タイガースには優勝してほしい、くらいには毎年思っている。実際、阪神百貨店やジョーシンはすごく賑わっている。
(サーバが落ちたら元も子もないけど…)

兵庫県警は阪神優勝で「帳場」が立つ

 一方で、道頓堀の飛び込みに象徴されるように、阪神が優勝するとファンが羽目を外しすぎるので、兵庫や大阪の警察は大変らしい。

 私は「新宿鮫」に代表される警察小説が大好きなので、作中で、重大事件が起こって管轄の警察署に捜査本部、いわゆる「帳場」が立つという場面をよく見ている。

 甲子園のある兵庫県警では阪神優勝で帳場が立つなんて!
(最も、「捜査本部」ではなく「警備本部」でも「帳場」というのかどうかは知らんけど)

 関西の警察小説の第一人者、黒川博行(代表作:後妻業)が阪神優勝の警備をテーマに新作を書かないかと期待している。

それなのにクラウドファンディングはいま一つ

 それほどの熱狂的なファンに支えられ、しかも日本シリーズは第7戦までもつれ込むまさに最強を決める戦いだったにも関わらず、合同優勝パレードの警備の資金を募るクラウドファンディングは、パレード2日前の11/21現在でいまだに目標額の2割弱しか集まっていない。

 2割弱という低すぎる達成率を見て、「関西人はケチやな」と決めつけるのは少し待って欲しい。延べ人数で見れば1万人を超える人が寄付を行っているのである。(最も、両チームのファンの人数から考えればごく一部かも知れないが…)

 クラウドファンディングで9,000万円集まるなんてすごいと思う。さすがに、目標金額の5億円があまりに高額だ。

 それに、クラウドファンディングは発展途上で、多くの人にとってはまだ身近とは言えないのかも知れない。日本には「推し活」などという言葉もあるくらいだから、もう少ししたらクラウドファンディングが大きく広がっていくような気がする。

 クラウドファンディングの不足分は企業の協賛金でまかなえたらしい。個人の反応はいま一つでも、関西の企業はやはり、この経済効果を見逃さなかったようだ。

61年前の阪神優勝パレードは訪れたファンが50万人超!?

 こんな昔から既に…。

  流行語にもなった「アレ」が何なのかいまだに知らないけど、あえて検索せず知らないままにしている。文脈から「アレ」は「優勝」もしくは「日本一」を指すのだろうと推測している。