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人生の点と線-あなただけのストーリー

人生に意味はあるのだろうか。
意味があるとしたらそれはただ、あなたがこの地球上に生まれてきたということだと思う。それも、いつの時代でも、世界中のどの国でも良かったはずが、わたしたちは現代の日本、そして両親を選んだ。

これまでの人生で経験してきたことを振り返った。出来事や経験と、そこから得られたことや学んだことも書き出し、文字にしてみる。

経験したことの1つ1つは「点」である。ただの出来事にすぎない。
しかし、その経験から学んだことに焦点をあてると、共通する内容が見つかることがある。次第に点がつながり、1人の人間を表す輪郭が浮き上がってくる。

生きていればいろんなことが起こる。人生に浮き沈みがあるのは当たり前である。
とてつもなく調子のよい絶頂期も、逃げ出したいくらいの谷底を這っていた時期も、平坦な時期に経験した出来事も、すべて、あなたを構成しているかけがえのない宝物なのだ。

わたしの人生は、どん底と言えるような時期もあったし、最近はようやく、これまでで最も幸福度が高い時期がやってきたところだ。心からやりたいこと(使命)が見つかって活動を始めてから急上昇した。かつては、谷底の時期に起きた出来事について、それが辛すぎたため出来ることなら経験したくなかったと願っていたが、今は使命を果たすために必要な出来事とキャスティングだったのだと素直に受け止めている。トラウマになるレベルのことでも、乗り越え、昇華させることができた。

谷底と言える経験を今している人もいるかもしれない。偉そうなことは言えないが、今は大変だと思うがいずれ越えられる日が来る。少し落ち着いてから、その経験があって良かったとさえ思える日が来る。苦しい経験であればあるほど、本当の意味で人の痛みが理解できるようになる。その後の輝きや、放つ光も大きくなる。

人生のテーマや使命に気付く頃、すべてがつながっていたのだと腑に落ちるのだ。

あなただけのストーリー、あなただけの物語が詰まった大切な人生。前を向いて、大事に生きてほしい。


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