見出し画像

【グローバルスキル①】Get to the point 簡潔に話すスキル

英語を話すときに、語学力の部分は置いておいたとしても、意識して話さなければいけないところの1つに、

論理的に話す

と言うところがあります。

ただ論理的に話すだけではなく、なるべく簡潔にまとめると言うことで

Get to the point (簡潔に話す)

と言うことが大事になってきます。

私はこの食べ物が好き     です。
私はこの食べ物が好き     ではありません。

文法的に日本語ではこのように最後まで聞かないと肯定文か否定文かわからないところがあるのですが、それに対して英語ではまず先にイエスなのか、ノーなのか、文章の最初のほうに来ますよね。

I like this dish.                      この料理が好きです。
I don’t like this dish.             この料理が好きではありません。

英語の文法の順番がただでさえ逆なので、それをまず持ってきたうえで、次なに話すんだっけ、と、良く頭の中でイメージしてからじゃないと、文章の構成がしづらいかと思います。

普通の会話ならまだしも、緊急の場合、精神的にどぎまぎしている時や、緊張・興奮している時などは余計に何言ってるかわからない英語になってくる可能性が高いと思います。(まだ英語レベルがそれほど高くない時は特に精神的についてけないですよね)

仕事をしている上で、ホウレンソウなシチュエーションになった時、上司に現在のプロジェクト内容を簡潔に特に問題が起こったときにどうやってまとめて話せるかと言うところがコミニケーション力の中でも大事なポイントだと思います。(日本語でもきっとそうですよね)

クラブハウスのような雑談部屋でもそうですが、誰かが話したことを要点をまとめて話す、特にモデレーターをしていると質問者の内容を噛み砕いて簡潔に他の人に伝えたりしなければなりません。

ダラダラと回りくどくいろんな背景を話し出すと話も長くなり、結局この人何を言いたいの?と言うふうになってしまいます。

なので私なりにこれを意識すれば簡潔に話せる(get to the point)っぽい話し方ができるのではないかとコツをリストしてみました。

1. 話したい内容のまず全体像を自分の脳裏に浮かべてみる

話し出す前に、内容の全体をつかむことで、事の重要度・はしょる部分はどこか、を瞬時に見極めます。

2.その中から本質となる結論の文章を抽出し、それをまず先に述べる

全体の中から重要なポイントを抜き出す作業です。

3. 必要なとるべき行動の動詞キーワードを見つける

『アクション』動詞が何かを見極める。相手にとっては『で、何をするの。してほしいの?』の部分が見えます。特に主語が誰なのかを明確にする。

ここで長い話の合間にI think....とか言うと、話のスピードが遅くなる。

ちなみにその場であなたの考えや気持ちを述べるよりもやるべきアクションを明確にするほうが双方にとって時間の節約になります。(忙しい人はあなたの考えや気持ちを聞いてる暇はない。聞かれたときには言えるようにはしたほうがいいけれど。)

例)
I think we should do plan A.
We should do plan A.

この例を見てもらえるとわかりますが、説得力の違いがお判りいただけますか?I think...と気持ちを言っている時点で、ワンクッション置いた形になりますよね。

なぜか?あなたがその仕事をしているのは、その専門性があるから。その専門家としてのコメントをするのであれば、その話している内容に自信をもっていって回答すると説得力が生まれます。

ここ一番の重要な報告や決断を迫られた場合は、自分のポジション(専門性)を意識してこそ、あなたがその仕事に就いている価値を見せることができるのです。(外国ではその辺アピールポイントになります。)

4. 話す相手に何をして欲しいのかをはっきり伝える

○○してほしい。の部分の動詞とかを充実させると、相手に協力してもらえる可能性が増える。

Can you please confirm/find out/let me know/investigate/tell/agree (内容を入れる)...?

という感じで、ぜひ何の行動を促す動詞をいれるかを意識してコミュニケーションしてみましょう。

グローバルにお仕事をする方、海外の人との仕事のやり取りで、英語でも自分のコミュニケーションしたい内容がよりきちんと伝わりますように🙏

アイクマン理恵の無料セミナー情報・グローバルスキル関連の情報を受け取りたい方はこちらの公式アカウントに追加してくださいね。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?