【カコメンのみなさまへ】オンライン読書会の報告(6月の回)
オンライン読書会を開催いたしました。
年度始めは何かと落ち着かず、少々間が空いてしまいましたが、久しぶりによりこさんとお話ができ、初めましてのりょうさんも参加してくれて、開催してよかったです。
今回紹介された本について。
りえ:トーヴェ・ヤンソン『ムーミン谷の仲間たち』
私は最近ムーミンシリーズを読み進めているのですが、ムーミン谷にはいろんな仲間がいて、自分や子どもたちに似ていると思う点などを話しました。この本には短編が9編収められていますが、「世界でいちばん最後の竜」はがっつりどっぷりめっちゃ恋愛の話なんだよ!って話をしました。
よりこ:語り手・姉崎等/聞き書き・片山龍峯『クマにあったらどうするか』
アイヌ民族最期の狩人、姉崎 等さんが「クマ撃ち」としての自らの体験からクマの習性やクマに出逢ったときの対処法を語った本。よりこさんからこの本が紹介されたのは意外な気もしましたが、道民にとって昨今のヒグマニュースは無視できませんからね。ヒグマ界隈(界隈?)には少々縁があるので、読んでみたいと思います。聞き書きというのも面白そうです。
りょうさんは、今回は本の紹介はなく所用で途中退席でしたが、また機会があればぜひ参加いただきたいです。どんな本がお好きなのでしょうか。最近カコタム始めたよって方にこの読書会に興味を持ってもらうには、どうしたらいいでしょうかねー。
りょうさんが退席された後、よりこさんと、ボランティアで出来ることとバイトで出来ることの違いや、ボランティアを自分のペースで続けるコツ、お互いのカコタム活動の近況など、しっぽり話せて楽しかったです。
また来月も開催したいと思いますので、どうぞよろしくお願いしますー。
以下、「世界でいちばん最後の竜」について少し。
ムーミントロールと竜を巡って、ムーミン一家に何度か沈黙が流れるのだが、それが本当にホラー。肝が冷える。これは怖い話です。
ムーミントロールに対し事実を隠し嘘の絵を示したスナフキンに、ムーミントロールは「気づかないふり」をする。だけど、ムーミントロールは嘘は言っていない。だけど、スナフキンと共犯関係を引き受ける。もうーー!なんだかなーーー!!赤い浮きなんて二人で見ちゃってさぁー明日どんな顔して釣りするんだよぅーーって思ってたら、挿絵があった。