見出し画像

【暦の上では..34】「処暑」を味わう

ようやく暑さがおさまってくる頃
処暑。

猛暑が全国各地を襲いましたが、
暦の上では既に秋。

ふとした瞬間に
秋の気配を感じます。

蝉の鳴き声もかわり、
トンボの姿を目にすることも。

つがいのトンボを目で追っていたら
柿の実を発見

フワフワの猫じゃらしも
あちこちで目にするように

校庭の紫陽花は
手が加えられることなく
未だ綺麗に開いている

剪定された紫陽花の枝からは
次々と新しい葉っぱが

真っ白だった
カシワバアジサイは
すっかり秋色に

うろこ雲の上には
ハケで描いたようなすじ雲が

空はどこか秋だけど、
写真を撮ろうと窓をあけると
空気はまだまだモワっと生ぬるい

--

ちいさい秋を見つけつつ、

少しずつ薄れていく夏を
今のうちにめいいっぱい
感じたいです。

+。* 暦を味わう *。+

自然界とのつながりを意識したい!
暦を意識して暮らすことで、体や心を季節と調和させたい!
自然の恵みに感謝しながら、移ろいゆく季節を感じたい!

今回は「処暑」をいろいろな角度から
みていきたいと思います。

■高校野球

連日、熱戦が続いた
夏の甲子園。

約3,500チームの頂点が決まって
大会に幕がとじると
一気に夏の終わりを感じます。

長男の野球部は
7月中旬から新チームがスタート。

春センバツの選考となる
秋の大会に向け、
厳しい練習に励んでいます。

週の半分は学校から遠く離れた多摩川沿いで練習
都内のグランド事情は厳しい

--

今年の高校野球で
話題になった「脱丸刈り」。

長男の野球部は
時代の流れからか
今年度から坊主頭は
任意になりました。

意外だったのは
二年生はルール変更後も
坊主をキープしていること。

そしてもっと意外なのは
先輩は全員坊主なのに
一年生は1/4が坊主じゃないこと。

昭和の人間からすると
そんなのあり?と思ってしまいますが
今はそういう時代なんですかね。

あと長男野球部のルールで
ハードルが高いと言われているのが

--SNS禁止
--LINE登録名は漢字フルネーム

のふたつ。

部員が多いから
後者は仕方ないとして、

高校生にとって
インスタはLINEと同じく
インフラのようなものらしく、

インスタNGじゃ今どきの女子
マネージャーやらないってー

と言ってる長男。

現にマネージャーは
2年生1名、1年生0名と
絶滅危惧種状態とのこと。

インスタ活用している
野球部はたくさんあるし、
マネージャーだけでも
解禁になる日は近い?

ルールはあくまでも
目的達成のための手段。

情報があふれ
選択肢が増え
多様化が進んで

ルールづくり一つとっても
いまの時代は大変そうですが、

みんなで話し合って
どんどん声をあげて
アップデートしてって欲しいなと思います。

■タイムスリップ

夏は再会の季節。

今年の夏は
懐かしい人たちと
会う機会がたくさんありました。

幼なじみ
学生時代の友人
昔の職場の仲間
親戚

久しぶりーだけど
話しているうちに
すっと当時に戻ってく感じが
いいですよね。

縁というのは
自然淘汰されてくものだけど、

たまに繋がることができて、

その繋がった瞬間を嬉しいと思える
人や仲間がいるって素敵なことだと
改めて感じます。

--

どの再会も嬉しかったけど
印象的だったのは
いとこ親子が泊まりにきたこと。

いとこはわたしと同い年で
お互い小三の子がいる母親同士。

小さい時から毎年
夏休みに会ってたけど、

最近は数年に一度のペースになり
泊まりで会うのは20年ぶりでした。

久しぶりにいっぱい話そうー

子どもが寝たあとは
リビングで乾杯〜

ダンスの先生をしてて
子育てにも全力投球の彼女。

我が子がクラスNO.1になれるものを
つくってあげたくて..と

いろいろやってたどりついたのは
折り紙。

折り紙といえば○○くん!と
みんな口をそろえて言うくらい
折り紙名人とのこと。

いいお母さんしてあげてて
本当すごいなー

そんな話をしてたら
12時を過ぎてるのに
かばんから折り紙ケースを出してきて
わたしに折り紙を差し出してくる。

"鉛筆"は簡単につくれて
子供たちに大人気だよー

え?
飲んでるのに今?笑

教えてもらう通りに
わたしも折ってみる。
確かに簡単。そしてかわいい。

そこからは
飲みながら、折りながら、
ひたすらおしゃべり。

目線は手元で
手は動かしてるけど、

自然と顔はあわさり
会話も笑いも途切れることはなく
なんかとても心地いい。

たくさんできたー

3時をまわり
そろそろ寝ようかーと
布団にはいったあとも
しばらくおしゃべりは続く。

いつまでもこの時間が
つづいてほしいけど、
気付いたら眠りの中に。

--

朝おきたら
うちの娘はかわいいー
わたしもつくりたいーと
想像以上のリアクション。

折り紙名人のいとこの子が
優しく教えてくれました。

微笑ましい二人。

昔のわたしたちを見てるようで
タイムスリップしたみたい。

たとえ忙しくても
誰かと会う時間は大切にしたい

そう感じた8月の朝でした。

引き続き暦へのアンテナを高めて
移ろいゆく季節を味わいたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?