「問題は存在しない」は本当だった? - スピリチュアルな教えの真意

「問題は解決しなくていい。問題などないのだから」

スピリチュアルとか自己啓発の世界では、わりと知られた教えじゃないかなと思います。

そして、「そうは言われても、あるじゃんね」というのが日常の感覚だとも思います。

そして、問題がなかなか解決されないと、焦ることもあります。
不安になることもあります。
あれこれ手を尽くしてもうまくいかない時など、絶望的な気持ちにつかまることも、あると思うんですよね。

そんな状況で「問題は解決しなくていい」と言われても、「そんなわけあるかいっ」と思っちゃいます。
もしくは「そうだよね! 放置しておいていいですよね!」と逃避して、内心ではさらに不安を育ててしまうこともあります。

では、どうしたらいいのか……。

私が大切にしているのは、

「問題はないとわかった上で、問題に取り組む」という"感覚"です。

あるけど、ない。
ないけど、ある。
その重なり合わせに立つんです。

……と言うと、「量子論っぽい」と言われることもあります。

けれど、私の感覚では「高次元の観点に立つ」と表現する方がしっくりきます。

下の図は私が書いた電子書籍で使ったものです。

※ 拙著「風水に頼らない幸運を呼び込むお部屋づくり」より

Aさんは2次元の平面に張り付いている時は、Bさんとの間に渡れない川が流れていて、会いに行けません。(悩み・問題がある状態)

でも、3次元の空間を行き来できれば、空を飛んであっさり解決。(問題がない状態)

こんな感じで
「同じひとつの状況」が
ある次元では問題になり、
ある次元では問題にならない。

これが、「問題だし問題じゃない」ということです。

「問題」にとらわれて解決しない時は、次元チェンジの時でもあるんです。


では、どうやって次元を変えるのか。色々と方法はありますが、簡単なのは、「別次元の人と関わること」です。

そして、その影響を進んで受ける!
その影響を進んで受ける!
二度書きましたが重要なことだと思うんです。

前にメンターがこんなことをおっしゃっていました。

「私が相談に乗ると、多くの人が驚いて『あなたはやっぱり宇宙人ですね。もっと、私に合ったアドバイスをください』って言うんだよね。宇宙人だって思って話を聞きに来たわりに、地球人向けのアドバイスを欲しがるって、どういうこと? だったら、他へ行けばいいのに」

それはさっきの図で言えば、BさんはAさんの影に2次元で相談に行き、「上に上がりなよ」とAさんにアドバイスをもらったものの、「2次元で解決したいんで!」と言っているようなものかもしれません。

でも、Aさんが「上に上がれ」と言う時は、Bさんも上がれると知っているからなんですよね。

今のままの自分では解決しない。
でも、解決できる次元があって、そこに行ける。
さあ、どうしようかな。
「問題はないとわかった上で、問題に取り組む感覚」とは、こんな感じです。


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