沖縄少年院、沖縄女子学園を訪問して
金曜日は有休を頂き、沖縄少年院と沖縄女子学園を訪問。
現在、男子20名、女子2名が入院しています。
全国には49の少年院がありますが、こちらは全国で唯一、男子と女子の施設が一つの敷地内にあるとのこと。
効率化の観点から2017年に統合されました。
これまで、男子には男性教官、女子には女性教官という場合が多かったそうですが、統合することで教官も相互で教育を行っています。
沖縄の入院者の特徴としては、低年齢で(17歳までで約7割を占める)、実母率(世帯主が母親)が約60%と高いことが挙げられます。
また、どの少年院でも矯正教育には「職業指導」「体育指導」「生活指導」「教科指導」「特別活動指導」がありますが、こちらでは若年からの飲酒問題が多くあることからアルコール関連問題指導に注力していたり、特別活動指導では平和祈念公園を訪れるなど平和教育活動を実施しています。
今回、貴重な機会を下さったNPO法人育て上げネットの工藤啓さん、NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆいの皆様、そして沖縄少年院、沖縄女子学園の皆様に心から御礼申し上げます。
少年院支援及び退院者支援は、個人の活動として今後も続けていきます。
尚、退院者の支援についてご関心ある方はNPO法人育て上げネットさんが退院者向けのプロジェクトを実施しています。
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