行く年、来る年。「癸卯」年について考えてみる。
2023年がはじまり
一ヶ月が過ぎましたが、
旧暦では今日から
新しい一年が始まりました。
節分を境に・・・
季節は冬から春に。
年は「壬寅」年から「癸卯」年に。
われわれは子どもの頃から
とら年、うさぎ年・・・と
十二支のみ言うのが習わしですが、
本来は壬寅年、癸卯年・・・と
【十干 + 十二支】の六十干支で表すのだと
暦学を学びはじめて知りました。
・。♪*+o「暦学って何?」という方はこちら・。♪*+o
日本でも明治5年までは
普通に使われていた旧暦。
節分の日に豆をまいたり、
恵方巻きを食べる人は多いですが、
六十干支と言われても??なので、
現代の日本人は旧暦というものに
馴染みがないんだなぁと感じます。
今日からはじまる癸卯年。
▷どういう年になるのか?
▷どう過ごせばいいのか?
癸卯という文字から
考察してみたいと思います。
■ 癸卯という文字からの考察
癸:雨
卯:3月
3月の雨。
草木を芽吹かせる春の雨。
癸卯年は
恵みの水の年と捉えることができます。
なのでこの一年は
▷何に水をあげるか?
▷誰に水をあげるか?
がポイントとなってきます。
頑張りたい!と思っていることを
地道に続けていく
大切に育てていく
ことが大切になります。
そして癸=知識ということで
知的産業が盛んになる一年に。
卯=草やツタなので、
横づたいにネットワークを築こうと
している人に恩恵を与える年ともいえます。
現に最近「ChatGPT」が話題になっていますが、
癸卯年にふさわしい時代を変える
新たなツールが来たなぁと感じています。
■ 来年の甲辰年にどうつなげるか?
来年の2024年、甲辰年は
どんな年になるのでしょうか?
甲:樹木
辰:4月、山
春の樹木で、
山(地面)に立っている木なので、
甲の中でも一番堂々としていて
目立つ木と言われています。
2024年、甲辰年は
時代の目印となる年に。
2024年に大きな木になるよう、
2023年は計画的に苗木に水をやる時期と
位置づけるのがよさそうです。
▷一滴の水が大河になる
地道に自分の芽に水をやり、
大切に育てる。そして続ける。
そしてあれこれ肥料をやるよりも
本体の成長の妨げとなる
雑草や木々は間引く。
やらないことを決めて
今やるべきことを積み重ねる
一年にしたいと思っています。
癸卯年のエネルギーに
自分のエネルギーをいかにあわせるか?
この一年、何をして、どう過ごすのか?
考えるきっかけとなれば幸いです。
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