歴史ワークを中学生と一緒に話しながら、わからないところは教科書に戻りながら解いていた。秋から歴史分野に入ったようで、このときは歴史ワークの最初のページを始める機会に立ち会えた。 「金印」というものがありますね。こういうの。 低クオリティ過ぎるので、ウィキを貼ります。 今回、このイラストを描くために検索したら、金印偽物説があることを知りました。へ~。 「論争があるからこそ研究が深まり、新説も生まれてくる」、歴史って硬直したイメージがありますが、そういうものでは
小学四年生の算数を、先生に付いていただき学んでいて、毎回「なんで私はこんなことを???」と思いながらzoomを立ち上げるのだが、「なんで」かはハッキリしている。「小中学生の算数・数学を教える力の向上」が目的である。 目的はそうなのだけど、それは自分のアウトプットに関するもので、私の内側に関することだと、もっと算数や数学がわかりたい、知りたいということになる。 わかりたい、知りたいというのは、例えばどんな問題でも対応できるとか、共通テストの問題を解けるようになりたいとかい
宮本輝『春の夢』 積読本というほど積んではいませんでしたが、読みました。とてもよかった。現代文講師の宗先生がきっかけで読んだので、宗先生をもっと好きになってしまいました。 読んで本を閉じたときに、本当に良いタイトルだなあと。このタイトルがこの結末を呼んだのでは。 若者はいつでも理不尽な負債を負っている。哲之と母親は、死んだ父の残した借金を背負い、そのために家族別々に潜むように暮らすことになる。理不尽な負債が、ずっと哲之に暗い影のように付き纏っていて、それがある種の老獪な
出張と本 そう多くもない出張の機会が2件立て続き、前後の仕事の調整やなんやかんやで忙しかったが、無事通常運転に戻った。 どちらも電車・バスや飛行機での移動だったので、自分で運転する必要がなく、移動中の読書を楽しみにしていた。1件目の出張は、直前まで持っていく本を迷っていて、見事にカバンに入れ忘れたため、移動中はショックを受けながらnoteの記事を読んだり書いたり、仕事の資料を眺めたり、ウトウトしたりしていた。ちなみに、私は移動中にイヤホンをすることは滅多にない。 2件
小学四年生の算数を、先生に付いていただき学んでいるのだが、この日も「なんで私はこんなことを???」と思いながらzoomを立ち上げていた。 言い訳だけでもないのだけど、平日夜なので起床から16時間近く経過し、私の脳みそは大層お疲れである。よって真顔で「億の次の位って何でしたっけ?」と質問したり、ゼロの数の間違いを連発していて、それをいい感じに力が抜けていると前向きに捉えるしかない。私の起床16時間後は、酒酔い状態と大して変わらない。 ここからは小学四年生算数の教科書「一
積読本を我が家から6冊集めてきて、その中の1冊を読んだら次の6冊をまた集めてくるということを、このnoteを使ってやってきた。今回で4回目なので、これまでの15冊と、この6冊が自分の積読として把握できたことになる。 この調子で続ければ、自分の蔵書が把握出来るはずである。積読本があとどれくらいあるかは自分でもわからない。 嶋﨑尚子 西城戸誠 長谷山隆博『芦別 炭鉱〈ヤマ〉とマチの社会史』 積読歴:2カ月くらい 買った場所:寿郎社のネットストア きっかけ:縁のあった土地な
親が何気なく言い、大したことでも無いのに忘れられない言葉がある。そのひとつが、私が7歳くらいの頃に母から言われた「◯◯(私)は白が似合わないね」である。 私は白が似合わないんだ…としょんぼりした記憶がある。それが理由でも無いが、三十代まではあまり白を着なかった。母に全く悪気は無いし、実際、自分でもあまり似合ってないと思っていた。 母は、幼少の私には「ボケた色が似合う」と言っていて、上の妹には「鮮やかな色」、下の妹には「何でも似合う」と言っていた。 小さい頃の私は、真
一人で出来る悪事はタカが知れてると思う。タガが外れてる悪事には二人目?二番手?がいる。怖くて止められなかった…はそりゃそうだろうが、一人を孤立させなかった二人目のヤバさに、私たちは粛々と向き合うしかない。二人目表に出ろって思う。私たちは日々最前線で二人目にならないように戦ってる。
