有原ー石川亮バッテリー、今季初黒星。そりゃあ負けることもある。でも有原の1敗と石川亮の一敗は、大きな違いがあるんです。

32試合目2019 5/7  M×F 5対3 ZOZOマリンスタジアム千葉 

石川亮23歳。6年目。

>2014年、入団テストを経てドラフト8位で入団。名門・帝京高では1年時から正捕手のエリート球児だった。(週刊ベースボールWebニュースより)

2014年じゃなくて13年ドラフトなんですけども。記事が間違ってるんですけども。そうなのだった。石川亮は、先輩の杉谷拳士と同じくテスト生としてファイターズに入団している。8位だった。

この年のドラフトはなかなか優秀ですね。5位の金平投手は引退しましたが、あとはみんなそれなりに一軍で力を発揮し、働いてきた。

下位指名の石川亮だったが捕手という希少なポジションでもあり、チーム事情もあり意外と早く2年目から台頭してきた。何と言っても帝京高校史上初1年生正捕手として甲子園出場、大谷翔平擁する花巻東も撃破してきた、その舞台度胸が際立つ印象があった。物怖じしないというか。堂々としているというか、あっけらかんとしているというか。

そしてやっぱり破壊的に可愛かった。

みなさん覚えてますね?めっちゃ売れたこの写真集。ブリリアントなスター達💗この時石川亮は、未だ二軍が主戦場の選手であった・・。(あ、翔平たんの真下のホクロの子が亮たんですからね。念の為😀)

順調に見えたプロ野球生活だったが次世代はやってくる。ドラフト2位指名された大型捕手清水優心は、球団方針により主戦捕手候補として育てられる。

ファイターズはそこらへん非常にはっきりした格差社会とも言える方針が見える。ドラフト1、2位の上位指名者は、たとえ芳しい成績が出なくても相当長い目で見るし、退団もさせない。一方で下位指名者は、高卒1、2年でもズバッと切ってしまうこともあるのだ。

テスト生上がりの石川亮。必死のパッチで生き残りをかけるところに怪我が重なる。この数年は肩を痛めて試合に出ることもままならなかった。傷が癒えた頃には、清水優心がほぼレギュラーを取ろうとしていた。そんな中、昨年は調子の出ない有原航平のパーソナルキャッチャーとしてのポジションを得る。そこから今年にかけてきたはずだ。

春のキャンプインの直前、優心が思わぬ腰の手術となり、席が空いたところで開幕一軍のスタートとなった。有原くんとのバッテリーで開幕4連勝を遂げる。しかしだからと言ってレギュラーが確約されるわけではない。

あくまでも球団の意思は、清水優心にある。優心は、多少の勝ち負けでは立場を左右されない。でも石川亮は違うんだ。一軍に居残る手段は、出場試合で勝ち続けることしかない。

今年のファイターズの弱点は、盗塁を刺せないことになりつつある。各チームに走られまくり。鶴岡さんは、どこか痛めてるんじゃないかと思う。二塁まで送球が届かない・・。亮たんは肩は弱くないのだが故障以来、かつてのようには素軽くない。肩の強さでは優心が圧倒している。全体に心理的に圧迫されて刺せなくなってるようにも見えるけれど。

下には、多分現状ファイターズ最強肩ゆあキャノンの田宮捕手が待ち構えている。

プロ野球は、つくづくと残酷な世界。

ファンは、やっぱりただただ見守り、応援するしか道はない。

頑張ってるのはわかってるから。エールを贈ります。

震え〜〜〜震え〜〜〜 いーしーかーわー!

震え震え震え! 石川亮!


        ファイターズ15勝15敗2分

>「捕手を信頼しているし」有原くん、ありがとう😭

5月七日。石川亮 登録抹消 

元近鉄の名物キャッチャー有田雄三さんが、解説の時、石川亮はいいキャッチャーになる。「構えがいい」って褒めてくれたんだって。わたしは近鉄時代、有田梨田の両キャッチャーを見てましたが、なぜか有田さんの方が好きだったんだよね。

わたしがなぜ石川亮のファンになったのか。可愛いからだけではありません。ルーキーの時、鎌ヶ谷のマスコットカビーちゃんの手を引いて歩いていた姿を見て、すごく懐の深い子だなってググッときたのが直接のきっかけ。

なぜカビーちゃんなのかと言われても。たまたまその写真であっただけで、亮たんは本当に物理的に懐が深いんですよ。うまく言えないけども。空手やってたせいなのかもしれないし、お尻がでっかいせいかもしれないし。

有田さんの言葉を信じて。捕手は、経験の積み重ねだと思うし、希少価値なので長くできるポジションでもあると思う。まだまだ勝負はこれから延々と続くのだ!















 

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