ショートスターターの戦法を取った相手に負ける。元祖栗山英樹、攻めダルマは不発。あれから四ヶ月たちました。

98試合目 2019 8/ 1 F×E 0対2 札幌ドーム

先発有原は、7回2失点でまとめるも相手の楽天 釜田はまさかのショートスターター。4回からベンチ入りしていた苦手の辛島に繋がれ、栗山監督の必死のバント作戦、代打攻勢で攻めまくるも、決定打を欠いたまま、あえなく敗戦の巻。

シーズンが始まり、ファイターズのショートスターター、オープナーが話題になり始めた頃、元ファイターズコーチの阿井英二郎さんは、北海道新聞のコラムで「やがてはクローザーのようにオープナーのポジションが評価される時がくる」(要約ーコラムを探してみたけど見つからない)というようなことを語っていた。

その頃は、野球界でもファンの間でも否定的な意見ばかりで、肯定的なわたしとしては面白くなかったのですが、さすがアイちゃんと嬉しがったものでした。

とは言えど、始めてみたはいいものの4月の時点で試行錯誤の連続だったファイターズ。6、7月、やっとうまく行き始めるころ。他のチームも同様の試みを始めた。様子を見ていて、やってみる価値はあると考えだしたのだろう。何事も前例のないことを始めるのは、大変だけど。前例があればマネしやすいのも現実。

先だってのロッテマリーンズ、この日の楽天イーグルス、ブルペンデイ、ショートスターターを試み、どっちもファイターズが負けた。

だからってマネすんな!とか文句言いたいんじゃないですよ。こうやって物事は一般化されていくのだし、成功例が増えれば増えるほど、始めた者の評価は上がる。たとえ始めはうまくいかなくても、栗山英樹と北海道日本ハムファイターズは、ひるむこともなく、ぶれることなく、新しい試みを続けてきた。

結果は、阿井さんの語った方向へ矢印を向けている。この流れは、ゆっくりだとしても、変わることはないだろう。

どうよ?文句ばっかつけてた、野球評論家の皆さん? 

と、鼻の穴の膨らむ思いである。負けたけど。


🌟本日の石川亮 ほとんど唯一の先発出場になっている有原とのバッテリー。初回から失点を重ね、バッテリーエラーのミスもあり、チャンスでの打撃は不発。試合に出なくても仕事はいくらでもあるキャッチャーポジション。夏バテしているのか、またしても痩せ気味で、やつれ顔になっているのが気になる。

同点のチャンスで代打清水優心に変えられてしまう。右バッターで同じ捕手で、有原はまだ投げる状況で。この悔しさはしんどい! と心配したおばちゃんでしたが、当人は、下がった後もベンチで鶴岡コーチと熱心に話し、投げ終えた有原さんとも話し合う様子がテレビに映されていた。亮たんの根性は、そんなに薄っぺらいものではないのだった。わたくし強く、反省しました。

✳️本日の谷口雄也  8回2アウトの場面で代打出場。レフト前にヒット。ホームランで同点!が最高でしたが、贅沢いっちゃいけません。怪我から復帰しつつあるロンロンも鎌ヶ谷でホームランを打った。一軍の椅子をかけた、激闘は続く。


ファイターズ 51勝43敗4分け  地獄のメットライフ打ち合いを制したタカ 1.5ゲーム差











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