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夫婦関係危機と新たなチャレンジ

うみそだてcafeの活動をHPに移してから、これまで使ってたnoteの位置付けはどうするかなぁと思ってた。もう書くことないかな〜とも思ったんだけど、落合陽一さんの有料マガジンを見て、そうだよね、noteってこういう私的な散文を書くときに光るよね、と思い、心に移りゆくことや、助産師とか母親とか、そんなタグ付けに捉われない、ただの文章を書いてみようと思った。


さてさて、最近あった大きな話。実は夫婦関係の危機があったんだけど、夫がものすごい譲歩をしてくれて解決した。私は女子力低くて(大股びらきで寝る、鼻毛がよく出ている等)、自分オタクで、繊細で、気分屋で、なんだかんだで結局好き放題してしまう、社会通念的理想の女性像とはかけ離れている人間なのだけど、それでも愛するという選択をした夫には尊敬と感謝しかない。

その危機の原因でもあったのが、「母疲れ」。なんかね、小学校1年生の大変さとか我の強い魔の三歳児次女との関わりでお腹いっぱいになって。八方塞がりな気分になっちゃったんだよね。

その一方で、三人目が欲しいってずっと思っていて、2〜3回妊娠するかもというタイミングがあったのだけど、それもまた仕事をしながらだとストレスで。変に知識があるから落ち着かなくて。で、結局妊娠してなかったという結果から、私の身体は今妊娠にむいていないんだろうなと。昔占いで、生み出すエネルギーって二箇所同時に使うのは難しいと聞いたことがある。例えば新規事業にコミットしているときに、妊娠はしにくいとか。占いのことはよくわからないけど、モノを生み出すときって、それなりのエネルギーを注ぐから、お腹に子を宿す方に向かない、そんな気がしてきた。そうすると、時間がかかることになるんだけど、そしたら向こう数年の長期的な仕事を考えられないということになる。ああ、閉塞感…

他にも色々あったのだけど、それも含めて、すごく閉塞感を感じていた。そこから来た夫婦の危機だったのね。

なんなのかなぁ…

でも、「女性は被害者」的な立場には立ちたくないんだよね。「女性は弱者」という立場にも。


その問いかけはマインドフルに見つめていくとして

そう、マインドフルネス!!

私はずっと「妊婦さんに瞑想を伝たい」と思って、勉強と実践を続けてきた。開業していよいよとなったとき、実践を続けていても、「人に教える」となると自信がないな、と思い、複数の先生から教わるということも経験した。8月には、とある団体のマインドフルネス講師養成講座に参加した。したんだけども…二日間の講義で、瞑想経験のない人を講師にするってコンセプトだったので、教えるための技術や知識についてあまり学べた気がしなかった。

うーむ、どうするかなーと思っていた時に朗報。ドイツに拠点を置くIMA ( Institute for Mindfulness Based Approaches)が日本でMBSR(マインドフルネスストレス低減法)講師養成プログラムを開催するとのこと。MBSRというのはマサチューセッツ大学で開発されたエビデンスに基づくマインドフルネスプログラム。私は瞑想は何より実践と考えているので、エビデンスベースでもヨガベースでも宗教ベースでもスピリチュアルベースでもなんでもござれな人だけど、やはり助産師という医療職がエビデンスに基づいたプログラムで瞑想を伝えることには多大なメリットがある。そのMBSRの国際的に認められた講師資格を、日本で取得できるとか、すごくない!?

この講師養成プログラムは1年半をかけて(何よりじっくりコミットできる、この点が魅力だった)、オンラインや集合で展開される。オンラインはまだ良いが、東京や九州の研修に子供を置いて泊まりがけで行く。そんなことが許されるだろうか??

そしてそれに前出の「もし妊娠しちゃったら?」が加わり、1ヶ月以上にわたって抜け毛の量が急増するほどの私の悩みになっていた。


悩むだけでは何も解決しない。夫婦崩壊の危機を乗り越えたある夜。私は恐る恐る夫に打ち明けた。

「いいよ、行ってきたらいい」
「そういうところがたまちゃん(私)のかっこいいところやから」

神ですか。


閉塞感が和らいだら世界は秋に。

明日から8週間プログラムがはじまる。まずはそれを経験してみて、講師養成プログラムへの参加を決める予定。

ありがとうございます☺️