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本当に伝えるプロなら小学生でもわかる言葉を使う

こんにちは。
今週はin大阪多めな、たけりえです。
関西は大好きで、関西人も大好きです。わたしは良く天然って言われるので、愛のあるツッコミが本当に好きなんです。

今日は、普段、意識してやっている言葉の言い回しについてお話しします。
なぜ、これについて書こうと思ったかと言うと、先日、知人から相談を受け、「投資案件に引っかかって数百万のお金を失ってしまった」という出来事があり、
とにかく憤りを覚えたからです。

それっぽい専門用語、パーセンテージを多用した数字の話に注意!

このご時世、SNSをやっていれば、日々、いろんな方面から仕事の話や投資の話が舞い込んで来ます。
ただ、そもそも論、良い投資案件であれば全額自分が借金してでも最大限やった方が良いわけで、わざわざ人に勧誘なんてして来ないと思います。

仮に、チームで投資するようなものであれば、それはきっと大元でスキームを組まれているはずです(儲けが出た場合の取り分の分配について、予め決めておくこと)。
なので、その辺がどのように組まれているのかきちんと理解してから参加した方が良いし、信頼出来る人とチームを組んだ方が良いです。

SNS上で勧誘してくる人って、ほとんどの人がその本人でさえ、そのような仕組みを理解していない場合が多いです。

ただ、その理解していない個人を窓口として、その人たちを束ねるリーダーのような人に繋がれると、確実に投資の詳細や数字の話が出てきます。

どれくらいの率で勝てるのか、
仮に借金して参画した場合、借金返済に当てる率の話、
リターンから回収出来る利益率の話、
借金してでもやった方が有利、というのが最終的な口説き文句になります。

たしかに、投資と回収、借金してでもチャレンジしたい投資もあるかとは思います。

けれど、知識の無い人からすると、そもそもそれを見分けるのも難しいんじゃないかと思います。
わたし自身、周りにマネーゲームのような投資をしている人がたくさんいたため、その辺の知識がたくさん身につきました。

専門分野、一般の人がわかりにくい分野の話だからこそ、わかりやすい言葉を使おう

これは、わたしが経営でお世話になってきた先輩方が大事にしていることです。

当時、学生だったわたしは、本当に投資と回収という概念さえわからなかったし、具体的な投資やビジネスなんて考えてもいませんでした。

では何故、ビジネスの世界に飛び込んだのか?
それは、小学生でもわかるような教え方をしてもらったからでした。

足し算、引き算を覚えてから、掛け算、割り算をやるように、いきなり因数分解や微分積分なんてやりませんよね?
理解してないのに飛ばして教えると、算数は訳がわからないから嫌い!ってことになってしまうのです。

お金や投資についてわかりやすく書かれた本だと、超有名な本ですがロバートキヨサキの『金持ち父さん貧乏父さん』が小学生でもわかる言葉をつかって書かれていたり、全ての漢字に仮名が振られていて読みやすくオススメです。

わたしは学生時代に読んだのですが、当時、満員電車に揺られるサラリーマンになりたくないってなんとなく思っていて、この本を読んでから世の中のからくりが腑に落ちて眼から鱗が数万枚くらい溢れ落ちたのを覚えています。

最後に

今日は少しビジネスなお話になりました。

ビジネスの場に限らず、相手に伝える場面ではいつも受け取り側の理解度をちゃんと意識する必要があると思います。
(仮に相手を騙そうとしてるとしたら、その辺は気にしないのかもしれませんが。。)

わたしの周りのビジネスマンはみんなそういうことを徹底しているので、みんな教え方の天才です。
むしろ、こういう人たちが学校教育の分野にもいてくれたらいいなって思うくらいです。

わたしも、ビジネスマンとして、伝える現場たくさん踏んで自分を磨いて行こうと思います。




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