りえ

趣味で学習支援のボランティアをしています。ボランティアでのアレコレや、読んだ本のことな…

りえ

趣味で学習支援のボランティアをしています。ボランティアでのアレコレや、読んだ本のことなど。 noteを読んだり書いたりは、わりとよくしていますが、管理やチェックはほとんどしていません。

最近の記事

書店の条件

 夏休みに、荻窪のお気に入りの場所を再訪して来た。  路地裏の一軒家で「読書するための居場所(カフェ)」。 2階はギャラリーになっていて、たくさんの本が本棚に収まっており、その本を購入することも出来る。また此処で本を読むことが出来て本当に嬉しい。美味しいお茶とマフィンと読書の時間を摂取して充電。  以前、読書仲間が紹介してくれて、頭の中の「買う本リスト」にあった本があったので購入した。旅先なので帰りの荷物が重くなるが仕方ない。  買ったのは「『その他の外国文学』の翻訳者」

    • 現代文の勉強

       学習支援のボランティアで、高三の受験生に共通テスト現代文の勉強を単発でサポートすることになった。  ふだんの教室では中学生までを対象としていて、国語の読解を手伝う場面は少ない。学校の課題や授業で分からなかった点をサポートすることが多いので、数学や英語が多い。  最初に話を聞いたとき、高校三年生を単発とはいえ受け持つのは荷が重すぎじゃないかと思いつつ、秒で断るのも如何なものかと思っていた。「ムリ!って言う前にちょっとは考えようよ」と昨日子どもに言ったばかりだし。  勿論ムリ

      • 【本】カラフル

         中三の子が読んでいるというので、以前から感想会しよ!とお誘い(お願い)していて、やっと実現することが出来ました。 森絵都『カラフル』  1998年刊行。私もね、初めて読んだのは貴方くらいの歳でしたよ。  子どもと二人で感想をお話しできたのは、学習後の30分程度でしたが、超幸せでした!  どんなふうに進めたら話しやすいかなあと思って、いろいろ考えていきましたが、「どこが面白かった?」で充分でした。「本、特に小説を読むのは得意ではない」とだいぶ前に聞いていたのですが、心配す

        • 喫茶店の話

           喫茶店では滅多に写真を撮らないので、記事に愛想がなく忝ない。 オフィス街の喫茶店 場所:役所の近く 時間:平日昼  近くの役所で手続きする用事があり、初めて入った。扉を開けると、昼時だったこともあってそこそこ混み合っている。「相席いいですかー」と聞かれて了承したが、相手の方は了承しているのだろうか。相席は久しぶり。  携帯をいじりつつ、隣席と斜め後ろの会話が何だか非常に気になる。ナマモノというか生き物というか本物というか。  別に変なことは言っていないし、取立てて他人に

        書店の条件

        マガジン

        • かんがえる・こうどうする・たのしむ カコタム
          234本
        • オンライン読書会の感想
          13本
        • カコメンオンライン読書会
          18本

        記事

          夏の思い出

           念願のコントのライブに行って来ました。私は今も昔もミーハーなのですが、この歳になって初お笑いライブ。そもそも芸人さんのファンになるのも初めて。 公民館  会場が公民館だった。靴箱に靴を入れて、開いている襖から入ったら、前の方にYouTubeで見たことある人(ご本人)がいらっしゃって、どうやらご本人に入場料をお支払いするらしい。並んでいる椅子の半分ちょっとが埋まっていて、見た感じ幅広い年齢、だいたい同じ男女比、一人来場も結構いるっぽい。私はミーハーらしく最前列の端に座りま

          夏の思い出

          数Ⅰの勉強

           学習支援のボランティアをしてはいるが、教科の内容に習熟しているかというとそんなことはない。教室では中学生までを対象としていて、いちおう何とかやっていた。いちおう。  ところが、担当していた子どもが高校生になり、引き続き一緒にやっていくことになって、とうとう腹をくくらねばならなくなった。数学の勉強である。高校数学は本当に忘れている。  私の忘れっぷりは ↓↓こちら↓↓  とはいえ、そこそこ忙しい身。一日90分の5日間で、数Ⅰを到達出来るところまで詰め込むことにした。自分の数

          数Ⅰの勉強

          最近の出来事 7月

          プロジェクト・ヘイル・メアリー  以前に自分が主催した読書会に参加してくださった方と、今注目の作家さんがお勧めしていたので、絶対読もうと思っていた。ようやく読めた。  最初は、状況を正確に読み取ろうとしてじっくり読んでいたのだが、早く続きを読みたいのに全然読み進められなかったので、途中から正確な状況把握を諦めてどんどん飛ばして読んでいった。だって船の何処がどうとかより、とにかく続きが気になるんよーー。なので、読んだとは言い切れないと思う。それでも!すっごく面白かった。友への

