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自己決定と自分の軸

こんばんは。りえです。7月最終日が終わりました。8月に入ると一気に秋まっしぐらな気がして、少し気持ちが焦ります。今日も前日から引き続き、本からの学びと気付きを記事にしたいと思います。

前回の振り返り

日本人の幸福度への影響が高いものは何か?というお話でした。

人生は決断の連続

前回は、「自己決定=自分で決めること」の有無が幸福度に影響しているというお話。人生には決断を迫られる場面が多々あります。そのとき自分で決めたかどうかによって、その後の気持ちが変わってきます。みなさんはいかがですか。自分も振り返ってみました。・・あれれ、私は結構「流される」ことの多い人生だったかな。良くも悪くも。あまり主体的に生きてこなかったもので。「自分で選びたい」「自分で決めたい」と思うようになったのは、本当にここ数年のことです。

どうやって決めたらいいのかが分からない

流されてきた過去もひっくるめて今は自分の人生に「OK」を出せるのですが、その渦中にあった当時は苦しかったです。よく思い出してみると、当時は満たされない思いがありましたね。それは自分で決めてこなかったからなのかもしれません。表向きは自分で決めていることであっても、「誰かが反対しないか」「一般的に見てどうか」「これに決めたら自分は周りからどう思われるか」ということが長いこと基準になっていた気がします。そういうものを基準にしていたのは、自分では正直「どうやって決めたらいいのか」が分からない状態にあったからでした。もちろん好きなものや嫌いなものはありますから、好き・嫌いで選べるものは簡単に選べますが。

自分で決めているが軸がない

なんとなくで決めたことは、続かなかったり、困難に直面した時に耐えられなくなったりしていました。これはどういうことなのでしょうか。表向きは自分で決めていても、そこに確固とした軸がなかったからなのだと思います。

「自分で決める」ために必要なこと

現在読んでいる本「自分の軸で生きる練習 オックスフォード・国連で学んだ答えのない時代の思考法」(大仲千華 著/大和書房)には次のようなことが書かれています。

・転職やキャリアを考える時に、条件やメリット・デメリットを考えることは一つの大きな判断ポイントになる。しかし、それだけでは「自分で決める」ためには不十分。
・誰かにとっては幸せな選択が自分にとっても幸せとは限らない。
・人生の優先順位や価値基準は人によって違う。

大変な作業

この本の著者は、元国連職員として様々なポストについてきました。国連では職務が多岐にわたるため、部署、部門、勤務地、勤務先の機関、職務分野・・などが変わることは当たり前のようにあったそうです。そしてその都度「自分で決める」必要があり、毎回「どうして自分はこのポストに最適で、ここで何ができるのか?」ということを明確にする作業をしてきたそうです。

そのような作業をするのは大変だった。
・希望のポストに応募する時、自分で応募してなぜ自分はこの職種に就きたいかを毎回面接で訴える。
・自分から応募しているので、大変なことがあっても簡単には辞められない。
・その代わり大変なことがあっても何とかしてみようと思えた。

自分で選び、自分で決める

著者の経験談から、「自分で決める」って実は大変なことなんだな・・と思いました。大変ではありますが、この著者の体験談は自分の軸を見つけるためのヒントになりそうですね!

まとめ

より良い人生にしていくために、自己決定の影響力を理解し、自己決定には軸があることが大切であるということを改めて感じました。その軸は人によって違うということも大切なポイントです。また、自分では「自分の軸」だと思っているものも実はそうではないかもしれない・・次回はそんなことを記事にできそうかなあなんて思います。

これにて100日チャレンジ6日目達成!明日で1週間達成となります。いつもいいねやスキ、感想、応援メッセージなど、本当にありがとうございます!引き続きどうぞよしなに。


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