「悩み相談」 どうして私を宣伝してくれないの? もしかして、嫌われている?
今回はLINEにいただいたご相談ごとにお答えします。
(ブログやnoteでお答えすることが前提となっています)
内容はこちら。
メッセージをくださった方と「先生」とは師弟関係にあり、その内容も詳しく書いてくださっていたのですが、特殊な内容だったため、念のため、文章の一部を割愛させていただきました。
師弟関係、先生と生徒だけでなく「なぜ、私のことは紹介してくれないの?」というモヤモヤは、様々なシーンで出てくるものかもしれませんね。
私も昔、似たようなことを感じたことがあります。
そして、今は「大事にされていない」というのは、ものすごい勘違いだったな〜と思っています。
そして、質問者さんも同じ勘違いをしているかもしれないな、と思いました。
以下、私の感じたことではありますが、参考になれば幸いです。
先生があなたの活動の宣伝をしない理由は、主にこの二つのどちらかではないかなと思います。
1 立場上、あなたの活動を公に推せない。
個人的には推したくても、ある程度の立場になると、公式には推せないことが出てきます。
例えば、私はある方から「もし、良かったら、○○の告知を手伝ってもらえたら助かります」とメッセージをもらったことがあるのですが、それは偶然にも、当時のクライアントさんの競合になってしまうことだったんです。
守秘義務がありますから、それを伝えることもできず、「今回は諸事情につき、ごめんなさい」とだけ返信しました。
また、自分のメソッドや技術、伝統芸能に関わることで団体などがある場合、「自分が紹介する=組織が公認している」と取られることがあります。
個人的には認めていたり、応援したりしたくても、公認と誤解を受けるようなことはできない場合があります。
2 先生の「推薦基準/ポリシー」があって、今はまだ、そこに達していないだけ。
少しであっても、なんらかの影響力を持つようになると「宣伝依頼」「拡散依頼」などを受けることが増えてきます。
私も様々なボランティア活動から、ご本人の活動まで、色々な紹介依頼を受けました。
これに応えようとすると、「誰(何)を紹介して誰(何)を紹介しないか」の基準が必要になります。
そうしなければ、キリがなくなりますし、それこそ「あの人は良くて、なぜ、私がダメなのか」という問いにきちんと答えられませんから。
私の場合は自分の気分・感情で選り好みしないよう、明確なルールを設けています。
例えば、私がお伝えしているHFエネルギーワークスならば、
・定期的に練習会に参加して技術を磨いている人
・仕事としてコミットし、続けている人
・今、告知を手伝うタイミングである人
この3つが揃っていることをご紹介する基準にしています。
それ以外の活動であれば、純粋に私自身がそれを経験して「いいっ! 推したい!」と思った場合です。
でもご紹介しないとしても、うまくいくように願っていますし、別のところからできるサポートもあると考えています。
これは、自分が「宣伝してほしい」と依頼されるようになって、徐々にわかってきたこと、作ってきた基準なんです。
その中で、「あ、あの時、先生もこういう気持ちだったんだ」と気づいたんですよね。
応援すること、認めていることと、告知を手伝うこと/紹介することは、別物なんです。
この上記2つに当てはまらないケースとしては、「先生があなたをライバルだと感じている」ということもあると思います。
生徒が自分を超えていく。
これは、教える側にとっては「先生冥利に尽きること」でもありますが、その時のコンディション次第では、100%の気持ちで応援できないこともあるかもしれません。
そんな時は、先生に対して残念な気持ちも出てくると思います。
「ずっと前を走ってて欲しかったな〜」とか。
「思ったより、小さかったな〜」とか。
そんな時は、その残念さも味わないながら、教わったことの感謝の気持ちにも光を当てて、表現していくと良いように思います。
「あなたのおかげで、こうなりました」と、追いつき、追い抜いていく生徒は、先生にとって、やはり誇らしいものですし、深い喜びです。
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