          最近の出来事 7月

          自分らしい服装

           私の一番自分らしい服装は、少し大きめのパーカーに柔らかいスカート或いはワンピース、足元はスニーカーのスタイルである。私服だった高校時代にほぼ確立し、大学生の頃に古着のワンピースが加わり、今に至る。変わったのはスカートの丈くらいで、実際、高校生の頃から着ているスカートや、大学時代を過ごした街の古着屋で買ったワンピースやパーカーは今も着ている。一時、敢えて華奢なヒール高めの靴を合わせるのが自分内で流行り、色々履いたが結局足が痛くなり止めた。身体大事。  職場では誰の記憶にも残ら

          自分らしい服装

          【本】童話のチカラ

          あまんきみこ『車のいろは空のいろ 白いぼうし』  読書会で、娘さんの教科書に載っていたことをきっかけに読んだという方から、紹介がありました。  読んでいる間、この本は私をお話の世界に連れて行ってくれました。童話の力を思い知り、自分がその力に触れたのがずいぶんと久しぶりであることに気がつきました。紹介してくださった方、ありがとうございます!  『車のいろは空のいろ』シリーズは、タクシー運転手の松井さんが、不思議なお客さんと出会うファンタジーです。娘さんの教科書に載っていたの

          【本】童話のチカラ

          『関心領域』観ました。 エンドクレジット中の音楽が、悲鳴にも雑踏の話声にも聞こえて、どちらの中にも自分が居る気がしました。

          『関心領域』観ました。 エンドクレジット中の音楽が、悲鳴にも雑踏の話声にも聞こえて、どちらの中にも自分が居る気がしました。

          なんか出来ない

           「子どもが問題を解いている間、自分は何をしていたらいいですか」  学習支援のボランティアに新しく加わったメンバーが、先輩メンバーに質問している場面に出くわし、そうだよね、聞いておきたいよね、と内心思いながら背中で聞いていた。  訊かれた先輩メンバーは、「私は大丈夫そうなら、割とじっと見るよ」「ここの子どもたちは、解くところを見られること、あんまり気にしてない感じがする」「見てたら嫌そうにノート隠す子も時にはいるね」など答えていて、新メンバーの不安を解こうとしていた。  

          なんか出来ない

          【読書会感想】何度も読む本について

           毎月楽しみにしている読書会の今回のテーマが「後世に残したい本」だったので、私は同じボランティアをしている(年齢的)後輩におススメしたい本を紹介しました。  毎回、テーマを自分なりに真剣に考えていて、「後世に残したい」が「後輩に勧めたい」になったのも、私なりに理由はある。とは言え、聞き手の興味関心を考えながらも、やっぱり結局自分のしたい話をしている気もします。その意味でも、この読書会での選書はプレゼント選びと似ている。  この読書会では、「だいたいの年齢」「雇用されている人

          【読書会感想】何度も読む本について

          不調の素

           自分の至らなさに気づいて辛い出来事があり、生活に低調な波がずっと響いていて調子が悪い。  村上春樹が「人に傷つけられて辛い」という悩みに、「傷ついたことより自分が人を傷つけたことの方が長く尾を引くから、あなたが誰かを傷つけたのでなくてよかったね」というようなこと(十年以上前に読んだ私の記憶です、もっと繊細な言葉だったが思い出せない)を答えていて、まさにそれです。私の言動が人を傷つけてしまったことに気づき、あとから考えるとそれはあまりに無神経だったことが明白だが、やってみる

          不調の素

          【自分メモ】ボランティア後に振り返って、「ああ言えば良かった!」と思うことがあるが、数時間後に「ああ言えば良かった」と思うくらいのことは、その時も思いつけたはずで、何故その時思いつけなかったのかを思い出して分析することが大事。そこにあるのは失敗だけとは限らない。

          【自分メモ】ボランティア後に振り返って、「ああ言えば良かった!」と思うことがあるが、数時間後に「ああ言えば良かった」と思うくらいのことは、その時も思いつけたはずで、何故その時思いつけなかったのかを思い出して分析することが大事。そこにあるのは失敗だけとは限らない。

          最近の出来事 5月

          喫茶店で  喫茶店の4人掛けテーブルで一人で読書をしていた。二人連れのお客さんが入って来たので、そろそろ出ようと席を立ち、帰り支度をしかけたら、 「気を遣わなくて大丈夫ですよ、向こうのテーブルを片付けますので」 と店員さんが声を掛けてくれた。  お言葉に甘えてもうしばらく居ることにしたのだが、私はとても驚いていた。つい先ほど来店したというのなら分かるけれど、私はランチを食べ食後のコーヒーもすっかり飲み終えていたからである。それなのに、あんな風にわざわざ言葉を掛けてもらえると

          最近の出来事 5月

          大人になる

           ヒットアンドブローというゲームを教えてもらった。  0~9の数字を一回ずつ使い、決めた桁数の数をオヤが作る。コはその数字を予想し、桁と数字が当たればヒット、数字が当たっても桁が違う場合はブローで、その数がそれぞれオヤから示される。コはヒットとブローの数から、オヤの作った数を当てるゲーム。    学習時間の合間に子どもと一緒に遊べるということで教えてもらったのだが、PCのプログラムで何度か遊んだところ、イヤな仕事の合間に脳を休めるのにちょうどよいことが分かった。このリラックス

          大人になる