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古民家暮らし 〜トイレ試練編〜

初めてのボットン便所の試練

ボットン便所暮らしが始まりました。一応、洋式便器画ついているのですが、直径20〜30cmくらいの穴が下まで続いています。自分の排泄物は、どんどん上に溜まっていくスタイルです。気になるときは、ペットボトルで水を流したりして掃除をします。

この家に住む前に、他のおうちのボットン便所を何度か拝見してきたのですが、臭くないんですよね。不思議!
案外いけるんや!って思ってました。

そして、住み始めて2日目くらいから、急に家中トイレ臭くなってきたんです。何事か。いろんなことを試してみたけど、匂いは消えず。なんせ木造で隙間だらけなんで、匂いも全部屋に通過してくるんですよね。

眠れない夜を過ごしました。そして、ボットン便所についていろいろ調べた結果「換気のファン」の存在を知りました。このファンが存在しているから、ボットン便所は匂わず、快適なのです。ご存知でしたか?

どうやらこのファンが壊れているよう。朝一番でハシゴをよじ登って確認しました。家にハシゴがあって良かった!
パイプのサイズを測って、ホームセンターに急ぎます。島の品揃えなので、サイズがなかったらどうしよう・・・。その日は予定があったのですが、友達との待ち合わせより、トイレの修繕を優先しました(遅れて合流出来ました)。

なんとか、サイズが合うものが売っていてすぐに買って帰宅。

ファンの付け替え

古いファン
付け替えた後





買ったファンに付け替えます。前ついていたファンはいつから壊れていたのだろう。結構ボロボロでした。
ファンが回っていると、トイレの中からも空気の流れる音がするんですよね。この音が大事!
匂いはどんどん消えていきました。

排泄って


これが最初に経験したボットン便所の試練でした。
自分の排泄物で匂いに苦しむって、本当に惨めというか辛かったです。
今まで水洗トイレが当たり前で、その行方なんて気にしたことなかったけど、生きるうえで食事、排泄って生理的なことで、それをより身近に感じました。表現が難しいけど、「生きてる」感じです。

看護師の仕事をしているので、患者さんの排泄物の処理などで慣れているつもりでしたけど、自分の排泄物の存在とか、匂いとかってすごいストレスと羞恥心が出てくるんやって、身をもってわかりました。これは看護師としても大事な経験になったかも!

あと、雑食である人間の便が一番臭いんだなと思いました。添加物や砂糖、肉など。私は極力それらを食べるのは減らしているのですが、便の匂いは食べたものや腸内細菌、そして消化力が関わっています。

この一件でそんなことも考えました。

まとめ

これからボットン便所を使う方は、ファンの場所とパイプのサイズは最初に確認しておいた方がいいです。いざというとき、早く動けます。

簡易水洗への変更は市町村によれば補助を出してくれることもあるそうです。
自費だと2〜3万円くらいで簡易水洗の設備をつけられるそうです。

以上です。今回は試練編でしたけど、次回はボットン便所をオシャレに編を書こうと思っています♪

最後まで読んでいただいてありがとうございました。





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