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好き(スキ)のない女

「恋を何年休んでいますか」

そんなタイトルのドラマが流行った数年前、まだ私が恋を一度も休んでなかったあのころ。

恋愛しない時期が自分に来るなんて一ミリたりとも思っていなかった。

常に好きな人が目の前に現れて、20歳前後でベルトコンベアに乗るかのように結婚するものなのだと思い込んでいたあのころ。

人を好きになると言う事がこんなにも頭を使う事だとは

いや、頭なんて使わなくていいものなのに、比べる対象が多くなりすぎて、わからなくなって来ているのかもしれない

言葉で好きと伝えることも、「好きなんじゃないか」と思わせぶるようなスキも、めっきりなくなってしまっていることに気がついた。

選り好みをしているつもりはなくとも

自分なりのスタンダード(一回目のデートでは寝ないとか、どういうお店だったら好印象とか、あらゆる演出の仕方とか)が出来てしまったからだろうか。

それも今までの経験があるから出来ていたもの。

経験は経験値となり、確かに何かを見極める一つのポイントになることは確かだ。

だからといって、経験で全てを語るようになってしまったら、初恋のころのようなただ純粋に好きという気持ちとか、一緒にいると楽しいと思える気持ちとか、そういうものが全く関係なくなってしまうのか。

それはそれで寂しい気もする。

経験値からだけじゃなく、パッションで好きになって、スキを作って、純粋に恋愛を楽しみ、恋を休まず行き進もうと思うのでした。

注)内容とドラマは関係ございませんでした。あしからず。。

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