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自打球自打球デッドボール、挙げ句の果てにバットがマウンドへ飛んでくる。危険がいっぱいのゲームを制する。勝つべき時に勝てたじゃないかファイターズ!

ファイターズ2020 8/23  56試合目 札幌ドーム F×E 11対0

武田勝コーチ、見参!絶対狙ってたしょ。全国ネット(だったのか?北海道だけかな)NHK地上波、清宮幸太郎のホームラン。一番目立つとこや😀

イーグルスの茂木栄五郎、ファイターズの近藤健介、連日自打球で足を痛め、ベンチで休む選手たち。なんだか知らないが自打球が多い。インコース攻めが多いから?カットボールや動くボールが多いから?

その上、本日のゲームは、バットが折れまくる。バーヘイゲン 福井の両先発で何本折ったのか。ロメロのバットは、三遊間まで飛んでいった。危ないったら…と心配していた7回表、マウンドにいたわたしたちの堀瑞輝に向かって、ばっきり折れたバットが回転しながら向かっていく。避けきれずに胸に当ててしまったミズキちゃんは、しかし遅れて転がってきたボールを拾い、一塁でアウトにした。

びっくりしたなあ。そりゃあバットにびっくりもしたけど。それでもボールから目を離さずに拾い、ファーストに投げたことにですよ。野球選手に擦り込まれた、条件反射の瞬間を見せつけられた。

無事だったから、こんなこと言ってられるけど。折れたバットの切っ先が、胸に刺さったかもしれないし、回転しながら固いのヘッドの方が当たったら肋骨が折れたかもしれないし。恐ろしいことですよ。(前にも書いたと思いますが、大分前、陽くんの折れたバットが、ロッテマリーンズ伊藤投手のふくらはぎを直撃したことがある。たまたま打球を追って後ろを向いて、気が付くのが遅れて、もろに刺さってしまった。その後、伊藤投手のプロ生活は順調だったとはいえない。どちらの誰のせいでもないとわかっていても、悔やまれるシーンだったと思う…)

野球は、こんな風に危険を孕むスポーツ。だからボールから目を離すな、と教育されるにしても。バットからも目を離せない。緊張感を維持しなければならないんですね。

自打球でふくらはぎを痛めたらしい近藤くんの復帰は、様子を見ながらになるのだろう。3割5分のバッターが、打線から消えたファイターズだったが。今日も「栗山マジック」炸裂。1番ワン・ボーロン。2番松本剛。初回、ロンロン久しぶりのツーベースを打つ。剛くんは2安打。3番西川3安打。5番渡邊諒2安打、そして清宮幸太郎、4打点をあげ、7回裏にはついにホームランを放つ。

幸太郎の打ち出す放物線には、確かに名前通りの幸せ感が一緒に乗せられている。なんだか知らん、みんなが笑顔になるような。そうねえ「天真爛漫な野球」って入団当初に栗山さんが言ってたよねえ。うちのぼっちゃま。生来の資質は、そのままに。

近藤、大田泰示を欠きながら、出場選手が躍動し、大勝したゲーム。みーちゃんの心配と木金土の仕事の疲れで、ぼんやり過ごす日曜日。いつもブルペンにいて見られない武田勝コーチのキメ顔のおまけ付きで。楽しい時間を過ごすことができた。また月曜日から、頑張れるかな。

ファイターズ 27勝26敗3分 首位に3.5 ゲーム差。

先発中継と投手陣が一番安定してるのは、ファイターズだと思う。今週から三連戦の移動ゲームが続く。本当に体力勝負。選手を守りながら働かせる、チームの差配能力が上位争いを決める。






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