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あの頃のオジサンオバサンごめんなさい

オリンピックのスケボーをテレビで観ていたら、観客席が映った。
どこのお国かわからないけど、そこにはタンクトップ、ショーパン、サングラス、赤いリップのマダムがいた。70歳は過ぎているだろう素敵なマダム。
カメラはすぐにスイッチしてしまったけれど、本当に素敵だった。

最近SNSで、オバサンのノースリーブやめろというネタがよく散見される。職場で目のやり場に困るとかなんとか。

そういう人たちは、自分が将来例外なくオジオバになることを忘れているか、自分はそんなことしないという謎の自信があるかなんだろうなぁ。


歳を取ると、いろんなことを諦めなきゃならなくなる。できなくなることも多い。
だけど、諦めなくて良いことまで諦めちゃったら人生終わりだぞと思う。

ノースリーブを着たくらいでネタにされちゃうのはSNSがある以上仕方ない。他にもくだらないネタでバズってることはたくさんあるから、右から左に受け流すにかぎる。

そういう私だって若い頃は似たようなもんだった。バカにするような言葉や態度もしたと思う。
あの頃のオジサンオバサンごめんなさい。深く深くお詫びします。

ノースリーブ着て太い二の腕出すくらい許してくれと思いながら、私は猛暑の夏をノースリーブで乗り越えたい。

いただいたサポートは旅やアート鑑賞の活動費に使わせていただき、記事でお礼したいと思います。