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藤井風アリーナツアー@さいたまスーパーアリーナで受け取ったモノ。

こんにちは。  愛に従って生きる事、『行動を起こす科学』について書いたり考えたりしていますReaching Out♡理詠と申します。


昨日の藤井風さんのLAAT@さいたまスーパーアリーナ。

直後に書いたブログが、興奮冷めやらず語彙力が消失してた事はさておき笑 


少し冷静になった今、
何故あんなにも素晴らしかったのか?を、
一応ミュージシャンの端くれとして分析してみました。(分析って言葉で合ってるか不明)



ネタバレはないと思いますが、
若干過激な内容…かもしれない?!です。 

独自の視点の個人的見解による考察ですので、
悪しからず、ご了承の上先にお進み下さい。





水を得た魚


冷静に今回のライブを振り返って、とにかく印象的だったのは、風さんの「水を得た魚っぷり」、とでも言いましょうか…
楽しそうにステージを所狭しと泳ぎ回る姿。

過去2回のライブでは、あまり感じなかった種類のバイブスを感じました。


ワシ、楽しいぃ〜♪
ワシ楽しんじゃいますけど、いいですか?
大丈夫そ?みたいな笑


思い返すと、参加した過去のライブ(武道館とAlone at homeツアー)では弾き語りの比重がかなり多くて、
責任感とか緊張感もきっと1人で背負っていて。


Youtubeでブレイクしたのが弾き語りだったからその姿を一目見たいと思う方は多いはずで、
そんな人達に真摯に応えようとしてくれるあたりとても涙ぐましく(詳細は後述にて)、

風さんのサービス精神で、私たちは「楽しませて貰って」来ました。



が、昨日のライブを見て、
「あ、風さんが本当にやりたかったの、これなのね!」って思いました。
なんかもう…色々ほとばしっていましたね。
どうりで体感短かった訳です。
今までで1番距離あったはずなのに…凄く近く感じたし、満たされました!


多分、このアリーナツアーの様なライブを目指してずっとやって来て、
ついにその夢が叶った様な
(いやまだ夢の途中です多分!)感じなのかもしれないと思いました。

その夢のステージとは「エンターテイナー藤井風のステージ」。


音楽的でエンタメ的。



今までの弾き語りのスタイルは、
ピアノ弾きとしての彼が、歌も歌いたい苦肉の策での弾き語りと言う「スタイル」を取らざるを得なかった、ある意味、「孤独な歴史の延長線」にあるもので、

ピアノが弾けてしまった(しかもかなり!)ので、
必然的にピアノに合わせて歌う道が「開けてしまった」。


「弾き語り」とは読んで字の如く
「弾きながら語る」ので、
パフォーマンスの比重の半分は、歌詞になります。

と言うか普通は、
「歌詞を聴かせるために、楽器を弾いて添える」と言うのが弾き語りの王道スタイルであり、楽器のテクニックは2番手なんですね。

ところが完全に天が二物与えてしまっている!
(二物どころか…?)

次々と繰り出される未知なる世界観と超絶なピアノテクニック、
凡人離れした歌詞のセンスに人気に火がつくのはあっという間でした。


今まであまりスポットの当たってこなかった世界観(実際には谷村新司さんの昴、とかあったわけだけど!)に、
つい歌詞の素晴らしさ、世界観に目が行きがちなんですが、


私、風さんにとっての歌詞ってどちらかと言うと意味<Rhymeなのかな、と思うんです。


あんなに深い内容を歌っているから一瞬分かりづらいけど、

歌詞の意味ありきでそれが1番!という順番じゃなく、
メロディやリズム、グルーブ感が重視された言葉遊びと言うか…


曲もメロディから作ると答えてましたし、
メロディに歌詞が語呂よく”乗っかっている”感が凄く重視されていて、
結果的にJ-pop史上類を見ないグルーブ感が炸裂した「何なんw」が生まれ、

「日本語は母音の言語だからR&Bには乗りにくい」

なんて、
偉い評論家や先人の方々のセオリーを、

岡山弁丸出しの若者があっさり覆したのです。


歌詞が素晴らしいという事はもう重々承知の上であえて、切り込みますが、

風さんにとっては、歌詞の意味に一番の重みがある訳じゃない…?
(だとしたら逆に…やはり天才としか笑)

むしろグルーブ最上主義で、
それに乗っかる言葉を探している?!



「死ぬのがいいわ」が海外でヒットしたのも、
まるで流れる様な転がる様なメロディと言葉のリズムがすごい心地よいグルーブを醸し出していて、

歌詞の意味がわからなくても口ずさみたくなったり身体が動いたりしちゃうところが「癖になる」と言うのがヒットの理由だと思います。


因みに、「上を向いて歩こう」SUKIYAKIが世界でヒットした背景にも似た様な理由が考えられています。
あの「あ〜るこぉう うぉう うぉう うぉう」のグルーブ感は、シンコペーションと言って歌詞的には意味がないですがグルーブ的には大アリなのです!
坂本九さんはダンスもとてもお上手だったので、
そのリズム感が上手く歌に乗っていたのです。


「死ぬのがいいわ」の場合、歌詞の意味がいずれにしてもとんでもないので(風さんの本意とは違う形でブレイク…まぁそれも神の采配でしょう!)

それを知って、「2度落ちる」わけです。
That’s 風沼!!


あの曲をやらなかった事



話がそれましたが、
そんなわけで、

風さんのやりたかった、
多分今後目指していく方向性、パフォーマンスの比重は
音楽>歌詞である、
と言う気がしました。

圧倒的世界観、スピリチュアルな歌詞からファンになった身としては少し寂しい気もしますが、
それでも風さんを作って来た要素の濃い部分にあるスピリチュアリティーは、消そうとしても消えないものだと思うので、
主軸はエンターテイメントに移っても、
相変わらず、
人生にもがきながら素敵な曲をどんどん作ってくれることと思います。


真のヒーラー(癒す人)とは、決して「貴方を癒します」
とは言わないそうです。
ただ自分が高い波動(バイブス)でそこに有り続ける。
癒されたい人達が、その波動に触れ勝手に癒されて行く。
そう言う高い波動、高いバイブスを持ちつづける存在こそがヒーラーなのだと。


昨日の風さんは、正にそれでした。
そんなバイブス浴びまくったものだから….興奮が冷めやらない訳です!!
涙出て来ちゃう訳です‼︎


そんな存在であり続ける事が風さんの使命であり、生まれる前からの「自分との約束」なんじゃないかな。


全身全霊で、何より自分が1番楽しんで唯一無二の存在としてあり続ける風さんを、
同じ宇宙の教室の同志として笑
いつまでも応援し続けたいなと思いました。


「ワシの本当にやりたかった事、やってもいいかな?」
「大丈夫そ?」

そんなメッセージ、バイブス受け取りましたよ!

ここの所のライブであの曲(ネタバレ対策の為伏せます)をやらない事なども、そんなメッセージなのかなと思いました。



私を含め、中年の皆さん!ライブで立ちっぱなしはキツイけど笑
頑張ってついていきましょう!w
彼の心からの笑顔をまた見るために!!

私もまたあの笑顔に会いたいから、今年は自分を鍛えます!



独自の視点での分析、いかがでしたでしょうか?

あくまで私の主観で、私が昨日のライブで受けた感想文と考察ですので、アンチコメントはお控え頂けましたら幸いですw


長文最後までお読みくださりありがとうございました!
Reaching Out♡理詠でした☺︎


このスマホストラップの正しい使い方、未だよくわからないけど可愛い♡(なら大丈夫!w)




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