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もう?まだ?3ヶ月

気持ち的にはもう1年くらい経ったようなボリューム。
モザンビークに来て3ヶ月が経ちました。
文化の違い?というか最近感じたどうしよう?を書こうと思います。

日本だと知らない人から物をもらうことって滅多にないですよね?路上のティッシュは良くもらうけど。
基本的には知り合い同士が送り合ったり、基本的には物物交換する文化だと思います。

モザンビーク人は結構他人に物をあげるのが好きかもしれない。しかも、そこに見返りは一切求めていないことを最近すごく感じる。
その割には、欲しがることも多いけどそれは今日は置いておきましょう。笑
実は私も誰かに記念のプレゼントを渡したり、食べ物を作ったりするのは好きであってその部分は共感できる。そして、正直見返りを求めてはいない。だとしても、自分が特別に思っている人にはあげたいとは思う。それが知らない人だったら話は違うかな。


しかし、シャイシャイにきてから、時々知らない人から物をもらうことがある。
こちらが何もしていないのに、なんで私にそれをくれるのだろう?と疑問に思うのは普通だろう。

この間ある若者と道で挨拶をして、歩きながら話していたら、彼は、私にポップコーンを買ってきました。払うよ?って言っても彼は払わせてくれない。(日本円で約10円)
結局いつものアミーガのお店まで一緒に歩いて来て、アミーガに彼がお金を払わせてくれないのよ!って言ったら、
これはあんたにあげたいのよ。そしたら私がもらうよ!
ってそのポップコーン食べ始めた。
ちなみにアミーガもポップコーン屋ですが笑
ついでにその彼に聞いてみた。

日本では知らない人から物を受け取らないのよ。だから、私はお金払いたかったの。
ここではそういうの普通なの?

彼の答えは、
俺があなたに買ったんだって。
それはここでは普通だから!

うーん。それでもなんだか腑に落ちない。
だけどもなんか受け取らないのも悪い気もする。。。

そして今日。
またアミーガのお店の前で起きたことですが、ある小学生を連れたお母さんがバナナを買いました。そしたら私に1本差し出すのです。
ただアミーガと話していてダラダラお店の前で過ごしていただけで、特に彼女に対して何もしていません。
ここで先日のポップコーンのことを思い出したけど、ありがとう!って受け取ってしまった自分がいた。

ちなみに彼女にもどうして私にくれるの?と聞いてみた。
彼女は、あげたいからよ!
それだけ言って去っていった。


うーん、どっちが正解なのだろうか。
ただ、若かりし頃遠慮しまくって、いろいろ逃した経験や物もあるから、教員を辞めてからの持論はこれであった。


もらえるもんはもらっておく


お金でも物でも知識でもなんでも。
もちろんお返ししたい気持ちはすごくある。
でも知らない人はまたいつ会えるか分からないからなぁ。
ちなみに、モザンビークの結婚式にご祝儀制度はありません。全部その夫婦が払うそう!
お金ないと結婚式もできないね。。。
んー難しいな、モザン文化。
そんなことを考えている3ヶ月目です。


ヘッダーの写真は、P先生の黒板のグラフ。
10年生の対数関数の授業だけど、先生のグラフも、生徒のノートのグラフも本当にキレイ!!
だとしても、P先生はめちゃくちゃ授業でベラベラ喋る方ではない。
どちらかというと、生徒に黒板に書かせて、正しい物を求めていく感じ。
もっていき方がうますぎるんだよな。
また見学に行きます。

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