自分の積読本の把握に努めている。 努めているのは把握であって、積読本の消化ではない。よく考えると、本の消化って面白いですね。 私の言う積読本は、我が家のそこかしこにある未読本(参考書は除く)です。 米原万里『魔女の1ダース』 積読歴:8年くらい 買った場所:市内の古本屋 きっかけ:米原万里さんは、大好きで尊敬している。この本はたしか大学生の頃に図書館で借りて読んだ。古本屋で見つけて、手元に置いておこうと思って購入した、のだろう、全く覚えていない。本に古本屋の値付けの
小学四年生の算数を、先生に師事し学ぶことになった。 経緯は省くし、ちゃんと了解はしているのだが、とはいえ自分でも「なんで???」と首を傾げている。私は、夏の終わり頃から始めた現代文の勉強もあるし(それも「なんで?」と言えばそう)、仕事もそこそこ(自分比)忙しいのに、定期に算数の勉強が入ってしまった。 ここからは小学四年生算数の教科書「一億をこえる数」の単元を読んだ&学んだ感想です。 一億をこえる数 小学四年生で一億を超える数を学ぶ。教科書本文に登場するのは兆の位
読書会に参加した際、ある方から柿本人麻呂の和歌が紹介された。この日のテーマは好きな俳句や短歌だったのだが、万葉の和歌の「見る」の面白さを教えてくれた。 妻と別れて都へ上る別れの辛さを詠んだ歌とのこと。 山道の黄葉した葉が激しく散ると、来た道の先の妻の家が見えなくなるから、散らないで欲しいと、秋山の黄葉へ呼びかけている。 読書会の最中は、勘違いをしていて、「秋の山の黄葉した葉よ、もうしばらく散り乱れないでくれ、妻の居る辺りが見えてしまうから」だと思っていた。黄葉が強
お世話になっているボランティア団体には、とある素敵企画があるのだが、「同じボランティアの方々に、その企画の楽しさ・良さを広く知っていただくべく、企画経験者の視点から文章を寄せて欲しい」という依頼が、団体の運営側(とはいえその方もボランティア)からあった。その企画はとてもいいし、是非多くの人にやってみて欲しいと前々から思っていたので、よし!と気合を入れて文章を作成した。 私が担った企画の流れを具体的に示しつつ、いろいろな方がいるので多くのフックをつけて、複数人に依頼してい
自分の積読本を把握出来ていないので、こんな記事を書きました。 上の6冊のうち、一冊を読んだので次の6冊を選り分けました。 筒井康隆『時をかける少女』 積読歴:10カ月くらい 買った場所:市内の古本屋 きっかけ:「売り上げは地震の被災地に寄付」コーナーにあったので。(コーナー以外から買った数冊の本も家のどっかに積まれている) 三浦綾子『塩狩峠』 積読歴:2年くらい 買った場所:市内の古本屋 買ったきっかけ:読書会で大学生から紹介され、その時の「読んだきっかけエピソ
新しいおうち 大きな庭のあった近所の家が壊され更地になった。 私の町内は、一軒家が壊されたら大概アパートが建つのだが、どうやら個人のお宅が建つらしい。みるみるうちに新築の家が出来た。あっという間だ。 日中は勤めに出ているので、建築の細かな過程は見えなくて、朝と夜に大工さんの一日の仕事を見るだけ。急に柱が立ったり、壁が出現したり、コンクリートが敷かれたりする。どうやら、この家に庭はない。 驚いたのがドアのデザイン。思いがけない色とテクスチュアで、最初は「何でこうなった
文学フリマ購入品の一部の紹介です。 文フリで、忘れかけていた自分の好きなものと出会い直しました。 山を買う 森の出版社ミチクルさんの発行。 小学生未満の頃だと思うけど、丘があって花が咲いていて小川が流れて動物がいて小さい家がある、そんな自分の理想の庭の絵を何枚も描いた記憶があります。それを思い出しました。 これしちゃったらどうなっちゃうのー???みたいなことで、やっちゃうことが、大小あれど人生にはあると思うんです。 廃材もらって小屋でもつくるか この本、
家には多量の積読があり、積読本数は右肩上がりで記録を更新し続けている。 「自分の持っているモノの量を把握する」ことが、スッキリとした生活に大切なことは一定理解しているのだが、私は自分の積読本を把握出来ていない。すべて本棚に収まっています!なんてことになっていないからである。小さい本棚には収まりきらず、三段ボックスやら衣装ケースやらよくわからない箱の中とか、何だかいろんなところにある。 簡単に手に届くところにあった積読本6冊を選り分けて、この中から2024年内に1冊は読